【OpenCore TIPS】Montereyのスローブート問題を解決する方法/ Samsung SSD【Hackintosh】

何故かブートに時間がかかりすぎる問題発生!!

ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。

CaseMODしたPowerMac i7に最新ブートローダーOpenCoreでHackintoshを楽しんでおります。OpenCoreとはなんぞや?という方は下記の記事からどうぞ。⬇

新型ブートローダーOpenCoreでHackintoshしてみる?【初心者向け/入門】


さて今回は我がHackintoshマシンに発生したトラブルがようやく解決したので備忘録として記事に残しておきます。

発生していた症状とは、BigSurをMonterleyにアップデートしたところ、ブートに異様な時間(3分近く)がかかるようになってしまったことです。

ブート中に上の画面になり、かなりの時間停止します。OpenCoreの設定の問題かと思い、いろいろとやってみましたが、改善しません。しばらく放置しておいたのですが、上の画面にもでている「Doing boot task: bootroot」で検索したところ、同様の症状で悩んでいる人の海外掲示板を発見。そこで原因がわかりました。

なんとシステムが入っているNVMe対応M.2 SSD、Samsung EVO 970が原因だったのです。掲示板によるとMonterleyになってTRIMの扱いが変更され、Samsung のSSDがその影響を受けてしまったとのこと。

そしてその解決方法はMonterleyをクリーンインストールするだけ!でした。実際にSSDをフォーマットしてクリーンインストールしたところ、症状は出なくなりました。

ちなみにTRIMとは次のような技術らしいです。

以上、OpenCoreで発生したスローブート問題についてメモしておきました。原因がわかってしまえばあっけなく解決するもんですが、大いに悩ませてもらいました(笑)。

ではでは。今後もOpenCore関係のTIPSを執筆していきたいと思います。

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