
所長!Xiaomiの最新フラッグシップ機種のMi 10が届いたと聞きましたよ!

フハハハ。またしても散財してしまった!Xiaomiのフラッグシップが出ると聞いて物欲が抑えられるわけがないではないかー。
もくじ
その名はMi 10!フラッグシップはとうとう二桁ナンバーに!
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
新発売のXiaomi Mi 10を自腹購入しました。第一印象は「デカい・・・けどカッチョいい」です。早速レビューしていきましょー。
- 最高レベルのスマホを所持したい
- 最新のスマホの実力を試したい
- 108MPの高解像度写真を撮影したい
- ファブレット並みの大型スマホが好き
- Xiaomi愛好家(米粉)である
Mi 10


- コーラルグリーン
- トワイライトグレー
の2色展開。中国では3色でしたが、グローバルは2色になりました。価格は次の通り。
- 8GB+128GB 3999人民元(≒62838円)
- 8GB+256GB 4299人民元(≒67552円)
- 12GB+256GB 4699人民元(≒73837円)
Mi 9は2999人民元〜でしたから、だいぶ値上げしてきました。その分、スペックも向上しています。SamsungのS20、HuaweiのMateシリーズをライバルに位置づけているのでしょう。
MIXシリーズがかなり実験的かつ高額な位置づけになり、これまでのMiシリーズの位置づけにはRedmi KシリーズあるいはNoteシリーズが入ってきそうです。

Mi 10 Pro


サルスティスグレーとアルパインホワイトの2色展開。カメラと充電性能が大きく異なります。
- 8GB+256GB 4999人民元(≒78551円)
- 12GB+256GB 5499人民元(≒86408円)
- 12GB+512GB 5999人民元(≒94265円)


6.67″
1080 x 2340
有機EL
108+13+2+2MP
Samsung S5KHMX
208 g
9.00mm厚
Snapdragon 865
8/12G+128/256G
LPDDR5/UFS 3.0
4780mAh
30W有線/30W無線
Antutu v8
579.114
同クラスのライバル機種とのスペック比較
ライバルとなるP40、OnePlus 8とスペック比較してみました。スペック的には優位に立っていると言えます。一方で、サイズ、重量共に大型であると言えます。
項目 | Xiaomi Mi 10 | OnePlus 8 | Huawei P40 |
---|---|---|---|
重さ | 208 g | 180 g | 175 g |
厚さ | 9.0 mm | 8.0 mm | 8.5 mm |
画面サイズ | 6.67″ | 6.55″ | 6.1″ |
解像度 | 1080 x 2340 px | 1080 x 2400 px | 1080 x 2340 px |
画面種別 | 有機EL | 有機EL | 有機EL |
指紋認証 | 画面内 | 画面内 | 画面内 |
赤外線顔認識 | × | × | ○ |
SoC | Snapdragon 865 | Snapdragon 865 | KIRIN 990 |
Antutuスコア | 579,114 | 585,000 | 466,765 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
メモリ規格 | LPDDR5 | LPDDR4X | LPDDR4X |
ストレージ | 128 GB | 128 GB | 128 GB |
ストレージ規格 | UFS 3.0 | UFS 3.0 | UFS 3.0 |
標準 | 108 M Samsung Bright S5KHMX | 48 M Sony IMX586 | 52 M Sony IMX700 |
広角 | 13 M | 16 M | 16 M |
望遠 | × | × | 8 M |
マクロ | 2 M | 2 M | × |
深度用 | 2 M | × | × |
セルフィー | 20 M Samsung S5K3T2 | 16 M Sony IMX471 | 32 M |
バッテリー | 4780 mAh | 4300 mAh | 3800 mAh |
急速充電 | 30W+無線 | 30W | 22.5W+無線 |
5G対応 | n77, n78 | n78 | n77, n78, n79 |
4Gプラチナ | B8 | B8/18/19/26 | B8/18/19/26 |
Wi-fi | Wi-fi6 | Wi-fi6 | Wi-fi6 |
GPS | L1+L5 | L1+L5 | L1+L5 |
価格帯 | 600USD後半 | 600USD後半 | 600USD後半 |
Xiaomi Mi 10のスゴイところ7点
1. 最新SoCのSnapdragon 865を採用
12月4日、Qualcomm社の発表会にて、Mi 10の名称が初めて登場しました。
そこで明らかにされたのは最新SoCのSnapdragon 865を世界で初めて搭載するスマホだということです。

現在判明しているSnapdragon 865の特徴は次の通り。
同時発表されたSnapdragon 765は5Gモデムと一体化されたチップでしたが、本製品では、別途 X55モデムを搭載することで5G通信に対応するそうです。スループットは最大通信速度は7.5Gbps。
4Gと5Gで周波数を共用するDSS(ダイナミック・スペクトラム・シェアリング)にも対応します。
最新エンジン搭載で、AI性能(TOPS=1秒あたりの演算回数)が先代Snapdragon 855比で2倍に向上しているそうです。

Antutuスコアがどれだけアップしているかを誇示するグラフ
2. 最先端のメモリLPDDR5を採用!
まだPCでもほとんど採用されていないDDR5規格のメモリを採用するそうです。低電力で動作するLPDDR型なので、省電力高性能が期待されます。


LPDDRの進化グラフ。LPDDR5はLPDDR4よりも5〜10%バッテリーが長持ちするそうです。
3. ストレージには高速UFS 3.0採用!
高速ストレージ規格であるUFS 3.0に対応。OnePlusではすでに採用されていましたが、やっとMiシリーズにも採用です。


4. WiFi 6を採用!高速通信が可能に
最近、登場し始めたWiFi6規格に対応してきました!
- 最大9.6Gbps通信: 802.11nより16倍高速
- TWT技術で省電力: 通信が不要な場合はスリープ状態に
- 混雑した地域での効果的な高速化:8×8 MU-MIMOおよびOFDMA


5. スマホなのに音がすごい

トップとボトムにそれぞれスピーカーを配置。

自動的に方向を検知。

他社はシンメトリーになっていないいませんとのこと。
6. 超急速充電➕大容量バッテリー

無印は有線30W、Proは有線50W

無印の方が容量多く4,780mAh、Proは4,500mAh
7. 最新の冷却システムを搭載

3000平方ミリメートルの超巨大VC+グラフェンなどで独自の立体散熱システムを構築!

これがその放熱板だそうです。Huaweiの旗艦機種に比べるとその大きさは歴然。

サーモグラフィでも明らかにMi 10の方がMate 30よりも放熱性に優れているとの説明です。
他にもさまざまな特徴があるのですが、これくらいにして本体を見ていきましょう。

Xiaomi Mi 10をフォトレビュー
それでは実機をチェックしていきます。今回はGearbestで購入。高級スマホなので通常配送ではなく、送料がかかるDHL配送にしました。

いつもどおりのXiaomiらしい化粧箱です。箱自体が輝いています。

箱を開けると、アクセサリー用の箱がきれいに収まっていました。

本体がお目見え。いつもの保護シールが貼られています。

付属品一式。保護ケースは付属していますが、フィルムはついていません。

本体は今回からひとまわり大きくなりました。寸法だけでなく、重さも200g超えなのでずっしりと感じます。

背面もシールで保護。のちほど記述しますが、SIMが一つしか入りませんとイラストに描かれています。IMEIが一つしか記載されていません。

ディスプレイはきれいですね。本機種からエッジが3D(ウォーターフォール型/エッジディスプレイとも)になり、やわらかみが増し、エッジギリギリまでディスプレイがきています。

カメラユニット。本体が厚みがある上に、さらに飛び出しています。レイアウトはMi 9と変わらずデザインを踏襲していますね。

右サイド。上に音量ボタン、下に電源ボタン。オーソドックスなレイアウトです。

左サイド。なにもありません。SIMトレイはボトム側に移動しました。

トップ側。今回から新しくデュアルスピーカーになったので、スピーカー穴が見えます。あとはマイク穴と赤外線通信穴です。

ボトム側。中央にUSB-TypeCコネクタ。スピーカー穴。そしてSIMトレイがここに移動してきました。

標準添付のクリアタイプの保護ケース。

保護ケースを装着してみました。両サイドはカーブに合わせて、手が引っかからないようエッジが立っていません。

しかしボトムとトップはエッジが立っています。トップは気になりませんが、ボトムからフリックして使うときにひっかかりが少し気になります。

このように少しドット調の模様が入っています。

カメラユニットの盛り上がりにあわせて、ケースのエッジも立ち上がっています。

添付の充電器。残念ながらEUプラグでしたので、変換プラグがおまけでついてきました。この充電器でないと30W急速充電ができません。

左側のUSBケーブルはType A to Cです。Type C to 3.5mmイヤホンジャックアダプターも付属しています。

6.5インチサイズのXiaomi Mi 9と比べてみました。一回り大きく、やや厚みがあります。

同じブラックですが、Mi 9(左)の方がグレーの色合いで、Mi 10は青みががったグレーです。

重量を計測してみました。公称値(208g)よりSIMカード分?やや増えて210g。重い・・・

付属のクリアケースを装着すると234g。

最近のフラッグシップは200g超えが普通になってきたが、そこをなんとか軽量化してほしいなぁ。

Xiaomi Mi 10の使い勝手をチェック!
続いて各種性能をチェックしてきましょう。
OSはAndroidベースのカスタムロムMIUI 11。そのうち最新のMIUI 12にアップデートされるでしょう。
特段変わった仕様にはなっていませんが、ランチャーがドロワータイプになっていないので、筆者は別途サードパーティ製のランチャーを入れています…。
相変わらず、しょうも無いゲームやFacebookアプリがプリインストールされているので、削除します。またXiaomiオリジナルアプリもプリインストールされています。


グローバル版は最初からGoogle系アプリ(GMS)がインストールされているので便利です。日本語化もバッチリ対応しています。Xiaomiはこのあたりまったく心配ないです。


設定画面。いつものMIUI。
本機種からリフレッシュレートが可変になったため、設定項目に追加されています。標準で90Hzに設定されています。


またこちらも本機種からの採用になるエッジディスプレイ(ウォーターフォール)のため、エッジ付近でのタッチ領域に関する設定項目が追加されています。


今回されたパンチホール。デザイン的には好きになれませんが、ノッチの設定で隠すことが出来ます。

Mi 9に引き続き有機ELディスプレイのため、OFF中の画面に常時表示ができます。

指紋認証のアニメーションもそのまま。ちなみにMi 9では不満が多かった画面内指紋認証ですが、若干認識度が改善されています(劇的ではない)。


Antutuスコアは約58万点でSnapdragon 865搭載機種であればこれくらいでしょう。もちろん最高レベルです。すべての作業においてサクサクが保証されている数値です。
ハイエンド SD855,855+,865 高負荷ゲームもサクサク。神スマホ | 300,000点以上 |
ミッドハイ SD710, 730 何でも快適にこなせます。ゲームもスムーズ。 | 200,000〜300,000 |
ミドル SD660, 670 一般的にな使い方であれば十分な性能 | 140,000〜200,000 |
ミッドロー SD625, 630 ウェブ閲覧や簡単なゲームであれば十分 | 100,000〜140,000 |
エントリー SD450 電話やメール、ウェブ閲覧であれば十分 | 100,000以下 |

Antutu V8でストレージの速度計測ができるので掲載してみました。追って他の機種との比較をしてみます。

今回の一番の衝撃!なんとグローバル版はシングルSIMでした。DSDSができません。
大陸(CN)版はデュアルらしいのですが、理由はいまのところ不明。ネットでも怒り噴出です!

これま全く意味不明な改悪だ!とても残念。

マニュアルにもシングルSIMと書いてあります。
※DSDS化に成功しました!詳しくは下記記事をご参考ください⬇
その他にも5GやWi-Fi6など最新の技術が盛り込まれているのですが、筆者はまだ環境を整えきれていません・・・。出来次第チェックしたいと思います。
VoLTEについて
いつもながらXiaomiのスマホはVoLTEが初期設定で塞がれていますので、電話アプリで、次の魔法の呪文を唱えて下さい。これでVoLTEを掴むようになりました。
*#*#86583#*#*
前作のMi 9はシングルスピーカーの貧しいサウンド性能でしたが、今回はそこを大幅に改善してきました。スピーカーはデュアルになり、もちろんステレオ対応。スピーカー自体も「0.65mmの振幅の音波を生成する7つの電磁ユニットがあり」大きな音が出せるようになっているそうです。
Mi 10 Proの方ですが、次のような比較映像が出ています。
筆者が実際に聞いてみた印象は次の通り。なかなかでした。
- 安物の外部スピーカー程度の音出せる。が、イヤホンには遠く及ばない
- 低音は出ない
- Youtubeなどの動画視聴に効果あり
- 音ゲーにも効果ありか。持ち方によってはスピーカーを手で塞ぐことに。

前からあったかもしれませんが、サウンドエフェクトの視覚効果というのが追加されています。iTunesのビジュアライザみたいな機能で、ロック画面に音の周波数に合わせたグラフィックを表示させることが出来ます。
音質がよくなったからこそ使用できる機能ですね。
超高性能なスペックなのであらゆるゲームがサクサクこなせます。90Hzのヌルヌルディスプレイで気持ちよくプレイできるでしょう。

ゲームモード画面。アプリと登録すればゲームに最適な環境でプレイできます。
続いて定番の2種類のゲームをプレイしてみました。

デレステ。3Dモードで問題なくプレーできました。音も格段にパワーアップにしたので、なかなか良いプレイ環境だと思います(そこまでやりこんでませんが・・・)。

PUBG。HDR+ウルトラでなんなくプレイできます。15分程度プレイしましたが、この程度であればまったく発熱しません。
発熱問題
SoCの発熱問題については、冷却システムがかなり効いていると思います。
ただ充電時に電池がけっこう発熱しますので、充電しながら高負荷ゲームをするとひょっとしなくてもほんのり熱さを感じるかもしれません。筆者の場合、充電しながらAntutuベンチマークを回したところ、かなり発熱しました(アチアチ程度)。
※他に発熱問題に適しているアプリがありましたら教えて下さいm(_ _)m。
追加)常時CPUをRUNさせるアプリでMAX設定で温度を計測したところ次のとおりでした。これくらいになるとアチアチではないですが、カイロ状態です。


Xiaomi Mi 10のカメラ性能をチェック!

メインカメラのイメージセンサーはMi Note 10にも搭載されているSamsungのS5KHMX(ISOCELL Bright HMX)です。
Redmi K30にも採用されたSONY IMX686の採用も囁かれていましたが、採用されませんでした。

1億画素の凄さを示す図。Mi Note 10で確認済みですので、目新しくはありません・・・。
- 108MP 解像度
- OIS+EIS 手ブレ補正
- 8K video
2.35:1のシネマスコープの画角にも対応とあります。詳細不明。

カメラユニットは上から次の通りレイアウトされています。メインレンズ以外はノーブランドのようです。
- 望遠レンズ|2MP、f/2.4、1.75μm
- メインレンズ|Samsung Bright S5KHMX|108MP、0.8μm、f/1.69
- マクロレンズ|2MP、1.75μm
- 超広角|13MP、1.12μm、f/2.4
Proはユニット構成が異なります。マクロレンズが無くなり、かわりにポートレートレンズ(近距離望遠)が採用されています。
- 望遠レンズ|Omnivision|8MP, 1.0μm, f/2.0, OIS
- ポートレートレンズ|Samsung S5K2L7|2x光学ズーム, 108MP, 1.4μm, f/2.0
- メインレンズ|Samsung Bright S5KHMX|108MP, 0.8μm, f/1.69
- 超広角|20MP, 117°, f/2.2
Mi 10 Proが世界的なカメラレビューサイトDxO Markのスマホ部門でめでたくTOP1を獲得しました。※Huawei P40に抜かれてしまいました(3月末現在)



カメラアプリ画面。108Mモードが追加されている他はかわりありません。
設定の中にHEIF形式の項目が追加されていました。大容量画像に有効です(が現状ではJPEGにしておいたほうが無難でしょう)。
筆者の撮影例を紹介します。


屋外ではキレイに撮れます。

108MPで撮影してみました。

上の画像を最大まで拡大。


同じく108MP拡大。
光学ズームは0.6〜2.0倍で可変できます。デジタルズームは10倍まで。



特にズームに問題はありません。欲を言えば望遠が3倍まであると良かったです。ちなみにProの方はハイブリッド10倍ズームを備えています。

薄暗い半屋外でもコントラストなどバッチリですね。

室内の物撮り。ふつーにキレイに撮れる感じです。


覆面失礼(モデルがいませんので)。上がメインカメラのポートレートモード。夜間の室内光でもかなり明るく撮れます。
対して、下はセルフィーカメラ。画像は鮮明ですが、やや暗く撮れます。ポートレートはボケ効果も効いています。
Mi 10には今回からマクロレンズが搭載されています。搭載されていないMi 9との差は歴然!



屋外での植物撮影などに効果を発揮するでしょう。
夜景モードを試すため、暗所で撮影し、Mi 9と比較してみました。




Mi 9の方はシャッタースピードが遅いのか、少し手ブレしています。条件は同じです。




ほぼ真っ暗な川面。Mi 10はきちっと街灯の光を反射しています。Mi 9は手ブレ。反射光の色合いも少しおかしいです。
それにしても撮影時はほとんど真っ暗という条件でもここまで撮れるという凄さには感心します。


やや反射光がある場面。これでも周りは真っ暗なんですけどね。Mi 9はやや手ブレとノイズが発生していますが、Mi 10はくっきり。差が出てます。

夜景モードのレベルは確実に向上しているな。
調査中。

スローモーション撮影のテストをしようと思ったら、まさかの120FPSしか対応してませんでした。Mi 9でも960FPSに対応しているのに・・・。いわゆるスーパースローモーションは撮影できません(Proなら可能)。
Xiaomi Mi 10の充電・バッテリー性能チェック
本機種から充電は有線30W+無線30Wになり、バッテリー容量は4,380mAhになりました。

付属充電器で充電してみました。最初だけこのようなエフェクトが登場します。今回から、パーセント表示が小数点2桁までになり、スピードを実感できます。
なお付属充電器を使ったときのみ「Charge Turbo」の表示が出て、急速充電されていることがわかります。

付属充電器で充電した場合、20%から80%までにかかる時間は上の画像の通り約30分です。忙しかたにはかなり便利ですね。

付属充電器の出力は、次の通り。MAX30Wの独自仕様です。
5V=3A / 9V=3A / 12V=2.25A / 20V=1.35A / 10V=3A

いちおう付属充電器での電圧・電流を計測してみました。微妙な値ですが、9V=3A程度で流しているようです。

PD対応の充電器(cheero USB-C PD Charger 18W mini)から。12V=1.5Aで流しているようです。

無線充電の様子。

手元に30W対応のQi充電器が無いので、Mi 9用20WのQi充電器で検証してみました。ちゃんと20Wでチャージしていました。

筆者の標準的な使用方法で1日と4時間でした(100%から20%まで)。バッテリーを大幅に増強した割には、あまり増えていませんが、SoCの燃費が悪いのと、画面サイズが大きくなったのが原因と思われます。
ただ一般的なバッテリー持ちから言えば、標準以上といえます。

充電・バッテリー性能については概ね良好だな。
Xiaomi Mi 10のアクセサリー
準備中ですm(_ _)m。とりあえずAmazon等で販売されているものを紹介しておきます。

Xiaomi Mi 10その他のスペック

プラットフォーム
-
SoC
Snapdragon 865
-
GPU
Adreno 650
-
メモリ
8GB / 12GB LPDDR5
-
本体ストレージ
128GB / 256GB UFS 3.0
Proは512GBあり
-
SDカード
増設不可
ボディ・ディスプレイ
-
スクリーン
6.67インチ パンチホール AMOLED
-
最大解像度
2340 x 1080 FHD +
-
画面の明るさ
500(typ)/ 880(HBM)
-
コントラスト
5000000:1(標準)、DCI-P3
-
画面保護
コーニング第5世代ゴリラガラス
-
指紋認証
画面内指紋認証
-
センサー
距離センサー|環境光センサー|加速度計|ジャイロ|電子コンパス|振動モーター
-
スピーカー
あり デュアル1216 Xmax ウルトラリニアスピーカー
Smart PAアンプ 1.0cc x 2
-
3.5mmオーディオジャック
なし
-
寸法
62.6 x 74.8 x 8.96 mm
-
重さ
208 g
カメラ性能
-
メインカメラ
Samsung Bright S5KHMX
108MP、0.8μm、f/1.69
-
超広角レンズ
13MP、1.12μm、f/2.4
Proは20MP、Sony IMX350、f/2.2
-
マクロレンズ
2MP、1.75μm
Proは望遠8MP、Omnivision OV08A10
-
ポートレート
2MP、f/2.4、1.75μm
Proは望遠ポートレート12MP、Samsung S5K2L7、ƒ/2.0
-
ズーム
Proは光学10倍デジタルズーム
-
フロントカメラ
Samsung S5K3T2
20MP、0.8μm、f/2.3
ネットワーク
-
SIMカード
Nano-SIM +(Nano-SIM / Micro-SD)
-
ネットワーク帯域
5G: n1/n3/n41/n78/n79
4G: FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17
TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B413G: WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8
-
無線ネットワーク
WLANプロトコル:Wi-Fi 6, Wi-Fi 5, Wi-Fi 4 802.11 a/b/g
WLAN周波数:2.4G Wi-Fi | 5G Wi-Fi
Support 8×8 MU-MIMO, Miracast, WiFi Direct
-
Bluetooth
Bluetooth 5.1
-
NFC
あり
-
ラジオ
なし
-
USB
Type-C
充電・バッテリー性能
-
バッテリー容量
4780mAh(typ), 4680mAh(min)
Proは4500mAh(typ) / 4400mAh(min)
-
急速充電
有線30W (QC4+/PD3.0) 30W充電器付属
Proは50W急速充電対応(65W充電器付属)無線30W /リバース充電10W
Mi10 Proの分解画像と思しきもの



いやぁ、筆者でわかるのはコイルが見えるのでワイヤレス充電に対応しているくらいです。
Xiaomi Mi 10グローバル版をデュアルシム(DSDS)にする方法

所長〜。Xiaomi Mi 10はデュアルSIMに対応していないって聞いたのですが本当ですか?

あぁ。残念なことに本当だ。いまどき信じられないが、なんとか対策を見つけたぞ。
Xiaomi Mi 10のグローバル版は、SIMトレイの一つが潰されていてDSDSに対応していませんでした。このご時世になんてつまらないことをしてくれたのか!と憤慨しましたが、解決方法を見つけましたので紹介します
専用SIMトレイを購入すべし!
これを見たときは唖然としました。Mi 10グローバル版はシムトレイのうち一つが潰されていました。写真の左側です。

中国版はつぶされていないという情報をみたことと、英語圏の方から中国からシムトレイを購入すればDSDS可能という情報が流れていましたので、AliExpressを覗いてみたところいくつか販売先がありました。
安価(送料込み¥ 293)でしたので早速購入してみました。普通便でしたので、到着に3週間ほどかかりました。
開けてみたところ、カラーリングもサイズもバッチリです(上の写真右)。オフィシャルな製品と言われてもわからないほどです。こういう商品が出回るのがいかにも中国!
さてさて、何もせずにシムトレイを交換して、SIM2が使えるか試してみました・・・残念!無理でした。グローバルROMではソフト的にSIM2を使えないようにしていました。
このことは最初から承知していたので、ショックはありませんでしたが、次の作業が面倒です。DSDSで使えるだろうと言われていたカスタムロム「eu ROM」を焼くことにしました。
なおカスタムROMを焼くにはブートローダーアンロックが必要です。結構面倒なのとそれなりの知識が必要です。詳しくは下記記事をご参考ください。

インドROMを焼け!
早速、eu ROMを焼こうとしたのですが、リカバリーのTWRPとeu ROMの相性が良くないのか、ROMを焼いてもエラーがでて起動しません。
・・・・最近は確認してませんが、今はもうeu ROMが焼けるようになっているかも。
TwitterでインドROMでDSDSができるよという情報をGETしたので、早速焼いてみることにしました。
インドROMは公式サイトからダウンロードできます。下記からどうぞ。
公式ROMなのでMi Flashで焼けました。

以上の作業で無事DSDS(DSDV)の状態になりました。インドROMは日本語も対応していて特に問題有りません。
※VoLTE対応にするためにはVoLTE開放作業が必要です。電話アプリから「*#*#86583#*#*」を実行してください。
以上、Xiaomi Mi 10でデュアルSIMに対応させる方法を紹介しました。OnePlus 8ではこんなことなくふつうにDSDSできていますので、Xiaomiさんは本当に困ったことをしてくれたものです。
まとめ:高級感のある上質なスマホ!でももう少し安くできたんじゃね?
Xiaomiのフラッグシップらしいスマホ。高級感のある上質なスマホです。性能や価格、サイズ的にもOnePlus 8がライバルとなるでしょう。
Mi 9と比べるとすべてのポイントに置いて着実に進化しています。ただ買い換える必要があるかというと…。
もう少し待ってMi 10TだとかMi 11あたりまで我慢したほうが良いかもしれません。Mi 8やRedmi Noteシリーズからだと大きな違いを感じることができると思います。
Pros.満足な点
- 満足できるビルドクオリティ!。高級感あふれるボディ。きれいなディスプレイ。
- サクサク&ヌルヌル動く高性能プラットフォーム。最高峰を使う喜び。
- 上質な画像が得られる4眼カメラ。日々の暮らしに満足感。
- 超急速充電で忙しい毎日でも余裕。
Cons. 不満な点
- パンチホールは思っていた以上に存在感あり。デザイン再考を求む。
- グローバル版はまさかのシングルSIM。これが理由で買わない人が多くいると思われ。
- フラッグシップなら望遠レンズは光学3倍ズームであってほしい。
- やはり210gは重い。日々の使用でストレスあり。200gは切るように!
- Xiaomiならもう少し安くできたのではないか?良いものを安くがXiaomiの信条でしょ!
筆者的には重量と価格が気になりました。価格についてはSnapdragon 865の価格が高いのが高騰の原因とも言われています。しかし他社製品を見るとそこまで価格差が無いので、頑張って欲しいですね。
Xiaomi Mi 10の評価
総合評価
高級感のある上質なスマホ!コスパは最高。ただ重さと大きさが気になる・・・



いやぁ。Xiaomiさんそれなりに期待に応える機種を出してくれたな。ただ価格がなぁ。あと1万円安ければ神機種なんだけど。

OnePlus 8といい勝負ですね!
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ご指摘ありがとうございます。間違ったことを書いておりました。訂正いたします。m(_ _)m
MI10Liteは香港版が技適ありとききました。
購入したいが香港にいけない…日本にも来るのかな?何にしても今はHUAWEIよりXiaomiに注目してます。
コメントありがとうございます。
Mi 10 Liteはauから発売予定ですので技適ありだと思いますよー
https://www.au.com/mobile/product/smartphone/xig01/