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高級中華スマホOnePlusの最新シリーズが華麗に登場!
今回は2021年3月に発売されたOnePlus 9 Proをレビューをお届けします。筆者、OnePlusをメインスマホにして、これが3代目(7T Pro→8→9 Pro)です。
筆者は40代のオッサンサラリーマンなので、ビジネスシーンでもチョット見栄をはりたい年頃です。iPhone 12 ProやXperia 1あたりでも良いのですが、みんな持ってるし、自慢したい感が滲み出てくるので、OnePlusはちょうど良い感じです。
筆者の独断と偏見で申し上げると「大人のスマホ」には次の3つの要素がほしいところです。
- なんと言っても高級感。とくにブラックで高級感を出してほしい
- 最高レベルの処理能力。最高のスマホを所有しているという勝手な自己満足。
- 最高クラスのカメラ性能。「先輩のスマホ、写真キレイっすね」て言われたい
アホやなぁといわれそうですが、オッサンの心理なんてこんなもんです。今回のOnePlus 9 Pro。上記の条件をすべて満たしてくれています。価格はやや高めですが、iPhoneやペリワンを購入することを思えば大したことはありません。
ちょっとばかり購入するのに時間がかかるのと、VoLTE化がめんどくさいというデメリットはありますが、OnePlusに興味のあるガジェオタならこんな障壁があるほど燃えてくるというものです。
前置きが長くなりましたが、今回もヒジョーに満足度の高い仕上がりになっていますので、早速レビューしていきたいと思います。
⇧OnePlus 9シリーズのPVです。
今回もOnePlus 9(→通称無印)とOnePlus 9 Proのラインナップです。(中国版ではこれに加えて、9Rもありますが、ほぼ8Tのリメイクなので特にとりあげません)
OnePlus 9 Pro
Proはステラ・ブラック(Stellar Black)、モーニング・ミスト(Morning Mist)、パイングリーン(Pine Green)の3色展開です。いずれも良い色合いだと思いますが、オッサンはブラック一択です。
OnePlus 9
無印はウィンター・ミスト(Winter Mist)、アークティック・スカイ(Arctic Sky)、 アストラル・ブラック(Astral Black)の3色展開です。
無印はグローバル版と中国/インド版でサイズが異なる
中国やインドではワイヤレス充電の需要がないのか、無印はワイヤレス充電機能がカットされてしまいました。その分軽くなっています。グローバル版と寸法と重さがだいぶ違うのでケースを購入する際は注意が必要です!
バージョン | 寸法 | 重さ |
---|---|---|
グローバル版(EU, US) | 高さ: 160 mmx幅: 74.2 mmx厚さ: 8.7 mm | 192g |
中国大陸版/インド版 | 高さ:160 mm 幅:73.9 mm 厚さ:8.1 mm | 183g |
価格
EU版、US版、インド版、中国版があります。定価だけでみると中国版が最も安いです(おそらく実売価格も最安)。個人輸入するとだいたい10%くらい高くなります。
地域 | バージョン | OnePlus 9 | OnePlus 9 Pro |
---|---|---|---|
EU LE2123 |
8GB + 128GB | €699 = 90,101円 |
€899 = 115,847円 |
12GB + 256GB | €799 = 102,934円 |
€999 = 128,771円 |
|
US LE2125 |
8GB + 128GB | $729 = 79,553円 |
$969 = 106,216円 |
12GB + 256GB | $829 = 90,879円 |
$1069 = 116,656円 |
|
India LE2121 |
8GB + 128GB | ₹49,999 = 74,591円 |
₹64,999 = 96,955円 |
12GB + 256GB | ₹54,999 = 82,039円 |
₹69,999 = 104,413円 |
|
China LE2120 |
8GB + 128GB | 3,799元 = 63,262円 |
4,999元 = 83,245円 |
8GB + 256GB | – | 5,499元 = 91,571円 |
|
12GB + 256GB | 4,299元 = 71,588円 |
5,999元 = 99,897円 |
なお中国大陸版は今回からHydrogen OSではなくOPPOのColorOSになりましたので注意が必要です。
OnePlus 9 Proの特徴とスペック
さらに洗練されたボディ。防水にも正式対応。
薄い2.2mmのアルミニウムフレームを採用。より薄く、より狭ベゼルになっています。
曲面ディスプレイは、前世代と比較して、変色やミスタッチを最小限に抑えるように最適化されているそうです。
以前からある程度の防水性能はありましたが、今回から防水性と防塵性について「IP68の性能」があると表明しました。
ゲーム用に冷却システムも強化。5層の冷却板の導入でゲーム中の熱放散を確実に行うとのこと。
オーディオはこれまで通り、デュアルスピーカー。ただしトップ側は通話スピーカーと兼用です。Dolby Atmosにも対応しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
寸法 | 163.2 x 73.6 x 8.7 mm |
防水 | IP68 |
指紋認証 | 画面内 / FOD |
重さ | 197g |
ガラス保護 | Corning Gorilla Glass 5 |
スピーカー | デュアル / Dolby Atmos |
パフォーマンス|常に最高レベル!Snapdragon 888搭載
SoCは当然フラッグシップであるSnapdragon 888です。常に最高の性能を求めるOnePlusのポリシーは健在。無印とProともに888です。
またこれも毎度のことですが、メモリもLPDDR5、ストレージもUFS3.1と現時点で最高のスペックです。
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Android 11 / Oxygen OS 11 |
メモリ | LPDDR5 / 8GB・12GB |
SDカード | なし |
SoC | Qualcomm Snapdragon 888 |
ストレージ | UFS 3.1 / 128GB・256GB |
Antutuスコア | 約 800,000 |
ディスプレイ|低電力なLTPOを採用!+Fruid Display 2.0
今回から新しく有機ELパネルにLTPO(低温多結晶酸化物)バックプレーンを採用し、ディスプレイのリフレッシュレートを動的に調整し、消費電力を節約できるようになりました(Proのみ)。リフレッシュレートは1Hz~120Hzの間で、動的に変化させることができます(アダプティブ・リフレッシュレート)。
これまでは60Hzと標準として、90Hzや120Hzなど限られた周波数でのみ変更可能でしたが、例えば静止画のみの画面ならば1Hzで、画面をタッチしてスワイプするときは120Hzなどのようにコンテンツや目的に応じて、調整することができ、電力を節約できます。この技術により最大50%の省電力を実現できるとしています。
ただしGSMArenaのレビューによると、OnePlusは高リフレッシュレートのゲームをあまりサポートしておらず、Fortnite、PUBG Mobile、Pokemon Goなどの非常に少数のゲームのみ対応しているとのこと。ゲームによってはリフレッシュレートが60Hzに下がったりすることもあるようです。
ディスプレイの完成度については、これまでの8シリーズに引き続きDisplay Mate A+評価。13項目で記録更新とのことです!
項目 | 詳細 |
---|---|
解像度 | 3216 x 1440 / QHD+ |
リフレッシュレート | 120Hz |
種類 / サイズ | LTPO / 6.78インチ |
輝度 / コントラスト | 1300nit / XXXX ? |
充電性能|無線で50W急速充電が可能に
バッテリー容量は4500mAhと標準的。8Tからは変わらず、8からは200mAhだけ増えていることになります。
有線はWarp Charge 65W。わずか15分で1日の電力を供給し、29分で1〜100%まで充電できます。
充電中の内部抵抗と加熱を低減するためにデュアルセル構成(2250mAh×2)になっており、長期間にわたってより高い出力で充電できます。
Proは無線で50Wの急速充電ができます。無印は15Wですが、無線充電が可能になりました。
※9無印中国版およびインド版は無線充電非対応です。その分重量が軽くなっています。
Proのワイヤレス充電はわずか43分で1%から100%まで充電可能。新設計のワイヤレス充電器には2つの充電コイルが装備されているため、OnePlus 9 Proは水平方向と垂直方向の両方で同じようにすばやく充電できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 4500 mAh |
ワイヤレス充電 | 50W |
急速充電対応 | Warp Charge 65W |
継続時間 | ? |
ネットワーク対応
5Gはいずれの機種も対応していますが、グローバルと中国版でバンドが違うので注意が必要です。詳しくはこちらの項目をご参考ください。
以下にProグローバル版(欧州/北米)のスペックを紹介します。
※Proはミリ波にも対応していますが、日本で使われるn257に対応しておらず、残念ながら使用できません…orz。
項目 | 詳細 |
---|---|
5G Band | NSA: N1, 2, 3, 5, 7, 8, 25, 28, 38, 40, 41, 48, 66, 71, 77, 78 SA: N1, 2, 3, 7, 25, 28, 41, 66, 71, 78 mmW NSA: n258, 260, 261 |
4G Band | B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66, 71 B38, 39, 40, 41, 46, 48 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
GPS | GPS (L1+L5 Dual Band), GLONASS, Galileo (E1+E5a Dual Band), Beidou, A-GPS |
ラジオ | x |
Bluetooth | 5.2 |
NFC | ○ |
USB | USB-C |
カメラ|ソニーの最新イメージセンサーを2つも搭載!
イメージセンサーはソニーとサムスンが鎬を削っていますが、OnePlusはSONY派です。OnePlus9 Proも当然ながら、SONYの最新センサーIMX789とIMX766を搭載してきました。
※無印はIMX 789→689です。
Proのカメラは4眼で次の構成になっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
リアメインカメラ | SONY IMX789 / 48MP / f/1.8 / 1/1.43" / 23mm / 7P / OIS |
望遠 | 8MP / 3.3x / 77mm / f/2.4 / OIS / 5P |
広角 | SONY IMX766 / 50MP / 1/1.56" / 14mm / f/2.2 / Freeform Lens / 7P |
白黒 | 2MP / f/2.4 |
フロントカメラ | Sony IMX471 / 16MP / 1.0µm / f/2.4 |
手ブレ補正 | OIS(光学手ブレ補正) |
SONY IMX 789
ProはSONYと共同開発した最新イメージセンサーIMX789をメインレンズに搭載しています。
大型の1/1.4インチセンサーを備えており、2x2オンチップレンズ(OCL)、12ビットRAW、デュアルネイティブISO、DOL-HDRなどの最先端テクノロジーにより卓越したイメージング機能が実現可能としています。
従来製品に比べてフォーカス速度が速くなり、色情報が4倍になり、色の精度が向上し、昼間と夜間のショットがきれいになり、ビデオのモーションブラーが減少するとのこと。
いまのところ他社製品も含め、OnePlus 9 Proにだけ搭載されているセンサーです。
※OnePlus 9無印はメインカメラがIMX789→689と少しグレードダウンしています。また光学手ブレ補正機能がありません。IMX689はOnePlus 8 Proに使われていたセンサーですし、性能の差は僅かだと思われます。
スペックは次の通り。
- センサーサイズ: 1/1.43"
- 解像度: 48MP
- ピクセルサイズ: 1.12µm
- OIS光学手ブレ補正
- レンズ数: 7P
- 焦点距離: 23mm 相当
- F値: ƒ/1.8
SONY IMX 766
超広角にはIMX766を採用。メイン級のイメージセンサーを2つも搭載とは…。766はOPPO Reno5Pro+のメインセンサーにも使用されている高性能センサーです。
フリーフォームレンズが導入されており(後述)、入射光を補正し、写真の端の歪みを約1%まで下げることが可能とのこと。
また被写体から4cm離れたところからピントを合わせることができ、高品質のマクロ写真を撮影することもできます。
動画撮影機能
メインカメラでは、高品質ビデオの標準1080pの16倍のピクセル数を備えており、4K 120fpsで撮影できます。
超広角カメラは、歩行時にタイムラプスビデオを作成することもできます。8K 30fps、4Kで120fpsで動画撮影が可能。
- 8K : 30 fps
- 4K : 30/60/120 fps
- 1080p : 30/60 fps
- スローモーション: 1080p video at 240 fps, 720p video at 480 fps
- タイムラプス: 1080p at 30 fps, 4K at 30 fps
DOL-HDR機能を新たに導入
DOL-HDRは「DigitalOverlap High Dynamic Range」の略で、2つの異なる露出で2つのフレームを同時に撮影することで機能する技術だそうです。
シーン内の照明を改善するために、2つの画像をマージするとのこと。
スペック比較|無印とProどちらを買うべきか?
無印、Proのスペックを比較してみました。
項目 | OnePlus 9 | OnePlus 9 Pro |
---|---|---|
重さ | 192 g | 197 g |
厚さ | 8.7 mm | 8.7 mm |
画面サイズ | 6.55" | 6.7" |
解像度 | 2400 × 1080 px FHD+ |
3216 × 1440 px QHD+ |
画面種別 | AMOLED | AMOLED LTPO |
リフレッシュレート | 120 Hz | 120 Hz |
指紋認証 | 画面内 | 画面内 |
SoC | Snapdragon 888 | Snapdragon 888 |
メモリ | 8 GB / 12 GB LPDDR5 |
8 GB / 12 GB LPDDR5 |
ストレージ | 128 GB UFS 3.0 |
128 GB UFS 3.1 |
標準カメラ | SONY IMX689 48 MP 1/1.43" ƒ/1.8 |
SONY IMX789 48 MP 1/1.43" ƒ/1.8 |
広角カメラ | SONY IMX766 50 MP 1/1.56" ƒ/2.2 |
SONY IMX766 50 MP 1/1.56" ƒ/2.2 |
望遠カメラ | 8 MP | 8 MP ƒ/2.4 |
マクロカメラ | ✖️ | ✖️ |
モノクロカメラ | ✖️ | 2 MP |
セルフィーカメラ | Sony IMX471 16 MP ƒ/2.4 EIS |
Sony IMX471 16 MP ƒ/2.4 EIS |
バッテリー容量 | 4500 mAh | 4500 mAh |
急速充電 | 65 W WarpCharge | 65 W WarpCharge |
無線充電 | 15 W ※中国版は非対応 |
50 W |
5G対応 | n77, n78 | n78, n79 |
4Gプラチナ | B8 / 18 / 19 / 26 | B8 / 18 / 19 / 26 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
GPS | L1 + L5 | L1 + L5 |
結論から言うと、多くの方にとって「無印」がオススメです。Proは本当にプロ向けという仕様です。
9無印が向いている方
- なるべく安くOnePlusを手に入れたい。
- コストパフォーマンスは気にしたい
- 無線充電は使わないと思う
- 軽いスマホが良い
9Proが向いている方
- LTPOなど最高の技術を試したい
- 画面の綺麗さにこだわりたい
- 最高レベルの写真を撮りたい
- 無線充電を試してみたい
英語ですが、⬇の動画がビジュアルとしてわかりやすいです。
名門ハッセルブラッドと共同開発したカメラ技術を搭載!
ハッセルブラッド (Hasselblad) とはスウェーデンの高級カメラメーカーです。戦後に6×6 cm判カメラで名を馳せ、現在でも高級中判デジタルカメラメーカーとして知られています。
こんな高級カメラをつくっています。⬇
中華スマホメーカーとヨーロッパのカメラ(レンズ)メーカーはこれまでもLeica(ライカ)とHuawei、Carl Zeiss(カールツアイス)とVIVOが提携した例がありますので、珍しくは無いのですが、まさかハッセルブラッドと提携するとはOnePlusもなかなかやりますね。
3年間で10億ドルをイメージ関係に投資!4つの技術が実用化。
OnePlusとHasselbladのパートナーシップによって、「自然な色」と「プロの経験」をより多くの次元に拡大していくとのことで、 現在、OnePlusは世界に4つのイメージングR&Dセンターを設置しているそうです(東京にも!)
今後3年間でOnePlusは160億円を投資し、イメージング部門はOnePlusの戦略の重要な部分となるそうです。現在、次の4つの技術について成果が得られているそうです。実際にOnePlus 9にどこまで搭載されるか不明ではありますが、原文(中国語翻訳)を引用しながら紹介していきましょう。
1. 自然で快適な発色性能を実現
OnePlusとHasselbladが共同で開発した「Hasselblad Natural Color Optimization」により、どんな写真も自然で快適な発色性能を実現しています。 OnePlus Imaging Labとハッセルブラッドのカメラチームによる共同デバッグに加え、世界トップのハッセルブラッドアンバサダー3人と協力して、リアルで複雑なシーンを撮影して、この厳しい基準をさらにデバッグし、最適化しました。
2. 140度スーパーワイドマトリクスカメラ
OnePlusイメージングイノベーションチームは、2つの広角カメラとトリプルプリズムからなるカメラ構造を持つ「140度スーパーワイドマトリクスカメラ」技術開発!
2台のカメラを同期させることで、歪みのほとんどない140度のワイドパノラマ写真が撮れるようになりました。
3. 強力な「ハッセルブラッドプロモード」
プロユーザー向けに開発され、シャッタースピード、感度、ホワイトバランスなどの各種パラメーターを柔軟に調整できるほか、「ピークフォーカス機能」による高速で正確なピント合わせや、一般的な10ビット色深度の64倍にあたる687億色の色深度を持つ12ビット色深度のRAW形式での撮影が可能なため、後処理領域が広く、写真の色の移り変わりがより繊細で滑らかになります。
4. Human Eye Bionic Focus
人間の目をモチーフにしたSF的な技術。 オートフォーカスの応答性を従来の5~10倍の1msに短縮しました。 最短撮影距離は15cmに短縮され、極めて高速な近接撮影が可能です。
また、内部のフットプリントやフロントカメラの開口部も小さくなります。 この技術により、前面カメラはポートレートと背景をほぼ同時に、かつフルフォーカスで撮影することができるようになります。
その他にも、より儀式的な撮影体験をしていただくために、カメラ体験のいくつかの機能を再設計しました。 シャッターを押すと、ハッセルブラッドのミラーシャッター特有の、何度もチューニングされた機械音がします。 また、新しいスタイルのカメラウォーターマークも追加され、写真の質感のアクセントになります。
OnePlus 9 Proを実機レビュー
AliExpressにてステラブラック(中国版)を購入しましたので、フォトレビューしていきます。
パッケージ
いつもの縦長Redパッケージですが、黒文字ではなくなりました。
下の化粧箱はブラックです。本体がいきなりお目見え。中国モデルです。
いつものRedケーブルと充電器。充電器は中国仕様なので日本でも使えます。
付属品一式です。今回はシリコンタイプの保護ケースです。フィルムは貼り付けてあります。
ボティ
今回は渋いブラックをチョイス。写真で見るよりかなり格好良いです!まさに大人のスマホです!
QHDのディスプレイ。ベゼルが狭い!
大型化したカメラユニット。中央揃えから左上にやってきました。
OnePlus特有のスライダーボタンは健在。いつもながらのビルドクオリティです。
左サイドには音量ボタンのみ。
トップにはマイク穴のみ。トップ側のスピーカーは通話用スピーカーと兼用です。
ボトムには専用のスピーカーがあります。中央にはUSB-Cコネクタ。左側にはSIMトレイが配されています。
背面は一見プラスチックに見えますが、AGガラスと呼ばれる素材だそうです。マットな仕上がりで高級感があります。指紋につきにくく良い仕上がりです。
保護ケース
付属の保護ケースを装着してみました。ブラックにはブラックのケースです。シルバーはホワイト系がついてくるようです。うっすらとNeverSettleの文字が入っています。素材はシリコン系のエラストマー樹脂と思われます。少し滑りやすいので、外で使う場合は他の滑りにくいケースに交換したほうがよいかも。
エッジを邪魔しないよう適切なフィットになっています。
おまけでこんなものがついてきました。UV硬化レジンなどでディスプレイをコーティングする際に、ボタンの隙間からコーティング剤が入ると故障の原因になるので、それを防ぐための保護シールだそうです。
充電器とケーブル
今回から65W Warp Chargeになりました。コネクターもUSB-AからUSB-Cに変わっています。
中国版なので日本でも使えるプラグです。サイズは65W対応ということでちょっと大きめ。
出力のPDOをみると、5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓2.25、45W MAXのPD、および3.3-16V⎓3AのPPSにも対応しているようです。最大出力は10V⎓6.5A(65W)です。
いつものRed Cable(C to C)が入っています。
重量チェック
フィルムとSIM込で201g。標準的な重量です。
ケース込だと220g。こちらも標準的。
OnePlus 9 Proのパフォーマンスをチェック
OS
Oxygen OS 11
今回、中国大陸版を購入しましたが、販売店にてOxygen OSを焼いてくれていました。Oxygen OSは11.2.4.4です。
Color OS
中国大陸版にはOPPOのColor OSが搭載されています。そして、スマホのソフトウェアアップデートからROMを焼くだけでColor OS⇔Oxygen OSが変更可能です。
Color OSはマルチランゲージ対応なので、日本語にも対応しています。さらにOPPO社は日本へも進出しているので、VoLTEも特に開放作業をしなくても使用できます。
問題は、中国国内向けなので、Google Playがインストールされておらず、一からインストールしなおしなことと、中国向けの余計なアプリを削除しなくてはならないことですが、大して難しいことではないので、VoLTE開放が面倒な方はこちらでもまったく問題ないと思います。
デザインもOxygenOSを意識したものになっています。…とはいってもやはりOxygenOSの洗練された雰囲気にはかなりませんが。。。
ベンチマーク
Antutuベンチマークスコアver.9 (Oxygen OS 11)
Geekbench 5ベンチマークスコア(Oxygen OS 11)
Antutu / Geekbench 5ベンチマークスコア(Color OS 11)
ColorOSの場合、AntutuではOxygenOSよりも高めのスコアがでて、Geekbenchでは低めにでるというわけのわからない結果となりました。
ゲーム性能
Oxygen OSの特徴として、通常のゲームモードに加えて、プロ向けのゲームモードがあります。これまでプロゲーム集団Fnaticの名前を冠してFnaticモードと呼ばれてきましたが、スポンサー契約終了に伴い、プロゲームモードという普通の名称になりました…。
原神
人気RPGゲーム「原神」を最高レベル(フレームレート60fps)でプレイしてみました。事前にアプリから警告されるように、かなり発熱します。
アチアチというほどではないですが、ジワーと汗がでるくらいです。CPU温度で46℃程度まであがりますが、30分プレイしても50℃を超えることはありませんでした。
ただ最高レベルだとたまに、瞬間的にカクつくことがあります。ただこれは処理性能というよりもAndroidまたはSnapdragonSoCへの最適化がうまくなされていない結果のようにも思います。
PUBG
ご存知人気バトルロワイヤルゲームPUBG。
FHD+フレームレートウルトラでまったく問題なく動作します。発熱は気にならない程度です。
OnePlus 9 Proのカメラ性能をチェック
9シリーズの目玉であるハッセルブラッドのカラーリング技術を導入したカメラ性能。最初に結論をいってしまうと、正直「期待はずれ」の印象が強いです。
あれだけ宣伝したので、ハードルを挙げすぎたというか…。もう少し鮮烈な印象を残してくれると思ったのですが、これまでのOnePlusとそんなに変わっていない感がいまのところ拭えません。
もちろん全体的なクオリティは高く、良い写真は撮れますが、他社のハイエンド機種と比べて突出しているわけではないです。新型のイメージセンサーですし、今後のアップデートで改善されることを期待します。
操作画面
標準写真モード。これまでのOnePlusとほとんど違いはありません。
ズームの操作はOnePlus独自の回転式。光学ズームで3.3倍。デジタルズームで30倍まで可能です。
画面下からのフリックでメニューが登場します。プロモードのアイコンがハッセルブラッドになっています。
プロモードです。ISO、ホワイトバランス、シャッタースピード、露出補正、フォーカスについてマニュアルで設定できます。電子水平器も画面に現れます。
…ただこれまでのProモードと何が違うのかと言われても…。
以下、筆者の撮影例をご覧ください。すべてフルオートです。
屋外ズーム
上から超広角→標準→3.3倍ズーム→(場合によって)30倍デジタルズームの順になっています。
花の写真ですが、ちょっと色が盛ってあるように思います。とくに赤系統が。ハッセルブラッドのナチュラルな色味と自慢していたのに、ちょっとガッカリです。
あからさまに色調整に失敗している写真です⇧。赤が飛んでます。ここまでひどいのは滅多に無いですが、それでもガッカリしますよね。
色味については全般的にビミョーでして、せっかくのSONYセンサーをうまく調整できていないように思いました。
屋外夜景
Proモード(明るさ補正無し)→写真(標準)モード→夜景モードの順です。Proモードが実際に目で見たときの明るさに近いです。
夜景モードは多重撮影を行い、合成して明るさを増したものです。
室内物撮り
物撮りはかなりきれいに撮れますね。
マクロ近接
専用のマクロレンズがついていないので3cm程度までしか寄れません。
カメラまとめ
カメラ性能について、メインイメージセンサーがSONY IMX 789になりましたが、今のところ劇的な進化が感じられるわけではなく、これまで通りのOnePlusの画像という印象です。
また鳴り物入りで登場したHasselbladのカラーコントロールですが、上の実例で見たとおり、自然な色味が再現できるとは思われず、これまでのOnePlusとの違いがまったくわからないという結果になりました。
これらの点については、今後のアップデートで改善されることを期待します。
HuaweiやXiaomi、Galaxyのハイエンド機種と比べるとこれまで通り、ややランクダウンという評価は避けられないところですね。とはいえハイレベルな画像が得られるスマホであることは確かです。どうしてもOnePlusのハイエンドなので、もう少し上の性能を期待したいところです。
バッテリー持ち
かなり残念な性能です。Snapdragon 888が燃費が悪いのは承知ですが、LTPOパネルでリフレッシュレートを可動させて省エネ運転することを期待していたのに、普通に使用していて半日程度で100%→20%になります⬇。ゲームしたら速攻で10%程度無くなります。
ダークモードにしたり、スリープ時間を見直しても改善しません…。アップデートで改善されるかと思っていたのですが、これまでの2回のアプデでも改善されていません…。
他のSnapdragon 888搭載機種はROG Phone 5しか使用していませんが、ゲーミングスマホのROGですらここまでひどくないです…。いったい何が原因なのでしょう??
急速充電性能
一方で同梱されている65Wチャージャーによる急速充電はかなり便利です。朝の忙しい時でも20分程度チャージするだけで20%→60%。30分程度で20%→80%近くいきます。これはとても便利です。
ただしOnePlus独自規格のWarp Charge 65対応充電器のみ急速充電可能で、OnePlus 8に付属していたWarp Charge 30では急速充電できませんでした。
ワイヤレス充電
9 Proはワイヤレスで50Wの急速充電に対応しているのが魅力の一つですが、専用の50Wチャージャーが必要です。→現在注文しているので追ってレビューします。
なおXiaomiの20Wワイヤレスチャージャーで充電してみたところ問題なくチャージできました。
グローバル版と中国大陸版どちらを買うべきか?
中国大陸版用に搭載されていたHydrogen OSが廃止されて、なんとOPPOのColor OSになってしまいました。したがってOnePlusらしさを残したOxygen OSを使うにはグローバル版だけになってしまいそうです。
Color OS版は初期設定でVoLTE開放済です。ColorOSはマルチ言語対応なので、日本語にも対応しています。それに対してOxygen OSを焼くとVoLTEは閉鎖されるとのことです。Color OSが気にならない方はそのままのほうがよいかもしれません…。
中国大陸版のほうが安い
ここで悩ましいのが、欧米向けのグローバル版は中国大陸版よりも割高だということです。詳しくは下の表をご覧ください。
なお北米版の方が欧州版よりも割安です。
バージョン | OnePlus 9 | OnePlus 9 Pro |
---|---|---|
Global(欧州 / 北米) 8GB + 128GB |
€699 = 90,101円 $729 = 79,553円 |
€899 = 115,847円 |
12GB + 256GB | €799 = 102,934円 | €999 = 128,771円 $1069 = 116,656円 |
China(中国) 8GB + 128GB |
3,799元 = 63,262円 | 4,999元 = 83,245円 |
8GB + 256GB | – | 5,499元 = 91,571円 |
12GB + 256GB | 4,299元 = 71,588円 | 5,999元 = 99,897円 |
しかし、前述のようにOxygen OSが使えないというデメリットがあります。ただし腕に覚えのある方はブートローダーアンロックして、Global ROM(Oxygen OS)を焼くという手があります。
→ROMをダウンロードしてソフトウェアアップデートのみで焼くことができます。PC不要。
OnePlusは公式に「Root化しても2年間は保証する」といっているので、販売店がグロROM(Oxygen OS)を焼く、いわゆる「インターナショナルROM」が出回る可能性があります。→早速AliExpressのOnePlus Official StoreでGlobal ROMを焼いた中国大陸版が発売されています。
> AliExpress | OnePlus Official Store
5Gのバンドが異なる
さらにもう一つ面倒な問題があります。グローバル(欧州/北米)と中国大陸版では5Gバンドにわずかな違いがあります。
5Gの共通バンドであるn78はどちらも対応していますが、グローバル版は他にn77をカバー、中国大陸版はn79をカバーしている点が異なっています。
問題となるのはSoftbankとRakuten Mobileが採用しているn77です。中国大陸版はSoftbankとRakuten Mobileでは5Gの電波を受信できなくなってしまいます。ドコモとauは問題ありません。逆にグローバル版はn77対応なので受信可能です。
ただし過去にVIVOの機種にあったようにn77は範囲が広いので一部の周波数にしか対応しない可能性もあり、こればかりは実機検証が必要かもしれません。
→グローバル版でSoftbankか楽天の5Gを掴んだという方はコメント欄にて報告してもらえると嬉しいですm(_ _)m。
→筆者、中国版を購入しましたが、Softbankの5Gは今の所掴んでいません(¯―¯٥)。ドコモでは5G掴みました⬇。
要は中国大陸版を購入される方はSoftbankとRakuten Mobileで5Gを受信できないことを確認の上、購入したいということです。
- 参考1:グロROMを焼いてもバンド対応はかわりません。
- 参考2:北米版はミリ波(n258, 260, 261)を掴みますが、日本で使われているn257に非対応なため使用できません。
バージョン | OnePlus 9 | OnePlus 9 Pro |
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Global 5G(北米) | 5G NSA:n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n77, n78 5G SA:n1, n2, n3, n5, n7, n25, n28, n41, n48, n66, n71, n77, n78 |
5G NSA:n1, n2, n3, n5, n7, n8, n25, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n77, n78 5G SA:n1, n2, n3, n7, n25, n28, n41, n66, n71, n78 5G mmWave NSA:n258, n260, n261 |
Global 4G | LTE-FDD:B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B30, B32, B66, B71 LTE-TDD:B38, B39, B40, B41, B46, B48 |
LTE-FDD:B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28, B30, B32, B66, B71 LTE-TDD:B38, B39, B40, B41, B46, B48 |
China 5G | 5G NSA:n41, n78, n79 5G SA:n1, n3, n28A, n41, n78, n79 |
5G NSA:n41, n78, n79 5G SA:n1, n3, n28A, n41, n78, n79 |
China 4G | LTE-FDD:B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B26 LTE-TDD:B34, B38, B39, B40, B41 |
LTE-FDD:B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B26 LTE-TDD:B34, B38, B39, B40, B41 |
5G/4Gのバンド対応
どこで買えるのか?
グローバル版
アメリカの公式ストアで購入できなくも無いですが、アメリカ国内しか発送しないので、代理店を経由する必要があり割高になります。知人がいれば頼めるかもしれないですね。
他ではいまのところ、Amazonのイタリアやイギリスが取扱していることがわかっています。ちなみに筆者、Xiaomi Mi 9をAmazonイタリアから購入したことがありますので、ちゃんと日本まで送ってくれます。ただし事前に消費税を払う必要があります。
インドに知り合いがいればインドが一番安いと思います。ただインドからの輸入は制限が厳しいのでストア経由の個人輸入は絶望的です。
中国大陸版
いちばん有名どころはAliExpressですね。「OnePlus Official Store」で取り扱いが始まっています。
なおOfficialストアでも代理店や業者を経由して送られてきたりしますし、そもそも本当のオフィシャルストアか怪しいところもあります。AliExpressあるあるですので、承知の上で購入してください。なお筆者はOfficial Storeで注文し、無事届きました。
AliExpress | OnePlus Official Store
日本語が使える輸入代理店ExpansysやEtorenでも取扱しています。⬇
日本の輸入業者
いろいろありますが、まめこMobileさんが評判が良いようです。
One Plus 9の日本発売があるかも→なさそう(¯―¯٥)
待ち望まれていた日本での発売がこの9シリーズからあるかもしれません。…と思ったのですが、残念ながら各社夏のラインナップに登場しませんでした。期待させて申し訳ありません。
⬇以下、余興でお読みいただければと思います。
あくまでも推測になりますが、そのヒントは昨年改称されたOPPO Japanの名称にあります。
OPPO Japanは2020年10月8日にオッポジャパン株式会社から「オウガ・ジャパン株式会社」へ、社名変更しました。
すでにオッポなのになぜ変更するのか理由は明らかにされていませんが、山根博士氏の推測が的を射ていると思います。
つまり、中国語でオッポ=欧珀、OnePlus=一加なので、「欧+加」で「オウガ」だろうというものです。※OnePlusはOPPOの子会社。
だとすれば近々、OnePlusの日本参入が発表され、最初の機種がOne Plus 9であっても不思議ではありません。
OnePlus 9 Proレビューまとめ
以上、レビューしてきた内容を総括してみます。
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素晴らしいビルドクオリティ。高級感良好。
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美しい有機ELディスプレイ
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使いやすいOxygen OSとサクサク感
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歪みなく撮影できる超広角カメラ
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65W急速充電は素晴らしい
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名ばかりだったハッセルブラッドカラーコントロール
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LTPOも効果無し?早すぎるバッテリー持ち
デザイン
カメラユニットが2列になりセンター配置から左上に移動しましたが、破綻なく納めています。Hasselbladロゴも控えめ。ブラックは高級感のあるマット仕上げで指紋も付きにくい。相変わらずの高いビルドクオリティ。文句無し。
携帯性
6.7インチの大型ディスプレイと200gは片手で持つにはやや大きく重いので、両手持ち推奨。ディスプレイが大型で視認性も高いので情報デバイスとしての魅力は高です。エッジは心地よい適度なカーブでゲーム時も問題無し。付属保護ケースも軽量なシリコンになり快適。
レスポンス
快適。Snapdragon 888+LPDDR 5+UFS3.1の最高レベル構成なのですべての操作がサクサク。画面内指紋認証もOnePlus 9に比べて高速化。認識失敗も減って快適。伝統のスライダーボタンも相変わらず便利。
画面表示
相変わらず美しいサムスン製有機ELディスプレイ。FHD→QHDはキレイな写真や小さな文字を見くらべないとわからない程度の差だが、最高級のディスプレイを有しているという満足感は高い。2年程前の液晶ディスプレイからの乗り換えだと驚くほどビックリすると思います。
リフレッシュレート120Hz対応になったディスプレイもゲームやSNS閲覧に効果発揮。ただLTPO採用による可変リフレッシュレートの効果が目に見え無いのが残念。
バッテリー
65Wの有線チャージはかなり便利。20分も充電すれば8割程度になるのでとっさの時に便利。
しかしその足をひっぱってるのがバッテリー持ち。ゲームをするとみるみる減っていく。フル充電してゲームをしなくて、やっと一日持つ程度。今後の改善を期待
カメラ
今回の一番のアピールポイントだったカメラ性能の向上は思いっきり期待を裏切る結果になりました。ハッセルブラッドはいったい何をしたのでしょうか??せっかくのSONYとの共同開発も不発の模様。もちろん悪いというわけではなくハイレベルなのですが、一番ではないことへの失望感が強いです。唯一、評価できるのは歪みが少なく撮影できる広角カメラですね。今後のソフト的な改善を期待します。
項目 | 評価 |
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デザイン | ★★★★★ 5 |
携帯性 | ★★★★☆ 4 |
レスポンス | ★★★★★ 5 |
画面表示 | ★★★★★ 5 |
バッテリー | ★★★★☆ 4 |
カメラ | ★★★★☆ 4 |