【レビュー】みんなが求めていたスマホ|OPPO Reno A使ってみてわかるおすすめポイント3点

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アン秘書

OPPOから新発売されたReno Aが大人気だそうですね!

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マーロウ

今はちょうど手頃なシムフリースマホが無いからな。ニーズにピッタリ合ったのだろう。さっそくその魅力を紹介していくぞ。

ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。

中国のスマホメーカーOPPOが新発売したReno Aが大人気です。発売開始後数分で売り切れ、現在も品薄が続いています。→10月は在庫薄でしたが現在は解消されています。

発売前はさほど話題にはなりませんでしたが、やはり皆さん注目していたようです。

今回はOPPOのレンタルサービスで二週間使ってみましたので、レビューしていきたいと思います。

OPPOってどんなメーカーなの?

まずOPPOって日本ではまだまだ知名度ないですよね。オッポって呼びます。

OPPOについて
中国広東省東莞市を拠点とする通信機器メーカー 。スマホ世界シェア5位。中国国内ではシェア2位。カメラ機能を充実させたコスパスマホで人気を得る。Huawei、VIVO、Xiaomiとならび中国四大スマホメーカーの一つ。2017年に日本進出を果たす。

現在、日本では次の5モデルが販売されています。

  1. ハイエンドクラスのReno 10X Zoom (Snapdragon 855)とFind X(Snapdragon 845)
  2. ミドルハイクラスのR17 Pro(Snapdragon 710)
  3. ミドルクラスのA5 2020(Snapdragon 665)
  4. エントリークラスのAX7(Snapdragon450)

Renoシリーズは新しいラインナップです。

クラス的にはミドルハイに位置し、チップはR17Proと同じですが、値段についてはR17 Proが定価76,868円⇒49,300円〜のところ、Reno Aは35,500円(税別)〜ですので大幅に安いのがポイントです!

OPPO Reno Aが人気な理由3点

1 30,000円台なのにミドルハイクラスのチップセットを採用しているから!

やはり一番のポイントは、SoC(チップセット)の性能です。Qualcomm社のミドルハイクラスチップのSnapdragon 710を搭載。

一般的にSnapdragon 710のAntutuベンチマークでは150,000点台!。メモリもたっぷり6GBで。サクサクの捜査官とスムーズなゲームプレイが楽しめるでしょう。おまけにストレージが128GBとこちらもタップリ。高解像度の写真をいっぱい撮影しても大丈夫です。

Snapdragon 710は製造プロセスが10nmと細かいので、高負荷な処理や3Dグラフィックのゲーム中もあまり熱を持たないように設計されています。

日本国内では30,000円台でこのSoC採用のスマホは他には無いでしょう。中国から個人輸入すれば別ですが…。

2 日本向けローカライズがバッチリだから!

実は日本のスマホ業界って思っている以上にガラパゴスなんです。世界中でほとんど使われていないFeliCa(Suicaなどに使われているICチップを用いた非接触通信)が普及しちゃっているため、おサイフケータイという日本以外ではほぼ使われていない機能が求められたりします。

さらに日本人はなぜかトイレにスマホを落とすのと、いきなりのスコールが多いせいか、防水機能が強く求められています。…実はiPhoneのような高額スマホが普及しすぎているためなのですが…。

いわゆる中華スマホは、グローバル製品のため、そんな日本の特殊事情に合わせてくれたりはしません。Huaweiのスマホなどがそうですね。

ところが日本市場の開拓に積極的なOPPOは、おそらく多額の費用をかけて、Felicaと防水性能を搭載してきました。

ハイエンドならいざしらず、ミドルハイクラスで、かつこの価格帯で採用してくるとは粋なはからいです。

3 カメラ撮影に定評があるから!

OPPOが中国で成長できたのは、チップの性能はそこそこに抑えて、カメラ性能の向上に特化してきたからです。どこの国でもスマホにおける撮影機能は重要視されます。

四大メーカー以外の中華スマホだと、カメラアプリの性能がいまいちでフォーカスが合わなかったり、画像処理が未熟だったりしますが、定評があるOPPOであれば問題ありません。

カメラのイメージセンサーもSONYのような高級品こそ採用していませんが、解像度が1,600万画素で十分綺麗な画質が得られます。はやりの二眼レンズになっているのでボケ味も十分楽しめます。

AI撮影機能など最先端のソフト処理技術も抜かりありません。


その他にも画面内指紋認証や有機ELディスプレイなど高級機種に搭載される性能が盛り沢山です。

OPPO Reno Aのスペックをチェック!

商品名 OPPO Reno A 128GB
カラー ブルー、ブラック
サイズ
(高さ/幅/厚さ)
約158.4 x 約75.4 x 約7.8(mm)
質量 約169.5g
ディスプレイ
(サイズ/種類/解像度)
約6.4インチ / AMOLED / 2,340 x 1,080 ドット FHD+
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 710/オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz
バッテリー容量 約3,600mAh
SIMサイズ nanoSIM x 2
外部接続端子 USB Type-C
対応回線 ドコモ回線/au回線 ※au回線はWebのみ受付

OS / メモリ


OS
Android™ 9 Pie
外部メモリ microSDXC™ 256GB
内部メモリ
(RAM/ROM)
6GB (RAM) / 128GB (ROM) ※楽天モバイル限定

カメラ

メインカメラ(外側) 約1,600万画素/約200万画素
フロントカメラ(内側) 約2,500万画素

その他

おサイフケータイ
/NFC
対応 / 非対応
フルセグ/ワンセグ 非対応 / 非対応
防水/防塵 対応 / 対応
生体認証(指紋/顔) 対応 / 対応
付属品 ACアダプタ / 3.5mmイヤホン /
USB Type-Cケーブル / 安全ガイド /
クイックガイド / SIM取り出しツール /
ケース / 保護フィルム(貼付済み)

OPPO Reno Aをフォトレビュー!

それでは実機をチェックしていきましょー。

今回はレンタル品なので、いきなりボディからチェックしてきます。ブラックなのですが、いい感じの色合いです。シックな感じで男性にも女性にも受けるカラーですね。

カメラは二眼。OPPO独特の涙目フラッシュ。コーナーやエッジカーブの処理もキレイですね。さすがのビルドクオリティです。

ボトム側にスピーカー、オーディオジャック、USB-TypeC差込口。定番の構成です。

有機ELディスプレイなのでもちろんキレイです。この価格帯ではなかなかお目にかかれません。

ノッチ部分。カメラの上にスピーカーが隠れています。

SIMトレイは左側。DSDV対応。2つ目はMicroSDとの排他利用。

充電器は一般的な5V2Aのものが付属。

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マーロウ

ボディデザイン、ビルドクオリティは高いレベルでまとまっている。フレームはプラだが、それを感じさせない塗装技術!おかげでずいぶんと軽量だ!

OPPO Reno Aのパフォーマンスをチェック!

各種性能をチェックしてきましょう。

Color OS

OPPOのカスタムAndroidであるColor OS V6が搭載されています。一時期は癖の強いOSとも揶揄されましたが、そのあたりはだいぶ修正されているように思います。Androidはバージョン9 Pieです。

マルチタスク画面も上フリックで消すタイプで、標準Androidと同じ。通知画面のデザインが独特ですが、使い方は標準Androidとさほど変わりありません。

ホーム画面レイアウトはドロワー式にも対応しています。

OPPOオリジナルのクラウドサービスも使用できますが、よほどのOPPOファンで無い限りGoogleを使ったほうが便利です。もともとGoogleが使えない中国国内ユーザー向けの機能です。

ベンチマーク

Antutuスコアは20万点にやや届かず。それでもミドルハイクラス並の高性能です。

Felica(おサイフケータイ)機能

なんといってもFelica搭載なので、モバイルSuicaなど使えて便利ですね。アカウントがあれば特に難しいこともなく設定できます。

ゲーム性能

定番の2種類のゲームをプレイしてみました。antutuスコアで190,000点あればたいがいのゲームはプレイできます。

デレステ。3Dリッチで問題なく再生できます。

PUBG。最高画質でもカクツキなく動作します。

最近はどのOSも搭載してきたゲームモード機能。しっかりと対応しています。

バッテリー性能

調査中!

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マーロウ

この価格帯では十分な性能を有している。普段遣いであれば申し分ないな。

OPPO Reno Aのカメラ性能をチェック!

写真撮影には定評のあるOPPO。レンズは2つしかありませんが、しっかりと撮影できます。

夕暮れ時の町並み。しっとりと撮影できます。

夕焼けがキレイですねぇ。

室内照明でもバッチリ撮影できます。

人物写真のモデルがいないので、クマでご勘弁。

室内の物撮り。ちょっと明るめ。だいぶ補正が効いていますが、きれいに撮れます。

近接。マクロレンズが無いので、この程度までしか寄れません。

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マーロウ

さすがOPPOだ。安価なモデルでも手抜きはしていない。デュアルレンズでも十分キレイに取れるぞ。

まとめ:これはOPPOさんが本気で出してきた機種です!

以上ではとにかくいいところばかり見てきましたが、少し気になるポイントもコメントしておきます。

まずはOSが素のAndroidではなく独自カスタマイズされたColor OSだということです。これは好みが分かれるようです。ややiOS風なテイストでiPhoneからの乗り換えの方はさほど気にならないかもしれません。

次にスマホの背面といえば、デザイン的にもっとも注目されるところですが、ここはややチープ感があるとの評があります。このあたりはファーウェイも同様のテイストなので本機種が特別というわけではありません。iPhoneのような高級感はないということです。価格相応ですね。ケースしてしまえばわかりません!

ご存知のようにライバルのファーウェイがトランプ攻撃で撃沈しています(根拠のない風評被害)。

ファーウェイの同クラスでいうとNova 3あるいはP30 liteあたりですが、性能的には本機種のほうが圧倒的に勝利しています。

まさに「鬼の居ぬ間に洗濯」ということで一気に日本市場を攻め落とすつもりなのかもしれません。

OPPO Reno Aの評価
  • デザイン
  • ディスプレイ
  • パフォーマンス
  • カメラ
  • バッテリー
  • 価格
4.1

総合評価

OPPOさんが本気で出してきた機種です!

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マーロウ

いやぁ。これはまいったな。Xiaomiファンの私でも欲しくなる逸品だ!

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アン秘書

SIMフリースマホ入門としてもオススメできますね!

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