
ふははは。とうとう私のPCがCatalinaになったよ!アン君よ!

えっ?今頃ですか?だいぶ前にリリースされましたよね。

実はトラブっててな。くじけかけてたんだよ。それをなんとか解決したってわけさ。せっかくだから記録に残しておくよ。
OSx86はつらいよ(ToT)
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
OSx86/HackintoshPCをメイン機で使って一年以上経ちました。ずっとOS10.14Mojaveでして、システム設定を開くといつもアプデ催促が来るのですが更新できませんでした。
というのも、更新がうまくできなかったからです。いま思えば全くの勘違いをしていたわけですが、、、。トラブったら面倒だなぁと後回ししてたら1年も立ったわけです。面目無い・・・(´;ω;`)。
それで年末休みに意を決して挑んたのですがドロ沼に。それがヒョンなことから解決したのでレポートしておきます。
OSx86/Hackintoshとはなにか知りたい方は下記リンクからどうぞ。
過去の関連記事はこちらから。
【OSx86/Hackintosh】初心者がいきあたりばったりで作った自作PCでMacOSを動かす夢を見た話
【OSx86/Hackintosh】中華ノートPC:Xiaomi mi notebook 12.5でMacOSを動かす夢を見た話
また今回の目的のMacOSX10.15 Catalinaの特徴をまとめておきます。
- なんと32bitアプリがサポート外に。Adobe CS6やOffice 2011などが動きません。
- iTunesが解体。TVやミュージックアプリ登場。
- iPadを2台目のMac用ディスプレイとして使えるように(Sidecar)
アップデートできない!

通常のMacOSではインストーラーをダウンロードして、アプデを試みたとき、インストーラーが途中で再起動を行います。この時OSx86ではいったんCloverブートローダーが起動するのですね。
それでブート先に「もともとMac OSが入っていたSSD」を選択すると、インストール画面にならず、何者変わずに通常起動するわけです。???ってなりますよね。ここで大きな間違いをしているわけですが・・。
仕方ないので、新規にUSBメモリにインストーラーを入れて、USBメモリから起動を試みるのですが、なぜか立ち上がりません。EFIが原因かと思いいろいろとCloverで設定をいじってみるのですが、まったく変わりがありません・・3日ほどやってくじけてしまいました。
その二週間後、グラフィックボードを新しく導入したので、再度Catalinaのインストールを試みたのですが、このときにいろいろと調べていてBoot Mac OSさんのあるページを見ていると、ブート先の選定のときに「Boot macOS Install from XXX」を選択と書いてあります・・・。
????!!!何!!
よくよく考えると、通常ブート先の項目にいつのまにかに「Boot macOS Install from XXX」という項目ができていたのですが、他にもRecoveryやPrebootなどできていたので、その一つだと思い、深く考えていませんでしたが、こいつが原因でした。

もともとのSSDを選択するのではなく、インストール用の項目を選択すべきだったのです!!!!ああー。
いや、もちろんこれまでも「Boot macOS Install from XXX」の項目からブートをかけたことはありましたよ。
ただこいつ途中でブラックアウトするんですよ。なのであぁ駄目なんだなと思い手動で再起動かけてました。
ところが、30秒ほど待つと、なんとインストール画面に移動するではないですか!!!
そうです。私に足りなかったのは忍耐力でした_| ̄|○。
その後、無事インストールできたのはいうまでもありません・・・・。

これは果たしてOSx86初心者あるあるなのか。それとも私が阿呆なのか。

うわー。大変でしたねぇ。きっと所長の失敗を参考にしてくれる人がいますよ。
EFIデータは差し替えましょう!
MojaveのときのEFIデータで起動を試みましたが、案の定、ブラックアウトでした。
そこでいつもお世話になっている下記のサイトからEFIをダウンロードさせてもらい、起動したところ全く問題なく動きます。いまのところ不具合はでていません。
ただし少しでもKextをいじるともう起動しなくなります。
ちなみにi5 8400+MSI H370+Radeon 570環境です。
Catalinaさんそりゃないよ。32bitアプリが対象外に
さてさて。苦労してアップデートしたOSx86マシンですが、なんと今回のCatalinaさんから、32bitアプリが動作しなくなっているではないですか!
いや、もちろん事前に警告がありましたよ。古いアプリが動かなくなる可能性があるって。でもどのアプリが32bitだとかいちいと覚えてるわけないじゃなーい。
ちなみに筆者は昔から愛用していたAdobe CS6が動かなくなってしまいました・・・。サブSSDにHigh Sierraが入っているのでそちらから起動すればいいのですが・・・。
もう一つ、これも昔から使っていたMS Office for Mac 2011も動きません。まぁこれはそろそろ見切りをつけようかなと思っていたのでさほどダメージはありませんが・・。
その他不具合情報はこちらのサイトをご参考。

Machintoshはいつも切り捨てが早い・・・。最先端を進んでいるとも言えるが・・・
まとめ:ときには基本を見直そう
まぁこんなトラブルも楽しんでこそOSx86/Hackintoshって感じですよね。
さまざまなトラブルが起こりますが、ときには基本を見直すことも大事だと思い知らされました。
みなさんもトラブったときは、もう一度基本事項を確認してみてください。私が言えた立場でありませんが・・・

以上、かんたんにレポートしてみた。参考にしてくれたら嬉しいぞ。

皆様も十分注意して、OSX86ワールドを楽しんでくださいね。
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