もくじ
realmeのクオリティが上がってきた!

ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
OPPOのサブブランドであるrealmeからミドルハイクラスコスパ機種realme GTシリーズにMaster Edition(ME)が追加で発売されました。
なんといっても日本を代表するデザイナーである深澤直人がスーツケースをイメージしてデザインしたということで、クールな仕上がりになっているのが一番の魅力。
加えて、SoCにSnapdragon 778を搭載、かつDocomoB19に対応しているというのに、ワールドプレミアセールでは$299からという超絶安価ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく。
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を使うと$10オフになります。
realme GT Master Editionのセールスポイントをチェック!

Voyager Grey、Luna White、Daybreak Blueの3色展開になっています。スーツケースデザインになっているのはVoyger Greyのみです。


1. スーツケースをモチーフにした深沢直人デザイン
realme GT Master Editionをデザインした日本人デザイナー深澤直人氏のプロフィールは次の通り。
1956年山梨県生まれ。1980年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。人の想いを可視化する静かで力のあるデザインに定評があり、現在までにイタリア、ドイツ、アメリカ、スイス、スペイン、中国、韓国、タイ、台湾、フランス、スウェーデンなどで世界を代表する60社以上のブランドのデザイン、日本国内の企業のデザインやコンサルティングを多数手がけている。電子精密機器から家具、インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。「MUJI」壁掛式 CDプレーヤーはVictoria and Albert Museumの、「マルニ木工」HIROSHIMAアームチェアはDesignmuseum Danmarkの収蔵品に。「イサム・ノグチ賞」、米国IDEA金賞、ドイツ iF design award 金賞、日本グッドデザイン賞金賞など受賞歴多数。著書に「デザインの輪郭」(TOTO出版)、 作品集「NAOTO FUKASAWA」(PHAIDON)、作品集「Naoto Fukasawa EMBODIMENT」(PHAIDON)などがある。多摩美術大学教授。日本民藝館館長。
http://designcommittee.jp/member/fukasawa_naoto.html
これまでもrealmeのスマホデザインをいくつか手掛けてきました。
中華スマホにありがちな、奇抜なデザインではなく、高級感ただよう素敵なデザインになっています。兄貴分のGTがレーサー的な派手めのデザインなのに対して、こちらは日常使いに向いているといえます。
深澤直人氏はスーツケースからインスピレーションを得て、スーツケースの水平方向のグリッドを再現することで、ユーザーが自然に旅行を思い浮かべることができるようにしたとのこと。盛り上がった部分の高さの差は0.3mm、盛り上がったフェンスの間隔は18.8mmとのこと。

レザーでこの形状をつくるのは大変らしく、ポリマー素材を射出成形プロセスで初期の三次元形状にした後、ホットプレスプロセスを使用して基材とヴィーガンレザーを合成し、最終的に一体化した凹型ヴィーガンレザーの形状を実現しているそうです。
2. ハイエンドに迫るSoC Snapdragon 778Gを搭載!

Snapdragon 778Gは、Snapdragon 765Gの後継チップで、ランク的には800シリーズに次ぐミドルハイに位置します。性能的にいうと次のとおりです。
765G<778G<780<870<888
Snapdragon 765Gに比べると、CPU/GPUともに最大40%性能が向上したとされています。Antutuスコアでは540,000点の性能で、ひとつ上の780とほぼ変わらない性能ですので、ふつうに使うぶんには十分な能力を有しています。
3.ソニー製イメージセンサーを採用

リアには64MPのプライマリーカメラ、119°のウルトラワイドレンズ、4cmのマクロレンズが搭載されています。
フロントには32MPのSony IMX615センサー、F2.45絞り、85度FOV視野、6560*4928解像度となっています。
またrealmeではストリートフォトモードというのを用意していて、「速い」「リアル」という2つの特徴をAIで抽出して、「Kodak」のフィルム効果をシミュレートして、コントラストが強い視覚効果を実現した写真が撮影できるとのこと。
4.GTシリーズから受け継いだフラッグシップ性能
美しい有機ELディスプレイ
定評のあるSamsung AMOLED ディスプレイをを採用しています。画面リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート360Hz、100%DCI-P3ワイドカラーに対応しており、豊かな色彩表現、狭額縁化、低消費電力化を実現しています。
GTモードをオンにすると、CPUパフォーマンス最大、リフレッシュレートは最大120Hz、Ultra Reality Enhanced Picture Quality、Ultra-HD ビジュアルエフェクト、ゲームクイック起動、4Dゲーム振動がオンになります。
ベーパーチャンバー冷却システム
realme GT Master Editionは、最大1729.8mm²の面積を持つベーパーチャンバーを搭載しており、従来のパイプよりも大きく、効率的に冷却することができます。さらに、グラファイト、銅、アルミニウム合金、シリカゲルなどを使用した5層構造の冷却システムを採用しています。超大型ヒートシンクの面積は、12387.4mm²以上の総面積となるコアの熱源を100%カバーすることができます。これにより、放熱効果が高まり、より高性能な状態に保つことができるようになっています。
4300mAhバッテリー+65W SuperDart
65Wの急速充電を実現しており、3C認証のデュアルセル設計を採用することで、より高い充電効率とより安全な使用を可能にしているそうです。VCVTインテリジェントチューニングアルゴリズムは、無段階可変速度調整電圧を実現し、電圧と電流をインテリジェントに調整することができ、500mAをギアとしたユニットを細かく調整し、充電効率を向上させ、充電による不要な熱損失を低減するとのこと。
スペック比較|Realme GTと比べてみた
すでに発売されているRealme GTとスペックを比較してみます。なお中国ではMaster EditionのExplorer版も発売されていますが、グローバルでは発売されていないのでとりあげていません。
項目 | Realme GT ME | Realme GT |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
重さ | 174/178g | 186 g |
厚さ | 8.0/8.7 mm | 8.4 mm |
防水性能 | ? | ? |
画面サイズ | 6.43″ | 6.43″ |
解像度 | 2400 x 1080 px | 3200 x 1400px |
画面種別 | 有機EL(Samsung E4) パンチホール | 有機EL パンチホール |
最大リフレッシュレート | 120 Hz | 120 Hz |
最大タッチサンプリングレート | 360 Hz | 360 Hz |
最大画面輝度 | 1000 nit | ? |
指紋認証 | 画面内 | 画面内 |
SoC | Snapdragon 778G | Snapdragon 888 |
メモリ | 8 GB LPDDR4X | 8/12 GB LPDDR5 |
ストレージ | 128/256 GB UFS 3.1 | 128/256 GB UFS 3.1 |
標準カメラ | ? 64 M | Sony IMX682 64 M |
広角カメラ | Sony IMX355 8 M | 8 M |
望遠カメラ | ✖️ | ✖️ |
マクロカメラ | 2 M | 2 M |
セルフィーカメラ | Sony IMX615 32 M | 16 M |
バッテリー容量 | 4300 mAh | 4500 mAh |
急速充電 | 最大65W | 最大65W |
サウンド | デュアルステレオスピーカー | デュアルステレオスピーカー |
Wi-fi 6 | ◎ | ◎ |
Band19対応 | ◎ | ◎ |
FeliCa | ✖️ | ✖️ |
Antutuスコア | 541,000 | 823,000 |
価格 | 約30,000円〜 | 52,000円〜 |
基本性能はGTが勝っていますが、GT MEの方もさほど劣っているわけではありません。価格やデザインを考えると筆者的にはMEの方が魅力的です。
バンドについて
Docomoの4GプラチナバンドB19に対応しているのが、日本人にとってはありがたいところです。
なお5Gはn78のみ(Docomoとau)の対応なので、Softbankと楽天回線の方は要注意です。4Gとの相性を考えるとDocomo回線がもっともオススメですね。→AliExpressで発売されているバージョンはn77とn78に対応しているようです。
まとめ|幅広くおすすめできる
(付録)realme GT Master Editionのスペック一覧
プラットフォーム
-
SoC
Qualcomm Snapdragon 778G
-
GPU
Qualcomm Adreno 642L
-
メモリ
6/8GB LPDDR4X
-
本体ストレージ
128 / 256 GB
-
SDカード
増設不可
ディスプレイ
-
スクリーン
6.43インチ パンチホール E4 AMOLED
-
最大解像度
1080 x 2400 FHD +
-
最大輝度
1000nits
-
コントラスト比
5,000,000:1
-
最大リフレッシュレート
120Hz
-
最大タッチサンプリングレート
360Hz
-
ディスプレイ保護
Corning® Gorilla® Glass 5
-
カラー対応
DCI-P3 Wide Color Gamut
ボディ
-
寸法
159.2 x 73.5 x 8.0 mm
Voyager Greyは8.7mm厚
-
重さ
174g oyager Greyは180g
-
指紋認証
画面内
-
センサー
磁気誘導センサー / 光センサー / 近接センサー / ジャイロメーター / 加速度センサー
-
スピーカー
スーパーリニアスピーカー/デュアルマイク
-
3.5mmオーディオジャック
なし
カメラ性能
-
メインカメラ
センサーメーカー不明
64 MP, f/1.8, 25.3mm, 1/2″, 6P Lens
-
超広角レンズ
8 MP, f/2.3,15.8mm, 119˚
-
マクロレンズ
2 MP, f/2.4, 4cmまで近接
-
フロントカメラ
Sony IMX615, 32 MP, f/2.5, 85° FOV
ネットワーク
-
SIMカード
Nano-SIM+Nano-SIM
-
ネットワーク帯域
5G:n1/n3/n5/n8/n28a/n77/n41/n78
4G:FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28a
4G:TDD-LTE Band 34/38/39/40/41
3G:WCDMA Band 1/2/4/5/6/8/19
-
無線ネットワーク
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
-
Bluetooth
Bluetooth 5.2
-
NFC
あり
-
ラジオ
なし
-
USB
Type-C
-
GPS
GPS GPS/Glonass/Beidou/Galileo/QZSS
充電・バッテリー性能
-
バッテリー容量
4300 mAh
-
急速充電
有線65W
無線充電非対応
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