ハイ!日本のみんな、快適なスマホライフを満喫しているかい!
所長!このおじさんだれですか?
知らないのか?RAVPowerおじさんだよ。某Twitter界隈で絶大な人気を誇るんだ。今回はRAVPowerの製品を紹介するからワタシが呼んでおいたんだ。詳しくは下の映像みてくれ。
オーケーかい?じゃぁ早速、オラのオススメモバイルバッテリーを紹介していくよ。C’mon!
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
さて、今回は縁あってSunvalleyさんからRAVPowerの2-in-1モバイルバッテリー充電器RP-PB125を提供していただきました。自腹購入ではありませんが、いつもどおりのレビューでいきますのでご心配なく。
まず、RAVPowerブランドについて。アメリカを始め世界中にデジタルアクセサリーを販売しています。日本では長らくAnkerがこの分野で人気でしたが、近年RAVPowerが積極的に追い上げてきています。
ノートパソコンのバッテリーから、ACアダプター、モバイルバッテリーなどさまざまな製品を取り扱っているよ。2011年に創業以来、米国、英国、ドイツ、カナダ、フランス、スペインなど世界各地で積極的に販売活動を展開してるんだ。
2-in-1タイプのUSB充電器は出張と旅行に超絶おすすめ
えーと。まず2-in-1という意味がわかりづらいですね。
オーケー。そこから説明してくよ。
まずこの商品の最大の目的から説明してきましょう。このタイプの商品は2-in-1タイプ、あるいはハイブリッドタイプなどと呼ばれる充電器で、次の2つの製品が合体したものです!
- スマホを充電するのに必要なUSB充電器
- 電源がないところでも充電できるモバイルバッテリー
なぜ合体させるのか?類似したスペックをもつ単体のRAVPower(A)RP-PB060と(B)RP-UC11を例に考えてみます。
-
コンパクト(小さく、軽く)にしたい
重量(A)+(B)=82 g + 124 g=206g > 194g -
値段を安くしたい
(A) + (B) =¥ 1,499+¥ 1,859=3,358円 > 2,999円 - バッテリーへの充電が簡単(ケーブル不要)
①と②はわずかのメリットしかありませんでしたね。それよりも一体化して使いやすいというのが主な理由と思います。以下具体的にシーンを想定してみました。
移動中の荷物が重いとそれだけ疲労度が増します。出張の手練れならミニマルに厳選された出張アイテムをカバンにいれているはず。
筆者もこれまで出張時にはUSB充電器とモバイルバッテリーを2つカバンにいれてきました(というか普段から入れています)。仕事中の充電切れは怖いですよね。
今回紹介する製品ならば2-in-1で充電器とバッテリーが一体化しているので、省スペースとなるわけです。
注意しないといけないのは、目的にちゃんとマッチしているかどうか。本製品あくまでスマホ用なのでノートPCは充電できないし、バッテリーも2回分。それを超えるようであれば、やはり単品でそろえたほうが良いぞ。
USBが二口あるので、二人で旅行するときに、これ1台持っていけば相手のスマホも同時に充電できるので、荷物が減りますね。
へぇー。そういうふうに考えるとロマンチックですね!
本製品のライバルは明らかにAnkerの2−in−1タイプPowerCore Fusion 5000です。価格帯も全く同一ですしね。下記の製品です。
RAVPowerからは本製品の他に類似したRP-PB122という2−in-1製品も発売しているので、違いに戸惑うかもしれません。
PB122の方はUSB-Type Cに対応している点がポイントです。PD(Power Delivery)という最新の規格に対応しています。
PB122はUSB-C(PD)に対応している分、値段も高めになってるよ。容量も少ないし、重量も重めだ。
RAVPower RP-PB125の魅力4点
スペック一覧 RP-PB125 VS PowerCore Fusion 5000
最初にスペックを確認しておきましょう。ライバル製品であるAnker PowerCore Fusion 5000と併記してみました。
項目 | RAVPower RP-PB125 | Anker PowerCore Fusion 5000 |
---|---|---|
Amazon価格 | ¥3,099 | ¥3,099 |
寸法 | 8.1 x 7.5 x 2.7 cm | 7 x 7.2 x 3.1 cm |
重量 | 195 g | 189 g |
入力電圧 | 100V-240V | 100〜240V |
バッテリー容量 | 6700mAh | 5000mAh |
入力 | 5V=2A | 5V=2A |
出力 | 5V=2.4A | 5V=2.1A |
合計出力 | 3A | 3A |
出力ポート | USB A × 2 | USB A × 2 |
入力ポート | USB Micro B × 1 , AC入力 | USB Micro B × 1 , AC入力 |
Quick Charge対応 | ☓ | ☓ |
トラベルポーチ | ○ | ○ |
価格(執筆時)、スペックがほとんど類似しているのがおわかりいただけると思います。異なっているのは次の点。
- 寸法・重量ともにRAVPower製品の方がやや大きい
- バッテリー容量がRAVPower製品のほうが約1.3倍
ワタシの意見だと、バッテリー容量重視でRAVPowerがわずかに勝利しているように思う。後発組の優位性だな。
それでは以下に、本製品のオススメポイントを4点紹介していきます。
1 バッテリーと充電器が合体してコンパクト!
繰り返しになりますが、なんと言ってもこの商品の一番の注目ポイントは、バッテリーと充電器が合体しているということです。
ケーブル類も最小限に抑えられますので、急いでいるときなどもぱっと取り出すことができますね。
バッテリーの容量が少ないのではないかと心配されるかもしれませんが、6700mAhあれば、ほとんどのスマホに1回以上満充電可能です。iPhone Xsを約1.5回、iPhone Xrを約1.4回可能です。
もし容量が少なくなってもが、コンセントのある場所であれば即時充電が可能になります。1泊の出張であればホテルで本体の充電と兼ねてバッテリーも手軽に充電できるわけです。
出張のときにホテルで荷物がちらかると片付けが面倒だよな。1つにまとまっていると楽ちんだ。
2 コンパクトに収納可能。狭い家で活躍します。
最近は急速充電が流行りですが、QCだとかPDだとか様々な規格があってわかりづらいですね。本製品はQC (Quick Charge)やPD(Power Delivery)には一切対応していませんが、独自のiSmartという技術で、ほとんどのスマホを急速充電できます。
QCやPDがスマホ側も対応しないといけないのに対し、こちらの製品は汎用性があるタイプといえます。
コンセントに差した状態でスマホの充電は可能?
できます。出力先が優先で充電され終わると本体が充電されます。充電の速度は一般的な充電器とかわりありません。
2台同時に充電は可能?
できます。出力先が優先で充電され終わると本体が充電されます。充電の速度は一般的な充電器とかわりありません。
3 確かな安全性。○PSEマーク適合商品
今年の2月からモバイルバッテリーへの○PSEマーク表示が義務化されました。構造的に作りやすいので様々なメーカーが売り出したところ、発火事故が頻発したためです。
もしバッテリーが発火したら怖いですよね。本製品は安全性重視ですし、PSEにももちろん適合しています。
また充電器は過充電防止機能が付いているので、常時にコンセントに挿しても過充電にならないようになっているのも安心です。
そして保証も18か月+12か月(製品登録後)の長期保証になっているのも嬉しいですね。日本にちゃんと代理店があるので、どこかの訳のわからない商品とは違い安心感があります。
4 低電圧デバイス向けの充電モード搭載
これはどうやら本製品のオリジナル機能のようです。
Bluetooth対応イヤホンやスマートウォッチなどの一部のデバイスは高出力の充電器だと充電ができません。電圧が高すぎるためですね。
本製品はそのような低電圧用デバイスのための特別なモードが用意されています。電源ボタンを4秒間長押しすると、定電圧モードになります。
最近Bluetoothイヤホンとスマートウォッチが急速に普及しているので、これはありがたい機能です。
どうだい。製品の魅力が十分に伝わっただろ!我慢できないやつはもうポチってもいいぜ。
RAVPower RP-PB125を使ってみました
開封してみました
化粧箱はきれいめのエメラルドグリーン。化粧品の箱みたいで上品ですね。Ankerのホワイト+ブルーのシンプルなデザインとは雰囲気が違います。
中もキレイに梱包されています。清潔感があって好印象。
付属品一式。バッテリー本体、マイクロUSBケーブル 、ユーザーガイド、キャリーポーチ
本体。はじめての印象としては、ややデカイ・・・。
ホワイトは清潔感があって可愛らしいですね。マットな質感も好印象です。
前面。上から電源ボタン。LEDランプ。入力用Micro-USB。出力用USB-A×2口。
プラグを取り出してみました。本体にプラグの爪が全部隠れてしまうので、つまみにくいデメリットがある反面、出してしまうと引っかかりやすいという欠点もあります。ワタシはどちらかというと出ていてほしい派。
ちなみにプラグ部分のエッジはブレにくいように平らに加工されています。このあたりの配慮がにくいですね。
手にすっぽりと収まる大きさ。重量は缶コーヒー一本分。
各種使用説明。ポイントは○PSEマークが入っていること。今年からこのマークが入っていないと法律違反です。
しっかりしたビルドクオリティ。安心して使える感があるぞ。
充電してみました
付属のMicro-USBケーブルで充電してみました。こんな感じですが、このような場面はほとんど無いでしょう。近くに電源コンセントがない場合だけ。基本はコンセントから充電です(後述)。
ちなみに残容量インジケーターの表示は次の通り。
¤○○○ 0%~25%
●¤○○ 25%~50%
●●¤○ 50%~75%
●●●¤ 75%~100%
●●●● 100%満充電
続いて、スマホを充電してみました。筆者愛用のXiaomi Mi 9。もちろん充電できます。
USBテスターで電圧と電流を計測していみました。5.09V×2.22Aなのでほぼ定格(5V×2.4A)通り出力してくれています。
続いてAC電源コンセントからの出力。タブレットとスマホ同時充電できています。
こちらはMicro USBで給電しながら、タブレットとスマホの同時充電。ケーブルが三本刺さります。
続いて大きさ比較。左から標準的な大きさのAnker PowerPort Speed 1 PD 60、Xiaomi Mi USB-C Charger。そして一回り大きい本製品。
付属のキャリアポーチに入れてみました。ちょうどよい収まりですね。
いちおう重量も計測。公称値より4g重いですが誤差の範囲でしょう。
やはりAC電源から簡単に充電できるのが便利だな!
RAVPower RP-PB125のレビュー
以上のように、RAVPower RP-PB125をざっと使ってみての感想です。まだファーストインプレッションの段階なので、耐久性などは追ってレビューできればと思います。
◎デザイン
ミニマルなテイストで高感度高し。ただし高級感はありません。万人受けするデザインですね。RAVPowerのブランド名も刻印形式なので不要に目立たないのがGOOD。
◎機能性
この価格帯の充電器ならびにモバイルバッテリーで必要な要素はほとんど備えています。Quick ChargeやPDには対応していませんが、それが必要なら上位クラスのものを購入すればよいだけです。
低電圧充電モードを備えているのも評価できます。
◎収納性
2-in-1のコンパクトさには絶大な利便性があります。個別に見るとやや重く、やや大きいですが、この価格帯であれば、この大きさと重量は仕方ないでしょう。今後は窒化ガリウム搭載で少しでも小さくしてくれれば嬉しいところですね。
◎コストパフォーマンス
価格も2つまとめて買うよりも若干やすくなりますし、3,000円近くでこの利便性が手に入るなんていい時代になりましたよね。タイムセールでは特価¥2,258 になることもあるようなのでチェックしてみてください。
まとめ|2-in-1は超絶便利!一度試して見よ。
RAVPower PR-PB125の評価
今回、初めて2-in-1タイプの充電器を試してみましたが、筆者みたいなサラリーマンにはやはり出張のときに絶大な威力を発揮しそうに思います。次の出張の際にはぜひ使ってみます。
出張あるいは旅行が多い方、外出することが多い学生など目的マッチしていれば絶大な利便性を発揮すると思います。当事務所オススメアイテムに認定!
PDタイプをお探しならこちら。
ワーオ。こんな長文レビューを最後まで読んでくれたのかい!これでももう君も立派なRAVPowerファンだな。Twitterもフォローしてくれよ。
最後まで読んでくれてありがとう!おすすめできる商品なのでぜひ検討してみてくれ。
ホワイトは可愛いので女性でも気に入ってもらえると思います。