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中華スマホについて

所長!20,000円以下で購入で来る激安な中華スマホってあるんですか?

おぅ。あるといえばあるぞ。性能はやや劣るが、ライトユーザーであれば十分だと思うぞ。
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
中華スマホにハマって3年間になる筆者の知識を振り絞って、10000円〜20,000円で買える中華スマホのおすすめリストを作ってみました。
国内で買うより断然オトクで、良い機種がゲットできると思います。
もう少し予算がある方は次のまとめ記事もご参考下さい。


さらに安い機種をお探しなら次の記事もどうぞ。

中国には様々なスマホメーカーがあるので、次の通り大きく3つのランクに分けてみました。
国際的な販路を待ち品質もワールドクラスなメーカー。Huawei、Xiaomi、OPPO、VIVOの4強です。これらメーカーの製品であれば安心して購入できます。
成長株で、安くて魅力的な機種を出してくるけれども、完成度がいまいちだったり、アフターサービスが期待できなかったりするメーカーです。ZTE、Meizu、Elephone、Lenovoなどです。
リスクを承知で手を出すレベルです。日本語化だとかセキュリティパッチなどの問題などクリアできるオタク向けですね。Umidigi、Ulefone、Oukitel、Blackview、Cubot、Vernee、DooGee、LeeGooなどです。


海外から輸入した場合のデメリットとして、初期不良などのトラブルがあった際にはショップと英語で直接やり取りをしないといけないことです。多少のトラブルは自分で乗り越えられるSIMフリー中級者以上の方にオススメです。
またグローバル版でなくチャイナ版(CN版)を購入した場合、日本語化が必要だったり、Google系アプリをインストールする必要があったりするので注意が必要です。
さらに輸入スマホの多くは技適認証を受けていません。技適認証がない場合、キャリアでSIMカードを発行してもらえなかったり、持ち込み後90日を経過する国内で使用できないというデメリットがあります(気にしない人が多い…)。このあたり十分注意の上、購入を検討してみてください。
\チェックすべき6項目/
スマホの性能は次の6項目を比べるとだいたいわかります。
ディスプレイ
サイズ|解像度|種類(液晶or有機EL)
処理能力
SoC種類|メモリ容量|ストレージ容量
カメラ
レンズ数と解像度|イメージセンサー
バッテリー
容量(mAh)|急速充電能力
ボディサイズ
重さ|厚さ
Antutuスコア
数値が高いほど高性能
20,000円以下で買える格安中華スマホ9選
1. Xiaomi|Redmi 9T

6.53″
FHD+
IPS液晶
48+8+2MP
Samsung GM1
198 g
9.6mm厚
Snapdragon 662
4G (LPDDR4X)
64/128G (UFS2.1)
6000mAh
18W有線
Antutu v8
171,161
- Snapdragon 662はエントリーとしては十分な能力
- 6000mAhの大容量バッテリー
- Xiaomiなのでソフト面も安心
- Samsung製イメージセンサー搭載
- フルHDのディスプレイ
- 処理能力がやや弱め
この2月に新発売されたXiaomi社の日本国内向け新製品。とうとう無印Redmiが上陸してきました。
国内スマホのうち定価ベースで最も安価な製品と思います。中身は下で紹介しているPoco M3と同じですが、4Gプラチナバンドがちゃんと国内対応しているのと、ちゃんとメーカー保証が付くのが大きな違い。
Snapdragon 662はそこそこな性能なので、ハードなゲームは無理ですが、日常使いには十分。カメラもSamsung GM1でそこそこ撮れます。とても1万円台のスマホとは思えません。
バッテリー容量が6000mAhもあるので、タフな使い方にも耐えられます。おすすめ!

ライトユーザーならこれで十分だ。売れると思うぞ。
\Redmi 9Tをストアで探す/
2. Xiaomi|POCO M3

6.53″
FHD+
IPS液晶
48+8+2MP
Samsung GM1
198 g
9.6mm厚
Snapdragon 662
4G (LPDDR4X)
64/128G (UFS2.1)
6000mAh
18W有線
Antutu v8
171,161
- Snapdragon 662はエントリーとしては十分な能力
- 6000mAhの大容量バッテリー
- Xiaomiなのでソフト面も安心
- Samsung製イメージセンサー搭載
- フルHDのディスプレイ
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- 名前がちょっとダサい
- 処理能力がやや弱め
日本ではXiaomi社のRedmi Note 9Sが大ヒットですが、Xiaomiの超絶コスパシリーズといえばPOCOブランドです。もともとインド向けの製品です。
性能的には下に紹介しているRedmi Note 9と大差ありません。なのに価格はかなりお安め。ちょっとデザインがポップな感じがするので、向き不向きがあるかもしれません。
なお背面は合成皮革仕上げで指紋が気にならないのが筆者は気に入っています。実際に購入したのでそのうちレビューをあげます。

THEコスパキングだ!サブスマホとしてオススメ。
\POCO M3をストアで探す/
3. Xiaomi|Redmi Note 9

6.53″
1080 x 2340
IPS液晶
48+8+2+2MP
Samsung GM1
199 g
8.9mm厚
MediaTek Helio G85
3/4G (LPDDR4)
64/128G (UFS2.1)
5020mAh
18W有線
Antutu v8
206,000
- Helio G80で十分な性能
- バランスの取れた構成
- Xiaomiなのでソフト面も安心
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- 急速充電は18Wまで
- やや重め
Redmi Note 9シリーズはバリエーションがありすぎて、筆者も混乱してしまいますが、国内で販売されているのは「9S」で日本国内仕様になっていますので、ドコモでもauでも使えますが、こちらは輸入版につき、プラチナバンドはSoftbankのみの対応。
さらにSoCがSnapdragon 720→Helio G85とややグレードダウンしていますが、さほどの違いではありません。ソフトバンク回線が許容できるのであればこちらがお得ですね。
Xiaomiなので、カメラ品質やソフト面も問題ありません。

Note 9Sの実機レビューもあるので参考にしてほしい。⬇

\Redmi Note 9をストアで探す/
4. OPPO|Realme 6S

6.5″ FHD+
90Hz
IPS液晶
48+8+2+2MP
不明センサー
191 g
9.6 mm厚
Helio G90T
6G (LPDDR4)
128G (UFS 2.1)
4300mAh
30W急速充電
Antutu v8
290,000
- Helio G90Tでミドルクラスの十分な性能
- FHD+で高精細なディスプレイかつ90Hz高速駆動
- OPPOなのでソフト面も安心
- 30W急速充電に対応
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- 販売店少し
RealmeはOPPOのサブブランド。主にインド市場を狙ったモデルです。XiaomiのRedmiをパクったやつですね。
20000円ギリギリの価格ですが、性能は大したものです。ミドルクラスのHelio G90Tを搭載していますので日常的な動作に問題はありません。メモリもLPDDR4ですし、ストレージもUFS 2.1なので普通に性能が発揮できます。Xiaomi Redmi Note 9と良い勝負です。
OPPO自慢のカメラはちゃんと4眼レンズ。ボディも軽量です。急速充電もこの価格帯では珍しく30Wに対応しています。
※6や6iなどと間違えやすいのでご注意を

マイナーな機種だが、デザインもきれいだしオススメできるぞ。グローバル版を購入しよう。
\Realme 6Sをストアで探す/
5. Xiaomi|Redmi 9

6.53″
1080 x 2340
IPS液晶
13+8+2+5MP
不明センサー
198 g
9.1mm厚
MediaTek Helio G80
3G (LPDDR4)
32G (eMMC)
5020mAh
18W有線
Antutu v8
203,000
- Helio G80で十分な性能
- Xiaomiなのでソフト面も安心
- フルHDのディスプレイ
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- プラスチックなボディ
- やや劣るカメラ性能
- ストレージはeMMCでやや低速
これはヤヴァイ機種ですね。一昔前のミドルクラスの性能です。もちろんボディはプラで安ぽっさはありますが、なんといっても輸入価格で10,000円台前半になっていますので、とんでもないコスパといえます。
激重なゲームはしない、写真は普通に撮れれば良いというライトユーザーならこれで十分な性能を持っています。
とはいえ上で紹介した9Sに比べるとカメラやストレージに違いがあるので、金銭的な余裕があればNote 9の方をおすすめします。実機レビューもご参考ください。⬇


中華スマホ入門にも適しているぞ。価格もお手頃だし、ぜひ日本でも発売してほしい機種だ。➡Redmi 9Tが出ました。
\Redmi 9をストアで探す/
6. OPPO|Realme 6i

6.5″
720 x 1600
IPS液晶
48+8+2+2MP
不明センサー
199 g
9mm厚
Helio G80
3/4G (LPDDR4)
64/128G (eMMC)
5000mAh
18W急速充電
Antutu v8
203,000
- Helio G80でライトユースには十分な性能
- OPPOなのでソフト面も安心
- おしゃれなデザイン
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- フルHDではない
- やや劣るカメラ性能
- ストレージはeMMCでやや低速
Realme 6の廉価版です。上で紹介した6Sよりもワンランク性能が落ちます。そして下で紹介するC3よりもやや性能が勝っています。
スペックだけいうと、断然6Sを購入したほうがよいです。多少の予算オーバーであっても。ただこの6iは日本の有名プロダクトデザイナー深澤直人のデザインなのでオシャレです。もうそれだけ!詳しくは下の動画見て下さい。深澤氏は他にもXシリーズのデザインを手掛けています。

性能よりもデザイン重視な方におすすめ…でもそういう人はiPhoneだろうなぁ…
\Realme 6iをストアで探す/
7. VIVO|iQOO U1x

6.51″
720 x 1600
IPS液晶
13+2+2MP
不明センサー
192 g
8.4mm厚
Snapdragon 662
4/6G (LPDDR4X)
64G (UFS 2.1)
5000mAh
18W急速充電
Antutu v8
178,000
- Snapdragon 662でライトユースには十分な性能
- VIVOなのでソフト面も安心
- メモリもストレージもしっかり
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- フルHDではない
- Google Playを自力インストールする必要があり
VIVOは日本に進出していないので知名度は低いですが、中国の四大スマホメーカーの一つです。
iQOOはVIVOの若者向けのブランドです。日本語にも対応していますが、いかんせん中国国内向けなのでGoogle Playを自力でインストールしなくてはなりません(簡単ですが)。
SoCやメモリもきちんとしていますし、バッテリーも大容量。カメラの解像度がやや低めですが、日常使いでは十分です。VIVOのなのでカメラソフトも安心。
ひとつ残念なのはディスプレイの解像度がフルHDで無いこと。ただ慣れるとほとんど気にならないと思いますが…。

Googleインストール問題があるので初心者にはおすすめできないが、コスパ的には中級者以上であれば十分おすすめできる。
\VIVO|iQOO U1xをストアで探す/
8. Lenovo|Z5s

6.3″ 1080 x 2340 px
LTPS液晶
16+8+5MP
不明
172 g
7.9mm厚
Snapdragon 710
4G+64G
3300mAh
15W急速
Antutu v8
208,000
- ミドルクラスの性能
- フルHDの液晶ディスプレイ
- 軽めのボディ
- プラチナバンドはSoftbankのみ
- 一部日本語化に難あり
- バッテリー容量少なめ
Lenovoといえば中国のPCメーカーの巨人。PCではステイタスがあってもスマホではなかなか評価が上がらないようです。ミドルハイクラスのSnapdragon 710チップを搭載しても売れなかったようです。
ややバッテリー容量が少ないですが、その分、本体重量は172gと軽め。ディスプレイもフルHDで極上。2018年末発売なので、やや年式が古いですが、スペック的にこの価格帯では最強です。
実機レビューもあります⬇


ちょっとかわった中華スマホを試したい方におすすめ!
\Lenovo Z5sをストアで探す/
おすすめしないけど20,000円以下の中華スマホ
UMIDIGI|A7 Pro

6.3″
1080 x 2340
IPS液晶
16+8+5+2MP
Samsung S5K2P7
212 g
8.5mm厚
Helio P23
4G LPDDR3
64/128G eMMC 5.1
4150mAh
10W急速充電
Antutu v8
101317
- フルHDのディスプレイ
- ドコモプラチナバンドに対応
- 日本のAmazonで購入できる
- やや難があるカメラ性能
- ストレージはeMMCで低速
- 重い
前作のA5 Proは日本でも販売されて、それなりに売れたようです。1年ほど経って出てきた後継機種がこちら。
SoCは性能があまり向上していませんが、メモリ性能がLPDDR4Xと普通の速さになり、4GBも搭載しているので、動作はそれなりに動くのではないかと。ただストレージは相変わらずのeMMCで遅いです。
カメラは4眼になりました。それなりの画像が撮れると思ったのですが、カメラアプリがダメダメのママでした。撮影を気にしなければ使いようもあるかと思います。


日本でもAmazonで販売されているが、中国から通販した方が安く買えるぞ。
\UMIDIGI A7 Proをストアで探す/
Blackview|A80 Pro

6.49″ 720 x 1560
IPS液晶
13+2+0.3+0.3MP
Sony IMX 258
180 g
8.8mm厚
MediaTek Helio P25
4G+64G
4680mAh
10W急速充電
Antutu v8
98,000
- ドコモプラチナバンドに対応
- 日本のAmazonで購入できる
- 技適認証取得
- とにかく安い
- やや難があるカメラ性能
- ややもっさり
Blackviewはラギッドフォンを得意とする中小スマホメーカーなので知名度はまったくありません。そんなメーカーから1万円を切る価格で激安4眼スマホが登場しました。
スペックはいずれもエントリーレベルで底辺です。メールとウェブ程度であれば問題ありません。バッテリーだけはいっちょ前に4680mAhもあります。
最近の中華スマホはどこでもそれなりのビルドクオリティはあるので、問題はカメラです。簡易的なアプリしか無いので、せっかくの4眼を積んでいても使いこなせてない感じです。

ちょっと怖いのでチャレンジャーな方向けかな。とにかく安いスマホがお好きな方に。日本向けに技適を取得したのには感心できる。
\Blackview A80 Proをストアで探す/
20000円以下で買える輸入中華スマホまとめ
以上「20000円以下で購入できる激安中華スマホ」を紹介してきました。日本では購入しにくい輸入製品ばかりになっていますが、安いなりにオススメの機種ですのでぜひ検討してみてください。
この記事では製品の概要をあっさりと紹介していますので、より詳しくスペックを知りたい方はKimovilという総合スマホサイト(英語)を覗いてみてください。
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