【レビュー】Xiaomi Redmi Note 8 Pro|ミドルハイで突出した性能!6400万画素に美しいボディ! 【激安中華スマホ】

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マーロウ

中国で新型Redmi Note 8 Proを購入してきたぞ!

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アン秘書

所長!とうとう中国まで買い出しに・・・。病膏肓に入るとはこのことですねぇ・・・

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マーロウ

ワッハッハ!人より先にゲットする優越感を味わいたかったのだよ!今後も定期的に行くしかないな!(本当は本業の出張のついてなのだが…)

新型Redmi Note 8とNote8 Proが発表されました!

ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。

XiaomiのサブブランドRedmiから発売された新型Redmi Note 8 Proを中国で自腹購入してきましたので、レビューしていきます。

今回は、本業の方でたまたま中国に出張する機会がありましたので、某中核都市にある「小米之家」(Xiaomiのオフィシャルストア)に立ち寄り、定価の1799元(≒27,464円)で購入しました。

最初はProではなく無印を買おうと思ったのですが、無印は9月下旬から販売開始とのこと。おまけにホワイトは6+64版と6+128版が売り切れで、一番高い8+128GB版にしか在庫がありませんでした・・。

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マーロウ

ちょっと買わされた感もあるが、せっかく中国まで来て買わないわけにはいかない。まぁリセラーから購入すればマージン取られるので、良しとしよう。

Redmin Note 8シリーズは8月29日には発表されまし得たが、執筆時の9月中旬の時点では、グローバル版はまだ発売されていません。発売されました。

Redmi Noteシリーズについて

RedmiはXiaomiのサブブランドで、若者をターゲットに、エントリーからミドルハイクラスのスマホをラインアップしています。

今年になって、Redmi K20というハイエンドのモデルが出ましたが、海外向けにはMi 9Tとリネームされましたので、海外では、このNoteシリーズがRedmiの中では最上位になります。

ランク的にはミドルハイクラスになります。価格も無印は1万円台から、Proは2万円台とかなりお買い得で、コストパフォーマンスも良好です。したがって次のような目的でオススメです。

  1. ゲームもやるし、写真もそこそこきれいに撮りたい
  2. 少し重くても、大画面の方がうれしい
  3. トレンドを盛り込んだ最新のデザインのスマホがほしい
  4. 性能も重視するけど、低価格で入手したい

Redmi Note 8 Proのセールスポイントをチェック

1. メインカメラにサムスン製イメージセンサーを搭載!6400万ピクセルで出力可能

これまでXiaomiのミドルクラス以上のスマホはSonyのイメージセンサーを採用することが多かったのですが、今回はSamsung製のセンサー「ISOCELL Bright GW1」を搭載して、6400万「ピクセル」という超高解像度画像を売りにしてきました。

6400万画素とは、9248×6936ピクセルになるわけですが、一般的にこんなバカでかいサイズの画像は必要なく、ストレージを圧迫するだけです。

ではなぜこんなカメラを搭載するのかというと、超高画素センサーは、その画素数を活かしてデジタルズームに利用することができるからです。

とりわけ、Redmiなどのミドルクラスで光学ズームレンズを搭載できない場合、デジタルズームの方が生産効率が良くなります。

1/1.7インチという大型イメージセンサーを搭載。

これは上で説明した解像度です。

この画像でもISOCELLの採用を示していますね。

ISOCELL Bright GW1

ISOCELL Bright GW1は、0.8μmという業界最小の画素サイズを実現したイメージセンサー。4ピクセルを1ピクセルとして扱う「Tetracell」技術を用いて、1,600万画素を6400万画素にすることができるわけです。

ちなみにSONYもクワッドベイヤーという同様の技術を展開しています。

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マーロウ

注意したいのは実際に6400万個の画素があるわけではないことだ。これはRedmi Note 7の4800万画素センサー「ISOCELL Bright GM2」のときにも問題になったぞ。

25倍ズームしてもまだ大丈夫。ちなみに操作的なデジタルズームは10倍まで。

9248×6936ピクセル。8Kの2倍。

四眼レンズ採用。メインに加えて、広角、マクロ、深度の4つの異なる機能を備えています。

2. 最新のMediaTek helio G90Tチップを搭載

Xiaomiは米国Qualcomm社と提携しているので、ミドルクラス以上のSoCにはQualcomm社のSnapdragonを採用してきましたが、本製品には台湾MediaTek製のhelio G90Tが搭載されています。

helio G90はSnapdragon 700シリーズに匹敵する性能を持つとされています。

AntutuスコアでSnapdragonのミドルハイクラス710を凌駕!HuaweiのハイエンドクラスKilin 810に迫る283,333点を叩き出しています。

さらにゲーミングスマホなどで採用されているSoCの液冷システムも採用。これにより4℃から6℃の放熱効果があるとされています。

3. 4500mAhの超大容量バッテリーを搭載

標準サイズのXiaomiスマホでは歴代最高の4500mAhのバッテリー容量を搭載しています。その分、ボディを大きいですし、重量も200g近くになっています。

急速充電はMi 9で採用されている27W急速充電に対応するかと噂されていましたが、18Wでした。これまで10Wでしたからこれでも十分ですね。

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マーロウ

18W対応の充電器も付属している。ちなみに中国版はUSプラグだ!

Redmi Note 8 Pro 実機フォトレビュー

それでは早速、写真で実機を紹介していきましょう。

前述の通り、出張中に小米之家で購入しため、ホテルのベッド上で失礼。激安通話できるSIMカードがおまけでついてきましたが、中国国内のみです。

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アン秘書

化粧箱が、鮮烈なワイン色になり、高級感がややアップしてますね!

おっと。本体にスペックを表記したシールが貼っていません。梱包はいつもどおり。

付属品はUSBケーブルと充電器。充電器はUSタイプで日本でもつけるやつ。18W対応になりましたので、嬉しいですね。

本体背面。ガラス仕上げが大変美しいです。白に少し青みが入っています。「貝母白」とネーミングされていて、パールホワイトという意味のようです。

室内だと色が再現できないので、屋外の写真もアップしておきます。

センターにカメラが3つ。上からメイン、広角、マクロの順です。一番下は実は指紋センサーです。小さいですが、認識は高速でバッチリです。

カメラの横にあるのが、フラッシュと深度測定用カメラです。

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マーロウ

どうせカメラで飛び出すのだから、指紋センサーを一緒にしてしまおうという発想がクレバーだ!

左側面。SIMトレイのみ。プラ生地にメッキ塗装だと思うのですが、見た目はアルミ合金に見えます。傷をつけて塗装が剥がれるかどうかでわかりますが、そんなことはしたくありませんねぇ。

右側面。上が音量ボタン。下が電源ボタンです。毎度感心しますが、カーブの処理がきれいです。ビルドクオリティは大変高いです。

ボトム。右にスピーカー。中央にUSB Type C。左に3.5mmオーディオジャック。

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マーロウ

個人的にはオーディオジャック不要派なのだが、まだまだ一般にはイヤホン用に必要みたいだ。

トップ。マイク穴と赤外線通信穴(?要確認)

ディスプレイはIPS液晶でした。大変綺麗です。有機ELを期待しましたが、この価格帯ではさすがに無理でしたか。

こちらガラスの強度テスト。Note 7のときにもやってましたが恐ろしい・・・強度です。

パフォーマンス

OSはMIUI10.4。CPU性能もメモリも十分なのでサクサク動きます。

Antutuスコアは28万点台(V8)。公称値通りです。

PCMARKのバッテリーテストは11時間22分。4,500mAh積んでいる割には低めです。もう一度テストしてみます。 ⇒してみましたが変わりません。こちらのレビューでも同様の数値です。プロセスサイズがやや大きめなHelioの燃費の悪さと大型ディスプレイの影響でしょうか?

あとQuickCharge 3.0に対応していないようです。

DRMはやはりL3

ゲーム性能をチェック

激重ゲームを二種類プレイしてみました。

PUBG。まったく問題ありません。

ミリシタ。最高画質でも可。

SoCの性能が十分なのでプレイ自体の問題はありません。ただ水冷システム当サイトはいえ、それなりに発熱はしますね。温くなる感じです。このあたりがHelioっぽいところでしょうか。

撮影例

64MPモードをチェック

標準Photo撮影。早朝。やや暗いですね。

標準Photo撮影画像をズームしてみました。

続いて64MPモードで撮影。

なんとここまでズームすることができます。

同様な例をもう一枚紹介。標準。

標準だとここまで。

それが64MPモードだとここまで寄れます。

夜景モードをチェック

こちらが標準撮影。

夜景モードで撮影。より光を集めています。ちょっとノイズが気になります。

Mi 9
Redmi Note 8

Xiaomi Mi 9と比べてみました。Redmi Noteの方がやや潰れています。

Mi 9
Redmi Note 8

室内でのデジタルズーム。64MPと連動せず、10倍までしか寄れません・・・。ディテールが潰れていたりノイズが入っているのがおわかりいただけるかと思います。このあたりはハイエンドのMi 9に敗北です。

物撮りとマクロ撮影をチェック

物撮り。ピントはバッチリ。ズームしても潰れはありません。ただやや暗めに撮れます・・・。

標準だとこれくらいですが、マクロだと・・。

なんとここまで寄れます。2cmマクロというのは本当でした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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アン秘書

これは凄い性能ですね!

人物撮影をチェック

モデルがいませんので、博物館のマネキンでご勘弁。キレイですね。

セルフィー。いつもの覆面にて失礼。標準撮影。かなりきれいに撮れますね。

ポートレートモード。マスクが立体感がありすぎるので、背景のボケ処理がおかしくなっていますが、普通の人間だと大丈夫でしょう(笑)

Redmi Note 8 Proのスペック

カラーは3種類。グリーン、ホワイト、グレー。

プラットフォーム

  • SoC

    MediaTek Helio G90T

  • GPU

    ARM Mali G76 MC4

  • メモリ

    6GB / 8GB LPDDR4

  • 本体ストレージ

    64GB / 128GB UFS 2.1

  • SDカード

    増設可 256GBまで

ボディ・ディスプレイ

  • スクリーン

    6.53インチ 水滴ノッチ IPS LCD

  • 最大解像度

    2340 x 1080 FHD +

  • 画面の明るさ

    500(typ)/ 420(min)

  • コントラスト

    1500:1(標準)、NTSC:84%(標準)

  • 画面保護

    コーニング第5世代ゴリラガラス

  • 指紋認証

    物理ボタン(背面)

  • センサー

    距離センサー|環境光センサー|加速度計|ジャイロ|電子コンパス|振動モーター

  • スピーカー

    あり

  • 3.5mmオーディオジャック

    あり

  • 寸法

    161.3 x 76.4 x 8.8 mm

  • 重さ

    199 g

カメラ性能

  • メインカメラ

    64MP、0.8μm、1/1.7、f / 1.89、FOV 79°

  • 120°超広角レンズ

    8MP、1.12μm、f/2.2、FOV 120°

  • マクロレンズ

    2MP、1.75μm

  • 被写界深度レンズ

    2MP、1.75μm

  • ズーム

    10倍デジタルズーム

  • フォーカスモード

    位相フォーカス|コントラストフォーカス

  • 解像度

    最大9248 x 6936ピクセル
    カメラの解像度:最大3840×2160ピクセル

  • フロントカメラ

    20MP、0.9μm、f/2.0

ネットワーク

  • SIMカード

    Nano-SIM +(Nano-SIM / Micro-SD)

  • ネットワーク帯域

    4G:FDD-LTE:B1 / B3 / B5 / B8
    TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41
    3G:WCDMA:B1 / B5 / B8
    TD-SCDMA:B34 / B39
    CDMA EVDO:BC0

  • 無線ネットワーク

    WLANプロトコル:802.11 a / b / g / n / ac0
    WLAN周波数:2.4G Wi-Fi | 5G Wi-Fi

  • Bluetooth

    Bluetooth 5.0

  • NFC

    あり

  • ラジオ

    FMラジオ対応

  • USB

    Type-C

充電・バッテリー性能

  • バッテリー容量

    4500 mAh

  • 急速充電

    18W (Quick Charge 4+)
    18W充電器付属

早速、公式分解映像が公開されています。中身にも自信があるのでしょう。

UNBOXの映像もアップされました。Global版はパッケージが異なるようです。

Redmi Note 8 Proと無印の違い

表でまとめてみました。大きさ、SoC、バッテリー容量が大きなポイントでしょうか。サクサク感とゲームが気にならないのであれば無印でも満足できると思います。

Redmi Note 8 Pro 無印
カラー グリーン、ホワイト、グレー >ホワイト、ブルー、グレー
寸法 161.35×76.4×8.79mm 158.3×75.3×8.35mm
重さ 199.8g 190g
ディスプレイ 6.53インチ 6.3インチ
SoC MediaTek Helio G90T Qualcomm Snapdragon 665
GPU Mali G76 Adreno 610
メモリ 6/8GB 4/6GB
ストレージ 64/128GB 64/128GB
セルフィーカメラ 20MP 13MP
リアカメラ 4眼 4眼
メイン 64MP 48MP
 広角 8MP 8MP
 マクロ 2MP 2MP
 深度 2MP 2MP
バッテリー 4,500mAh 4,000mAh
充電 18W急速 18W急速
NFC X

まとめ:コスパキングの座は譲らない。高性能低価格!

一言でいうと、これだけの性能で20,000円台はやばいですね。相変わらずの鬼コスパです。完成度も非常に高く、万人におすすめできるモデルです。

デザイン

背面ボディが素晴らしい(ホワイトしか使っていませんが。店頭でみた翡翠色もキレイでした)。前作Note 7からかなり向上したと思います!前作はチープ感がかなりありましたから。

パフォーマンス

処理能力は申し分ありません。一昔前のハイエンド級の性能ですからね。サクサク動きます。ゲームもまったく問題ないです。MediaTekもここまで来たかと感慨深いものがあります。

カメラ

64MPは凄いのですが、デジタルズームと連動しないのであまり活躍の場はないでしょう(ストレージの無駄遣い)。ただメイン、広角、マクロ、セルフィーといずれも基本性能は高く、オートでそれなりの画像が撮れます。ズームだとか夜間撮影などシビアな条件になると、粗さが出てきますが、一般的な用途であれば十分な性能です。

バッテリー性能

現在チェック中!4,500mAhもあるとなかなか減りません。18W充電になったのも評価できます。欲を言えば27Wまで行ってほしかった!ただワイヤレス対応への道は遠いようです。

満足な点

  • IPSだけどキレイな大画面。ファブレット級。
  • 価格の割にはパフォーマンスは十分。サクサク。
  • 64MPは不要だが、カメラはきれいに撮れる(ハイエンドには及ばない)
  • 背面ガラスがとてもキレイ

不満な点

  • やや重い(200g)
  • ワイヤレス充電非対応
  • 急速充電はもう少し頑張ってほしい
  • バッテリー性能が意外に良くない

Redmi Note 8 Proの評価
  • デザイン
  • ディスプレイ
  • パフォーマンス
  • カメラ
  • バッテリー
  • コスパ
4.3
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マーロウ

毎度、素晴らしい製品を出してくるな。楽しませてくれるぜXiaomiさん!

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アン秘書

ホワイトは背面仕上げがとてもきれいなので女性にもオススメです!

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