【HUAWEI honor9】3つのユニークな通信機能・赤外線通信/NFC/HuaweiShareについて

Marlowe

中華スマホメーカーHuaweiのサブブランドhonorのメイン機種honor9のユニークな通信機能について紹介するぞ

honor9の3つのユニークな通信機能

honor9はhonorブランドのフラッグシップスマホ。先日、中国ではhonor10が発売されて超コスパマシンとして話題になっています。国内でもOCNモバイルで投げ売りされていて筆者も思わず購入してしまいました。

honor9のレビューはこちらから。

【HUAWEI honor9】実機レビューその1:開封の儀とファーストインプレッション

さて、今回はそのhonor9の3つのユニークな通信機能ついて紹介したいと思います。

赤外線通信:リモコンとして使える

スマホには通常、Wi-FiとBluetoothという鉄板の無線通信機能が備えられていますが、honor9には懐かしの赤外線通信(IrDA)がついています。ガラケー時代に使っていたあれです。

ちなみになぜ赤外線通信が廃れてBluetoothになってしまったかというと赤外線とBluetoothには次の性質の違いがあるからです。

赤外線とBluetoothの違い

赤外線(IrDA)・・・指向性が強く、データを送る対象に向けて電波を送らなくてはなりません。そう、テレビなどのリモコンと同じです。リモコンはほとんどがこの赤外線通信です。あと通信可能距離が短く1m程度になってしまいます。
Bluetooth・・・指向性は関係ありません。およそ10m以内の距離であれば接続可能。接続相手を事前に決めて(ペアリング)データをやり取りをします。

大きなところは指向性の問題でして、いちいち対象を確認しながらデータのやりとりをするよりもBluetoothでペアリングすればいいんじゃね?となったわけですね。

ところがhonor9はこの赤外線通信機能を持っています。何故にこの機能を付与したのかは不明ですが、これを利用してリモコンとして使うことができるんです。

プリインストールでスマートリモコンというアプリが入っています。これを開くと、次のデバイスが登録できるようになっています。

試しにテレビとエアコンを登録してみました。テレビはTOSHIBAの10年前のものですが問題なく操作できます。

登録したデバイスはこのようにメニュー画面に表示されるので、毎回設定する必要はありません。

Panasonicのエアコンの操作画面。電源ON/OFFのほかに暖房/冷房/除湿の変更、温度設定や風向などもちゃんと操作できます。

この他にNIKONの一眼レフカメラ(D3200)でも動作確認できました。シャッターを切るだけですけど、集合写真取るときや手ブレ防止のときに使えるので結構便利です。これでリモコン買う必要がなくなりました。使うときはカメラ側でタイマー/リモコン設定ボタンからリモコンモードにしておかないと動作しませんのでご注意!

NFC:工夫すれば使えるかも・・

NFCとはNear Field Communication、「近距離無線通信」の意味です。Huaweiのマニュアルによれば次のことができるようです。

  1. カードのエミュレーション: 非接触スマートカードをエミュレートします
  2. 読み取りと書き込み: NFCタグを読み取ります(乗車カードをチャージするなど)
  3. ピアツーピア: 2台のNFC端末間でファイルを共有します。

カードのエミュレーション

エミュレーションとか書かれても日本語として意味不明ですね。調べてみるとICカードやタグとして振る舞う機能だそうです。「おサイフケータイ」はその応用例で、スマホ自体が金銭や電車の切符、コンサート・チケットなどの代わりになるとあります。

と書くと妙な期待をしてしまいますが、日本ではガラパゴスなFelica技術を利用した「おサイフケータイ」なるものが普及していまして、Felicaに対応していないと日本では事実上使用する用途がないのです(´;ω;`)。

Felicaとは?

簡単に言うとSuicaとかIcocaなどの非接触型ICカードのことです。SONYとPHILIPSが開発したNFC技術の一つでFelicaチップを埋め込んだカードをNFCで高速で読み取り、切符や現金として使うことができることはよく知られています。ところがこの技術、日本や香港ぐらいしか普及してないんですね。ですので海外にも流通しているSIMフリースマホには搭載されていないことが多いです。国内メーカーのスマホを購入するとおサイフケータイという名前で搭載されていることがあります。

筆者は先日、Google Payの広告を見て、ひょっとしなくてもhonor9で使えるんじゃないの?と思ってしまいました。しかしいろいろと調べて見た限り、現状ではFelica(おサイフケータイ)対応でないとほとんど使えないようです。

ということで、Felicaを搭載していないhonor9ではいまのところ使いみちがありません(´;ω;`)。

NFCタグの読み取りと書き込み

前述の通りhonor9はFelicaチップ(NFCタグの一種)を搭載していないのですが、NFCの読み取り機能を搭載しているのでFelicaチップを搭載したカードに対して「読み取り」「書き込み」はできるんですね。「書き込み」は楽天Edyができるようなのですが、持っていないので残念ながら確認できません。

「読み取り」についてはGoogle Playから各種の読み取りソフトを選ぶことができます。

全国の ICカード これひとつ

全国の ICカード これひとつ

Mirai Corporationposted withアプリーチ


ICカードリーダー by マネーフォワード

ICカードリーダー by マネーフォワード

Money Forward, Inc.posted withアプリーチ

NFCの設定画面。いかにもタップアンドペイで使えそうな画像があるのですが、これに対応した端末が日本では普及していないという罠でした。

ICカードリーダーで読み取ったSuicaの情報。残高確認できるのはいいですよね。入出場記録も確認できるのでビジネスマンは出張書類の精算に活躍するかもしれません。チャージまでできれば言うことなしなのですが、おサイフケータイに対応していないhonor9ではできません。おサイフケータイ対応機種であればモバイルSuicaでできますけどね。

その他に市販されているNFCタグを使えばいろいろと活用の道があるようです。使ってみていないのでなんとも言えないのですが、工夫次第ではさまざまな動作のトリガー(ボタンのようなもの)として使えるようです。詳しくは下記商品のリンク先の事例を御覧ください。

NFC端末間でファイルを共有

いわゆるAndroid Beam機能です。2台のNFC対応スマホの背面を合わせて置くことで簡単にファイル共有が可能です。事前のペアリングが必要なく気軽にファイル転送ができます。

外出中に友人や家族と写真をシェアしたいときに、不用意に複数枚の写真をキャリア回線を使ってメールで送ったりするとかなりのデータ量を消費してしまいますが、NFCはキャリア回線を使用せず、2台のスマホ同士で専用の回線を開いてNFCで通信するので、データ使用量がかかりません

ただBluetoothと違い、ペアリングしないのでセキュリティは大丈夫なの?と思ってしまいますが、通信可能範囲が10cm程度なので、スマホ同士をかなり近づけない限り大丈夫です。

データ転送の方法は次のとおりです。

  • STEP.1
    送るコンテンツを選択
    送信端末上で、送信するコンテンツ(Webページ、連絡先、画像、ビデオなど)を選択します。共有 > Huawei Beam をタップします。
  • STEP.2
    端末をくっつける
    相互のNFCセンサーが接触するように両方の端末の背面を合わせて保持します。サウンドが鳴り、 共有画面が画面上で縮小されます。
  • STEP.3
    ファイルの転送
    送信端末上の画面をタップすることでファイルが受信側の端末に転送されます。 デフォルトでは、受信されたファイルは ファイル の beam フォルダに保存されます。

さて、ここまで書いておいてなんですが、相手がNFC対応でないと使えないという条件付きの方法なんですね。汎用性の視点から見ればBluetoothで共有する方法のほうが取引できる相手は増えます。

またHuaweiのスマホ同士であれば次に紹介するHuawei Shareを使うという方法があります。

Huawei Share:Huawei同士なら便利

Huawei Shareとは、2台のHuawei端末間でファイルを簡単に共有することができる機能です。Huaweiの端末同士でしか使用できないのが玉に瑕です。 こちらは赤外線でもNFCでもなくBluetooth共有機能とWi-Fi通信を利用してファイルのやりとりを行います。前述のHuawei Beamと混同しがちで紛らわしいですね。

以下にHuawei Share の使い方を簡単に紹介します。

  • STEP.1
    Huawei Shareはどこ?
    ステータスバーを下にスワイプして、通知パネル(クイックアクセスパネル)を開き、Huawei Share をタップします。
  • STEP.2
    Huawei ShareをON
    Huawei Share スイッチをタップします。これによって、Wi-Fi および Bluetooth が自動的に有効になります。
  • STEP.3
    ファイルの転送
    送り手の端末上で、共有するファイルを選択し、「共有 」をタップします。続いて一覧から受信端末を選択します。

  • STEP.4
    受信端末を選択
    受信側の端末で、ポップアップダイアログの 承諾 を選択し、ファイル転送要求を承認します。通知 パネルを開くと、ファイル転送の進捗状況が表示されます。
  • STEP.5
    タイトル5
    デフォルトでは、受信されたファイルは ファイルのHuawei Shareフォルダに保存されます。

Marlowe

以上、3つのユニークな通信機能ついて紹介してみた。筆者自身もまだ使いこなしきれていないが、工夫次第でさまざまな使い方ができるのが面白い。みなさんもぜひトライしてみてくれ。

 

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