【OSx86】自作PCでMacOSを動かす夢を見た話【Mac OSインストールはつらいよ編(後編)】

マーロウ

ようこそガジェット探偵事務所へ。中古PCにMacOSを載せてウハウハするはずが、結局自作PCを作ることになりものすごく苦労する夢を見た話の後編。Mac OSインストール編だ。

自作PCをHackintoshに

前編ではいきあたりばったりでハードを揃え、なんとかWindowsを動かせるまでになった話を紹介しました。今回は本番のMacOSインストールで苦労する夢を見ましたので紹介したいと思います。前回の記事はこちらから。

【OSx86】自作PCでMacOSを動かす夢を見た話【行き当たりばったりハード編(前編)】

主要ハード構成は次の通り。

  • CPU: Intel i5-8400
  • マザボ:MSI H370 ATX
  • グラボ:iGPU

毎度のことですが、Hackintosh記事は専門用語のオンパレードですので、詳しい説明は省略させていただきます。

Mac OS 10.13 High Sierraをインストール

Hackintoshの手順は下記の記事で少し書いています。いろんなサイトに説明があるので省略させてください。

【OSx86】中華ノートPC:Xiaomi mi notebook 12.5でMacOSを動かす夢を見た話

まずUSBメモリにターミナル経由でインストーラーを作り、Cloverでバニラな状態で起動を試してみましたが動きません。

そこで今回はHackintosherで配布されているHigh Sierra用のEFIを用いたところうまくいきました。

このときCloverでSMBIOSの設定をiMac 14.2または18.1にしないとiGPUで出力できませんでした。

MEMO
リクエストが有りましたので筆者が動かしている環境のEFIを下記にアップしました。使用に際しては自己責任でお願いします。(2018/12/20)

書いてみるとあっという間ですが、ここまでグラフィックカード問題(前回の記事で書きましたが、結局Nvidia GT1030から出力できずiGPUで出力することに)とEFIを適合させるのに50回近く再起動してます…(T_T)。

さて、なんとかHigh Sierraをインストールすることができました。Wi-FiはいちおうHackintosh対応のアダプターを装着していたので、ドライバーを入れなくても可動しています。ネットに繋ぐことができました。Bluetoothもアダプター装着だけで動いています。

音声もAppleALCで動いているようです。問題ありません。

ただしばらく放置しておくとカーネルパニックでシャットダウンすることがときどきあります。また「スリープしても自動的にシャットダウン&シャットダウンしてもすぐに再起動」問題が発生しています。

MacOS10.14 Mojaveにしてみる

このシャットダウン問題の解決には時間がかかりました…。途中で嫌気がさして、Mojaveにすれば治るのではないかという妄想に取りつかれ、別ドライブ(M.2に増設したNVMe)にMojaveをインストールしてみました。

ここでさらなるトラブル。USBメモリのMojaveインストーラーから起動しても途中でフリーズしてしまいます。どうもM.2に増設したNVMeのSSDと相性が良くないようです(下記サイトを参考)。

マザボ上にあるM.2を外すのも面倒なので最終手段。USBメモリ上にMojaveをインストールし、それをNVMeのSSDにクローンするのです。この方法でなんとかMojaveを入れることができました。

クローンにはCarbon Copy Cloner 5を使いました。

ところが苦労してインストールしたMojave環境でもシャットダウンの症状はかわらず、さらにUSB3が使えないという状況に陥りました。

USB3問題は、Mojaveのバージョンを最新の10.14.1にしたのが良くなかったようです。USBポートのパッチがこれまでのものでは使えなくなっていました。これについてはtonymacx86の下記レポートを参考にパッチをあてて解決できました。

(tonymacx86)Mojave 10.14.1 update lost USB 3.0

Comment: USB Port limit patch 10.14.1 18B45d (credits Ricky)
Name: com.apple.driver.usb.AppleUSBXHCI
Find: 83 FB 0F 0F 83 8F 04 00 00
Replace: 83 FB 0F 90 90 90 90 90 90

やっとのことでシャットダウン問題が解決

そしてシャットダウン問題もInsanelyMacの掲示板を参考に下記の手順で解決しました。

  • ACPHの設定から「Fixes」のFixed Shutdownにチェック
  • EmuVariableUefi-64.efiをインストール
  • OsxAptioFixDrv-64.efiをインストールし、aptiomemoryfixをはずす

いやぁ。書いてしまうとあっというまですが、シャットダウン問題解決に50回は再起動してます。途中、余計なものをインストールして、起動トラブルになること10回以上。本当に苦労しました。tonymacx86とHackintosherとInsanlyMacの掲示板をくまなく探したので、おかげで余計なことまでかなり詳しくなってしまいました。

不要なブート項目を削除

またHackintoshでMSIのマザボを使っている人なんて少ないですね。ほとんどGIGABYTEでときどきASUSかIntel。いやはや参りました。

途中あまりにも強制再起動したためか、変なブートがCloverのドライブ選択画面にたくさんでてくるようになりました。これは下記のページを参考に消すことができます。

ディスプレイの輝度を調整するアプリを導入

ささいだけど面倒な問題で、筆者の環境の場合、Hackintoshから外部ディスプレイの輝度調整がシステム環境設定からできませんでした。そこでLunarというフリーソフトを導入することで、かなり詳細に設定できるようになりました。開発者様ありがとうございます。

Lunarの設定画面

まとめ

最後にGeekbenchの結果を掲載しておきます。まぁそれなりでしょうか。これまでのiMac late2009に比べればストレージがSSD(NVMe)ということもあって激速で快適になりました。

以上、Hackintosh初心者が苦労した記録を残しておきます。どなたかの参考になれば幸いです。Nvidiaのグラボ問題が残っていますが、NvidiaがAppleともめててMojave用のWebdriverが出ていませんので、また後ほどトライしたいと思います。

マーロウ

今回も長い悪夢だったな。まぁ素直にMacを買えばこんな苦労することはないが、その分楽しみも減ってしまうな。苦労した分、振り返ってみると楽しい思い出だ。

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