
2月20日に発表されたXiaomiのフラッグシップスマホMi 9のスペックを紹介するぞ。

Mi 8って去年の6月に発表されませんでしたか?8ヶ月でニューモデルなんて開発ペースが速いですね。

そうだ。今はスマホ戦国時代。少しでも気を抜くと他社に追いつかれる。ものすごい時代に我々は生きているぞ。
Xiaomiスマホのフラッグシップ!面目躍如
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
2月20日にMi 9が中国にて発表されましたので早速、紹介したいと思います。
※実機購入しました!レビューは下記からどうぞ。
【レビュー】Xiaomi Mi 9|SD855と3眼カメラ搭載!iPhoneを凌ぐモンスター級スマホ【探偵超おすすめ!】
MiシリーズはXiaomiのフラッグシップモデルで、発売時における最高のスペックを盛り込んでくることで知られています。
下記の情報を見ただけで、もうウキウキですね。最後まで読まれた方は物欲マックスになること間違いないでしょう。
- 世界初フラッグシッププロセッサSnapdragon 855搭載
- 全面薄型デザインにホログラフィックガラスボディ
- SAMSUNG製有機ELディスプレイ搭載。90.7%の画面比率。
- SONYの48万画素3眼イメージセンサー搭載。DxOMarkでトップ3
- 超広角、マクロ撮影レンズを搭載。サファイアガラスで超硬質耐摩耗性。
- 25%高速になった第5世代速度の画面内指紋認証
- 世界初の20Wワイヤレス充電と27Wのケーブル急速充電
輝くボディ。洗練されたディテール。
ホログラフィックイリュージョンガラスボディと称する輝くボディと優雅な曲線をまとったラインで、高級感を演出。
ピアノブラック、オーシャンブルー、ラヴェンダーヴァイオレットの三色展開。

レンズ部分のガラスはサファイアガラスになり、キズに対して究極の耐久性を持つと説明されています。

レンズ周りは一体感を出すために、スーパーブラックコーティングされているそうです。

下部のベゼルも40%削減。わずか3.6mmしかありません。
9割を覆う高コントラスト有機ELディスプレイ

ノッチが水滴型になり、下部のベゼルも大幅縮小。画面比率は90.7%まで高まりました。

Samsung有機EL搭載、60000:1のコントラスト。NTSC 103.8%の広い色域

高コントラストモードではスタンダードモードよりも39%も輝度を増大可能。太陽光があたる場面で効果を発揮します。

反対に暗い環境では光量センサーで適切な輝度に調整します。Reading Mode 2.0といっていますね。

ダークモード搭載。最大83%もの節電効果を発揮。

時間帯によって雰囲気がかわるロックスクリーン(壁紙)が登場。

有機ELディスプレイなので、パワーダウンしたスリープ画面にも画像表示可能です(アンビエント表示)。10種類以上の表示アイコンをあらたに用意。

恐るべき強度を誇るコーニング、ゴリラグラス6を採用

アンテナについてトップとボトムのアンテナを切り替える技術を採用。伝統的な方法と比べて50%近くの向上が図られる。

Mi 8ではショボショボだったスピーカー性能が強化された模様です。0.9ccの大型スピーカーボックス搭載。
→ただし実際に使ってみてさほどの違いは感じませんでした・・・。モノラルですし・・。
スペック
寸法 |
重量 |
ボディ |
SIM |
ディスプレイ Corning Gorilla Glass 6 |
ディスプレイサイズ 1080x 2340 pixels, 18:9 (403 ppi) |
サウンド 3.5mmジャックなし |
センサー |
すごいですねぇ…最新の技術がモリモリなのに厚さ7.61ミリ、重量は173gと抑えてきました。素晴らしいです。
プラットフォーム:最高峰SoC、SD855で他を圧倒

最高スペックSoCスナップドラゴン855を搭載

コアのKyro485は7nmという超極小プロセスで製作されています。

Snapdragon845に比べなんと45%も性能アップ。初代Snapdragon 800に比べると3.7倍に。

Snapdragon855にはその他にも最新の技術が詰め込まれています。

Antutuベンチマークスコアはなんと38万点台へ。iPhoneXSと同レベルです。

Game Turboなるゲームブースト機能が搭載される模様です。
スペック
OS |
SoC Octa-core GPU: Adreno 640 |
RAM LPDDR4x 2133MHz |
ROM UFS2.1 |
Micro SDカード |
Antutu score |

Snapdragon 855が搭載されることはわかっていたが、実際に性能を見ると凄まじいものがあるな。

ここまで性能が上がるともうノートPCなみですね。
高性能な第5世代画面内指紋認証技術を搭載

Mi 8ではProにだけ搭載されていた画面内指紋認証を標準搭載。

Xiaomi社はかねてよりMi 8 Pro等に搭載されているFoD(Fingerprint on Display、画面内指紋認証)機能がユーザーの間で人気があるとして、その操作性を向上させるために、ワンクリック認識とセンサー領域の拡大に取り組んだとされています。
Mi 9では従来より25%も認識速度が向上。乾いた指でも軽いタッチでも認識できるようになったとしています。
ネットーワーク:バンドとデュアルGPSは相変わらず

Mi 8に引き続きデュアルGPS(L1+L5)が搭載されています。またNFCに加え、IR(赤外線通信)にも対応。至れり尽くせりですね。

NFCにはSN100Tというチップが用いられるそうです。チップはトップ側に配置。赤外線通信は4000件以上の製品に対応。
3G Band TDSCDMA:B34/B39 CDMA EVDO:BC0 |
4G Band LTE TDD:B34/B38/B39/B40/B41 |
Wi-Fi 2.4Ghz/5Ghzデュアルバンド WiFi 2×2 MIMO/MU-MIMO, WiFi Direct, WiFi Display |
Bluetooth AAC/LDAC/aptX/aptX-HD/aptX-adaptive |
GPS GPS:L1+L5 | Galileo:E1+E5a | GLONASS:G1 | 北斗:B1 A-GPS |
NFC |
ラジオ |
USB |
4GLTE対応バンドは相変わらず。残念ながらDocomoのプラチナバンド(B19)はサポートされていません。Softbankのプラチナバンド(B8)には対応しています。auはまったく対応していません。
カメラ性能:リアは三眼に48MPというハイスペック

48メガピクセルという超高解像度です。イメージセンサーサイズは1/2インチ。f値は1.75。

イメージセンサーは予想通りSony IMX586です。Mi 8の1/2.55インチセンサーに比べて大型化しているがわかると思います。

クローズドループボイスコイルモーターがカメラ機構に組み込まれて、高速でフォーカスすることができます。

レーザーオートフォーカスが採用されました。一眼レフデジタルカメラなどで用いられている赤外線照射でピントをあわせる仕組みです。

4cmまで近接できるマクロ撮影が可能になりました。通常は10cmです。ものすごいですね。

テレ側は12MP、f2.2の6Pレンズ。2倍ズームが可能です。

そして驚きの超広角ワイドレンズを新たに搭載。16MP、f2.2の6Pレンズ。117°までワイドに撮影できます。素晴らしい!!
ワイドレンズの公式PVも公開されました。
スペック
リアカメラ |
フロントカメラ |
リアカメライメージセンサー Dual-LEDフラッシュ, HDR, パノラマ |
フロントカメライメージセンサー |
リアカメラビデオ性能 |
フロントカメラビデオ性能 |
撮影画像例
多少誇張されているとしても、かなりの画質の画像が紹介されいます。人物もきれいに取れていますね。
高性能な夜景モード撮影
標準 ナイトモード
ナイトモード(夜景モード)ではご覧のような明るい撮影ができます。
AIを駆使したスリムボディ撮影機能を搭載
これまでXiaomiは女性層の獲得が苦手とされていました。そこで美顔アプリの会社を買収したりして、この分野の克服に努めた結果がこれでしょうか。なんと撮影した被写体がAI機能でスリムボディになる機能が付加されるようです。





カメラ性能は大幅に向上したようだ。超広角は楽しみだな。

スリムボディ撮影機能も楽しみです。
世界初の20Wワイヤレス充電と27Wのケーブル急速充電

20WのQiワイヤレス充電に対応。従来より37%も速度アップ。これはうれしいですね。ケーブル充電も27Wの高出力に対応しました。

同時にカーチャージャー(169元)、20W対応のワイヤレス充電器(99元)、ワイヤレス・モバイルバッテリー(149元)の三種類が発表されました。
容量 |
急速充電対応 27W |
Qi ワイヤレス充電 20W |
バッテリー継続時間 |
今回も透明版とSEが発売される
トランスペアレントエディションがかっこいい
今回もスペシャル版として、内部がスケルトンになっているトランスペアレントエディション(透明尊享版)が発売されます。そしてこれが格段にパワーアップして格好良くなっています。
またこちらはなんとRAMが12MBになり、f / 1.47の7ピースレンズを搭載というハイスペック仕様です。



映画『アリータ:バトルエンジェル』とタイアップしたトランスペアレントエディションのトレイラーが公開されています。めちゃくちゃかっこいいのでぜひご覧ください。
安すぎてコストパフォーマンス最強なSEも発表
そして今回もSEが登場しました。ものすごいコストパフォーマンスです。ほとんどのユーザーはこのスペックで十分満足できるはずです。

Mi 9と同じ有機ELディスプレイ、画面内指紋認証を搭載。ディスプレイサイズがやや小さめの5.97インチです。

SoCは発表されたばかりのSnapdragon 712を搭載。ミドルハイクラスで一昔前のハイエンドレベルの性能があります。Antutuベンチマークスコアでなんと187,626て点を記録。恐るべし…。

リアカメラのメインレンズはMi 9と同じSONY製。すごい・・。

うぉー。透明版はめちゃくちゃ俺好みだぜ。メカニカルデザイン万歳!

SEはすごいお買い得ですね。サイズが小さいので女性にもおすすめです。
2/24のモバイルワールドコングレスで世界向けに公開の模様

中国国内には2月20日に「発布会見」すると大々的に宣伝されています。タレントの王源を採用して、CMも展開しているようです。

新しい専用カバーも発売されるようです。
映画『アリータ:バトルエンジェル』とタイアップ


こちらは2/24公開。ちなみにMi 9の内部コードはBattle Angel(戦闘天使)だったそうです。
価格は2999人民元から。透明版は3999人民元。

6GB+128GBが2999人民元=49,440円、8GB+128GBが3299元=54,386円です。透明版は3999元=65,926円となっています。なお日本から購入する場合はこれにオンラインショップの利益と手数料が乗ってきますので、最初は2割増しぐらいになります。

そしておどろきのSEですが、6GB+64GBが1999元=32,955円。6GB+128GBが2299元=37,900円という価格。驚きのコスパです。
Mi 9については、Mi 8よりやや値上がりしました。この点については事前にCEOのレイ・ジュン氏がコメントしていたとおりです。これだけ性能アップすれば仕方ありません。
PR映像とレビュー映像が早速アップ
Youtubeに早速映像が公開されています。
Xiaomi公式PR映像
レビュー映像

いやぁ。物欲が抑えられんなぁ。アン君よ。トランスペアレントエディション経費で買ってもいいだろ。

なーに言っちゃてるんですか!このあいだMIX 2S買ったばかりじゃないですかー。稼いでから言ってください!
※実機購入しました!レビューは下記からどうぞ。
【レビュー】Xiaomi Mi 9|SD855と3眼カメラ搭載!iPhoneを凌ぐモンスター級スマホ【探偵超おすすめ!】