10,000円台前半で買えるB19対応格安スマホ
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
今回は自腹購入したUMIDIGI A7 Proをかんたんに紹介したいと思います。
UMIDIGIはここ数年、安いスマホをAmazonなどで販売していて勢いのある中華スマホメーカーですが、そこそこのクオリティで価格が安いのがポイントです。
なかでもAシリーズは1万円台前半から半ばで購入できることからサブスマホなどで使われる方が多いようです。
- とにかく安くスマホを手に入れたい。輸入ではなく国内で買いたい。
- カメラはそんなに期待していない。スナップ程度でOK
- ドコモ回線で使いたい。技適認証も気になる
12,000-20,000円
6.3″
1080 x 2340
IPS液晶
16+8+5+2MP
Samsung S5K2P7
212 g
8.5mm厚
Helio P23
4G LPDDR4X
64/128G eMMC 5.1
4150mAh
10W急速充電
Antutu v8
101317
前作のA5 Proは日本でも販売されて、それなりに売れたようです。1年ほど経って出てきた後継機種がこちら。
SoCは性能があまり向上していませんが、メモリ性能がLPDDR4Xと普通の速さになり、4GBも搭載しているので、動作はそれなりに動くのではないかと。ただストレージは相変わらずのeMMCで遅いです。あと充電端子がMicro USB→USB Type Cになりました。これはウレシイですね。
カメラは4眼になりました。Samsungセンサーを搭載しています。
\UMIDIGI A7 Proをストアで探す/
UMIDIGI A7 Proをフォトレビュー
それでは実機をチェックしていきます。今回はAliExpressで購入。コロナの時期とはいえ、中国から到着まで2ヶ月半もかかりました。個人的に最長記録です。
いつもどおりのUmidigiらしい化粧箱です。見た目は豪華。
Xiaomiを意識したシールが貼ってあります。
ケーブルはOnePlusを真似て。充電アダプターは日本に対応しています。
最初からケースと画面保護シールが貼ってあります。備品は完璧。
指紋認証は背面に。ケースは革を意識したデザインになっています。透明でないところが粋ですね。
UMIDIGI A7 Proの使い勝手をチェック!
ユーザーインターフェイス
OSはAndroid10ベースのカスタムロムが入っていますが、ほとんど素のAndoroidです。
Google Playはインストールされているので、ふつうに使えます。
基本的にはAndroidで日本語対応しているのですが、独自に追加したアプリや機能は日本語化されていなくて、英語のままです。このあたりがUMIDIGIクオリティです・・。
ベンチマークスコア
Antutuスコアは約10万点! 公式では12万点出ると書いてありましたが誇張ですね。冷蔵庫にでも入れたのでしょう。SoCが同じなのでそこまでパワーアップするとは思えません。
性能的にはエントリークラスに属し、メールやウェブ閲覧、Youtube程度なら問題なく動きます。
カメラ性能
ちょっと数が少ないですが、試し撮り。
室内の物撮り。ふつーな感じ。ややのっぺりして輪郭がはっきりしません。
せっかくのマクロレンズですが、この程度。ぜんぜん駄目です。
覆面失礼(モデルがいませんので)。セルフィーは微妙な感じですが、リアは普通に撮れます。
ポートレートモードにしたらアプリクラッシュします。これもUMIDIGIクオリティ・・・。
まとめ:安物買いの銭失いかもね
筆者、前作のA5 Proもレビューしましたが、そこから何も進化していないことに驚きました。
実はAmazonでUMIDIGIのスマホけっこう売れているので、1年間でどれだけ進歩したのかなという僅かな期待があったのですが、ものの見事に打ち砕かれました。
正直おすすめしないですね。ドコモ回線は使えないですが、同価格帯ならXiaomi Redmi 9を購入したほうが幸せになれます。
輸入が面倒ならちょっと高くなりますが、Xiaomi Redmi Note 9Sがお手頃なのでおすすめです。
Pros.満足な点
- つくりや化粧箱などの見た目はしっかりしている。
- ドコモB19対応。
Cons. 不満な点
- 1年前のエントリーモデルのスペック。
- カメラは相変わらずしょぼい
- 予期しないエラー多すぎ。
UMIDIGI A7 Proの評価
\ あわせて読みたい /
【レビュー】UMIDIGI UWatch 2!鬼コスパなスマートウォッチ【レビュー】UMIDIGI A5 Pro|10,000円で買える激安中華スマホ!異常なコスパだがカメラが未熟【レビュー】激戦地帯にあえて送り込む自信作!UMIDIGI Ubeatsワイヤレスイヤホンのおすすめポイント5点【ネックバンド型】