【レビュー】LG OLED55B8S|10万円台で購入した有機ELテレビの画質がすごかった話【まとめ】

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

ガジェット探偵事務所へようこそ。LGの有機ELテレビを購入したのでレビューしていくぞ。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png

とうとう我が事務所にも有機ELテレビがやってくるのですね!楽しみです!

有機ELテレビをいつ買うべきか?

現在のテレビの潮流はそれなりの高画質でコスパのよい液晶にするか、発色が素晴らしいが高価格の有機ELにするかの二択です。

数年前に有機ELテレビを店頭で見てその発色の素晴らしさに目を奪われた探偵はいつか有機ELテレビを購入しようと心に決めていました。

ところが、なかなか値段が下がってきません。あと数年すればもう少し安くなってくるのでしょうが、諸事情もあって、今回待ちきれずに有機ELを思い切って購入してみました。

12年ぶりにリビングのテレビを買い替えました。数年前であれば韓国製のテレビを買うなんて想像もできませんでしたが、日本メーカーの凋落は激しいものがあります。

もともと日本メーカーが開発に先んじていた有機ELがいまや韓国の主力製品になっています。国際的な商品になればなるほど競争が激しいということでしょうか。

購入先はAmazon。サイバーマンデーセールで韓国メーカーLGの有機ELテレビが特価で¥169,800(10%ポイント還元)になっていましたのでポチッとやってしまいました。

国産機かLG製か?

日本で有機ELテレビを購入する場合、国内メーカーにするか、LGにするかで大きくわかれます。有機ELパネル自体については国内メーカー(Panasonic、東芝、Sonyなど)の製品もすべてLG製ですので、パネルの違いはありません。あとは操作性だとか映像処理エンジンの性能だとか、拡張性などの違いですね。

2018年末ではLG製品と国内メーカーの価格に実に10万円近くの差がありましたので、アホらしくて国内メーカーは諦めました。

あとはLG製品のなかでどれにするべきか。頭文字「B」がつくのがエントリーモデル。「C」「E」がつくのがスタンダード(LGはプレミアムと呼んでいる)クラス。「W」「G」シリーズがハイエンドラインとなります。

エントリーモデルのBシリーズは映像エンジンがα7なのに対して他モデルは最新のα9を搭載しています。その他、スピーカーの出力や、チューナー数、入力ポート数なども違ってきますが、さほど大きな要素ではないと思います。

映像エンジンの違いは値段の違いほどの画質の差ではないと判断しましたので、エントリーのBシリーズで十分と考えました。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

当時はこのように考えたが、CシリーズがBシリーズに迫る価格になっている場合もあるようだ。価格差が1〜2万円程度ならCシリーズをオススメする。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png

所長…。ひょっとしなくても調査不足じゃ、、、

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

むむむ・・。まぁ今回は人柱ということで・・・。

ちなみにLGのカタログではB8Pが主に紹介されていますが今回買った商品はB8Sになっています。下の図の通りスピーカー性能とスタンドのデザインが異なっています。AmazonのセールはB8Sのみだったので選択の余地なし。

なお一世代前のB7Pと比べると、映像エンジンを始め、各種機能が追加されているのがおわかりいただけると思います。

LG OLED55B8S

画面サイズをどうするか悩む

あとはB8Sシリーズの55インチにするか65インチにするかでかなり迷いました。ベゼルが細いので、部屋の大きさからいえば65インチでも設置できるスペースはあります。実際に65インチのディスプレイをみるとその大きさに圧倒されます。ただ値段に10万円の違いがあるので迷いました。

結果的には55インチを注文しました。これまで使っていた液晶テレビが37インチでしたので十分大型化されたため、家族からの不満もありませんでした。

このあたりは予算と部屋の大きさとの兼ね合いで決定すればよいかと思います。購入には下記リンクをご参考下さい。

製品のスペックと特徴をチェック

実際にレビューしていく前に、基本的なスペックと商品のセールスポイントを見ておきましょう。

画面サイズ 55V型
パネル OLED(有機EL)
画素数(水平×垂直)3840×2160
視野角±178°
外形寸法 122.8×74.9×22.0cm(スタンド含む)
122.8×70.7×4.7cm(スタンド含まず)
本体重量 17.8kg(スタンド含む)
16.3kg(スタンド含まず)
壁掛け可能
消費電力 消費電力〔待機時〕:353[0.5]W
年間消費電力量:204kWh/年
省エネ基準達成率:140%
録画機能 USBハードディスク録画:◯
裏録画/くりかえし録画:◯
Multi HDD:◯ 同時接続3台まで
外付けHDD対応容量:16GB
チューナー 地上デジタル×2
BS・110度CSデジタル×2
高画質機能 倍速機能:可能
画質エンジン:α7 Intelligent Processor
HDR:CINEMA HDR™
シネマモード(エキスパート画質調整):◯
リアルシネマ:◯
デジタルノイズリダクション:◯
高音質機能 サラウンド回路:Dolby Atmos®
音声多重:◯
自動音量調節:◯
実用最大出力(JEITA):40W
スピーカー:フルレンジ+ツイーター:2個/20W
オートサウンドチューニング:◯
Hi-Fiオーディオ:◯
便利機能 ブラウザー機能:◯
ハイブリッドキャスト対応:◯
Miracast™:◯
省電力対応:◯(Smart Energy Saving Plus)
オンタイマー/オフタイマー:◯
首振りスイーベル機能:×
操作ガイド(電子取説):◯
入出力端子 HDMI入力端子(背面/側面):×4(うちHDMI-ARC×1)
コンポーネント/ビデオ入力端子(背面):×1
ヘッドホン出力端子:×1
光デジタル音声出力端子(背面):×1
USB端子(背面/側面):×3(USB2.0対応)
LAN端子(背面):×1
Wi-Fi Wi-Fi内蔵(Wi-Fi Direct対応)
付属品 取扱説明書、マジックリモコン(AN-MR18BA)
B-CASカード、転倒防止用部品

液晶テレビと比べたときに有機ELの方がパネルが薄い分少し軽くなっていると思ったのですが、LG社の同サイズの液晶テレビと比べたときに重さはほとんど一緒でした。消費電力もさぞかし少ないと思いきや液晶のほうが低いという・・。どこに電力食ってるんでしょう??

有機ELで光や色の対極にある「本物の黒」を再現

さてよく知られていることですが、有機ELはひとつひとつの素子自ら発光するため、バックライトが不要です。したがって電気信号を与えなければ光を放つことがなく、本来の「黒」が表現できます。ここが液晶テレビとの大きな違いですね。

映像エンジンはα7 Intelligent Processorで、上位機種に使われているα9と異なっています。α9のほうがノイズ処理や色再現技術などが向上しているようです。

一方で問題もあります。素子をわずかに発光させるのが難しく黒から次第に明るくなっていく映像などは、段階的に発光させることができずに、途中から急に明るくなったりすることがあるようです。

SONYなど国内メーカーはこのあたりの処理をうまくやるようですが、LGはやや劣っているとの評です。

4つの主要HDR規格にすべて対応

HDRとはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、従来のSD映像に比べてより広い明るさの幅(ダイナミックレンジ)を表現できる表示技術です。

本製品では映画作品にも多く採用される「ドルビービジョン」をはじめ、「Advanced HDR by technicolor」「HDR10」「HLG」の4つのHDR規格がすべてサポートされています。CINEMA HDRと謳っていますが、そういう機能があるわけではなくて、この4つの規格に対応していることを言っているみたいです。

サウンドにもドルビー

ドルビーといえばサウンドも有名ですよね。こちらは 「Dolby Atmos」という技術を採用しています。詳しくは下記の映像とリンク先情報をご参考ください。

なおこのサウンド品質を楽しむためにはコンテンツがDolby Atomosに対応していないといけません。Netflixの一部のコンテンツは対応しているようです。

独自OSでアプリも利用可能

いまどきのテレビはインターネットにつなぐことはもちろん、アプリをインストールしてVOD(ビデオオンデマンド)を始めとする各種サービスを楽しむことができます。

ただ他社と違うのは独自OSであるWebOSを使用していることと、マジックリモコンと呼ばれる独特の操作ができるリモコンを採用している点です。SONYなどは最初からAndroid TVを採用しています。

AI技術に対応??

LG ThinQと呼ぶAIの機能が搭載されていて、10種類の言語のうちいずれかでマジックリモコンに話しかけると、高度なAI機能により、目当てのコンテンツの検索やアプリの起動、設定の変更など、簡単なテレビの操作ができるようになるそうなのですが…日本語未対応だそうです。

マジックリモコンに話しかけると関連番組の検索をしてくれますが、操作はできません。残念。

設置は業者まかせ

では早速レビューしていきましょう。いつもどおり開封の儀から始めたいところですが、今回は大型家電で業者が設置したため、残念ながら写真ありません。

今回はAmazonで購入しましたが、配送・設置はヤマト運輸の家財宅急便で専門スタッフがやってくれました。開封、設置、箱の回収まで一通り20分程度でやってくれます。もちろん追加料金は不要です。

ちなみにそれまで使っていた古いテレビなのですが、これもヤマトさんにお願いして回収してもらいました。当初は自分で廃棄しようと思ったのですが、急に面倒になってしまいました。

当然ながら家電リサイクル料金(3,400円ちょっと)を払う必要がありますが、運搬料などの追加費用は発生しませんでした。

組み立てもヤマトさんがやってくれましたが、さほど難しくなく、ベースと本体をビスで接合するだけです。ただパネルがあまりにも大きいため裏返すのにどうしても2人必要ですので、一人暮らしの方は要注意です。業者にお願いしましょう。

ちなみに壁掛けする場合はベース外して専用金具をつける感じですね。

配線はヤマトさんがやろうとしましたが、わが家があまりにも他の接続機器との配線を複雑にしているため、断って自分でやりました。電源は普通にコンセントに差し込むだけですし、これまでのテレビとなんら変わることはありません。

LG OLED55B8S

配線は本体の左手裏側に集中しています。うちはたまたま左側にコンセントあるので助かりましたが、右側にある場合は配線に注意です。

電源をONすると無事、初期設定画面になりました。地域の登録をしてチャンネル設定するところは他のテレビと変わりありません。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png

韓国メーカー製ですけど、無事地デジ写りますか?

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

日本の地デジに合わせて、完全に日本仕様になっているので心配無用だ。

ファーストインプレッション

4K対応と地デジ画質

実はひとつだけ心配がありました。時代は4K放送。ちょうどBSの4K放送がはじまったのでやはり4K画質を楽しみたいという気持ちが無いわけではありませんでした。本機種はBS4Kチューナーば搭載していませんので4K放送を楽しむにはチューナーを買い増す必要があります。

とはいえ次の理由から今回は4Kは見送ることにしました。

  • 昨年末時点でBS4Kチューナーを内蔵しているのは東芝製品のみ
  • BSに見たいコンテンツは少ない
  • 地デジ放送はしばらくは2Kのまま

将来的に地デジが4K放送を始めたときにチューナーを買い増す考えです。

ただ地デジがどの程度の画質で映るのかは不安でした。量販店ではオリジナルのHDRの効いたプロモーションビデオばかり流していますのであまり参考になりません。

LG OLED55B8S

はじめて本機種で地デジを見てみたところ、想像以上にキレイでした!心配は杞憂だったわけです。

とはいえ画面に近づくと少し荒さが気になります。しかし1m以上はなれるともうわかりません。アップコンバートの機能がうまく働いているのでしょうか。

ただ他の方のレビューによれば、やはり国内メーカー製品のアップコンバート機能には劣るらしいので、気になる方はアップコンバート機能が優れている録画再生機を購入した方が良いそうです。

画質には満足

地デジに限らず、テレビ自体の画質はどうかというと、文句なしにキレイです。前のテレビが古いというのもありますが、衝撃を受けるレベルです!うちの嫁いわく、役者の髪の毛や肌のシワが以前よりも気になるとのこと。

なにやら地デジが始まったときに聞いたセリフですが、まさにそんな感じでキメの細かい映像です。

試しにYouTubeやPrime Videoの4K映像を見てみました。まぁキレイですね。4Kを見てから地デジを見ると、さすがに画像の劣化に気づいてしまいます…。

あと気づいたのはアニメの映像ですね。有機ELは発色がいいのでアニメ映像はとりわけきれいに見えます。その筋のファンの方にはオススメです!

マーロウ

その他、細々と設定が変更できるようなので別記事にて検討する。

サウンド

スピーカーが背面についているので壁に反射して聞こえてくる感じです。音質は12年前のTVと比べるとやや良くなっている程度で、まぁフツーな感じです。音楽を楽しむのでなければ十分ですね。B8Sはウーファーがついていないので低音がドーンという感じにはならないです。

このあたりの性能は最初から期待していませんので、将来的にはサウンドバーを増設したいと思っています。

画面の焼きつきやドット抜け

有機ELの欠点の一つに画面の焼き付き問題があります。これについてはメーカー側も対策していて、設定から焼き付き防止機能をオンにすることもできますし、焼き付いたときの簡易的な除去機能をついてます。

実際に長期間使ってみないとと確かなことは言えませんが、普通にTVとして使うぶんには大丈夫ではないでしょうか。

ただしPCモニターとして使う場合はスクリーンセーバーを入れるなどの対策が必要かもしれません。

今回購入した商品にはドット欠けはありませんでした。

反射問題

不満な点も書いておきましょう。パネルのガラス面がけっこう反射します。日中に太陽光が降り注ぐ場所に置くと見づらいことになります。また太陽光が入る環境はパネルの発光もぼんやりしてしまい良くないですね。カーテンを閉めたほうがいいかもしれません。

細部とリモコンをチェック

続いて本体の細部を見ていきましょう。

LG OLED55B8S

エッジ部分。流石に有機EL。薄いです。薄すぎて持つのがはばかられます。華奢で壊れそうな感じです。ベゼルもとても狭く、画面のわりに本体サイズがそこまで大きくありません。

LG OLED55B8S

台座はベース部分は金属で首は透明アクリル。この透明アクリルのおかげで画面が浮いているように見えます。ただこのデザインには賛否両論でしょう。機能的にはOK。デザイン的には安っぽい感じです。まぁ他人にあまり見せるわけでもないので機能重視ですかね。

LG OLED55B8S

背面のスリット。熱排出とスピーカーを兼ねているようです。この部分が厚いので壁掛けの際は注意が必要です。

LG OLED55B8S マジックリモコン

ウワサのマジックリモコン。意外と小さいです。チャンネルボタンも小さめなので年寄りには評判が悪いかも。コンパクトで良いという見方もできますね。

真ん中にあるホイールでポインターを操作することができるのが他社にない特徴です。私はけっこう気に入ってます。

LG OLED55B8S マジックリモコン

リモコンの背面。持ちやすいようにカーブしています。

LG OLED55B8S マジックリモコン

このように立たせることができます。ただ倒れやすいのも事実。

LG OLED55B8S

取扱説明書は薄っぺらでセットアップ程度しか書いていません。詳しい説明はデジタルマニュアルとして本体でみることができます。高齢者やデジタル機器が苦手な方にはちょっとつらいかもしれませんね。

操作性

LG OLED55B8S

サウンド関係のクイック選択画面。インターフェイスは悪くありません。

LG OLED55B8S

TV番組表。まず色合いがいただけない暗い。次に画面をスクロールさせようとするといちいち読み込みが始まり、もたついてイライラします。またなぜかチャンネルごとの週間番組表がない?(どこかで設定できるのしょうか?)ダメダメです。改善求む。

LG OLED55B8S

マジックリモコンの音声入力を使用した画面です。Youtubeまで検索をしてくれるのはありがたいです。ただYoutubeの検索画面ではこのボタンは使えません!

機能性

WebOS

LGの独自OSで各種アプリを動かすことになります。操作性については、マジックリモコンが秀逸なので、さほど違和感なく使い始めることができると思います。問題はアプリコンテンツの方ですね。Androidに比べると圧倒的にアプリ数が少ないです。

とはいえ、基本のYoutubeAmazonプライムビデオは入っていますし、NetflixやSportifyなども入っていました。ただHuluは入ってませんでしたね。

わが家はAmazonプライムビデオをよく使うので、便利ですね。Amazon TVも所有していてHDMIで本テレビにもつないでいるのですが、入力切替をする必要があるのとリモコンが異なるので面倒です。これがテレビのリモコン操作だけでアプリを起動出来るのはありがたいです。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

私の意見としては独自技術にこだわらずAndroidにしてくれればよかったのにと思う。今後に期待だな。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png

でもマジックリモコンは便利で使いやすいですね。

AI連携

Google HomeとAmazon Alexaに対応しています。我が家にはGoogle Home Miniがあるので連携できるはずなのですが、Google Homeの設定がうまくいかずいまだ試せていません…。→設定できました。

まとめ:コスパ最強有機ELテレビ

今回は家電ですので価格.com方式でまとめたいと思います。

【デザイン】
余計な装飾がなくミニマムな感じで良いです。ベゼルも狭く、台座も浮いているように見せているので、映像に集中できます。LGのシンボルマークを入れてないのも評価できます(あれはげんなりしますよね)。リモコンのデザインはもう少し洗練されてもよいかな。

【操作性】
マジックリモコンはとても使いやすい
ですね。マウスが使えないテレビにおいて画期的な技術だと思います。慣れるまでに時間がかかりますが…。また年寄りには使いづらいかもしれません。電池がすぐ切れるという問題がありますが、それを補うほどの便利さがありますので許します。
一方で、UIはもう少し洗練する余地がありますね。余計なデザインがありますし、本体はミニマムデザインなのに、ソフトはミニマムになっていません。ちょっとコテコテしてますし、アイコンなどももう少しかっこよくできるはずです。
あとは番組表がダメダメです。

【画質】
4Kコンテンツなら最高のパフォーマンス
を見せてくれます。昔のテレビをつかっている方は衝撃の映像だと思います。ただ地デジのアプコンは他社に比べるといまいちらしいので☆ひとつ減らしておきます。

【音質】
レビューでも書いたとおりフツーです。ドラマを見たりバラエティ番組を見るぶんには全く問題ないでしょう。Dolby Atomosは対応コンテンツが充実しないとその実力が楽しめないのが残念ですね。

せっかくの高画質なので、映画等で迫力の音声を合わせて楽しみたい方は上位機種かサウンドバーを購入することをオススメします。

【応答性能】
イイですね。12年前の液晶では動きのある映像は残像が残り駄目でした。とくにサッカーは酷かったですね。買い替えてからサッカーを初めて見たときには感動しました。普通の使用で残像を感じることは今のところありません。

【機能性】
久しぶりのリプレースなので、ずいぶんと進化したなという印象です。
Google HomeやAmazon Alexaとの連携もできますし、アプリで各種サービスと連携出来るのはグットです。ただやはり、そこはAndroidTVですよねー。LGさん、早いうちに独自OSなんか諦めてAndroidにしてください!

マジックリモコンは意外に秀逸です。入出力端子もこの価格帯であれば十分だと思いますが、個人的にはもっとHDMIを増やしてほしいですが。

【サイズ】
ベゼルが細くスッキリ
していますのでもっと大きな製品が欲しくなってしまいます。昔の55インチとは違いますね。

【総評】
大満足ですね!有機ELが15万円台で買えるようになったのは嬉しいことです。2ヶ月使っていますが今でも買って良かったと思います。

国内メーカー製品と比べると不十分な点がありますし、本製品よりも高品質な製品があると思いますが、コスパでは圧倒的に抜きん出ていると思います。国内メーカーの高級液晶を買うのであれば、ぜひこちらを検討してみて下さい。

LG OLED55B8Sの評価
  • デザイン
  • 操作性
  • 画 質
  • 音 質
  • 応答性能
  • 機能性
4.1

 

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

長文レビューを最後まで読んでくれてありがとう。LGの有機ELテレビ、満足度は高いぞ。韓国製というイメージにこだわらずぜひ試してみてほしい。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png

お買い得価格なのもうれしいですね。