
所長!最近日本でも発売されたXiaomiのスマホでオススメはありますか?

よし!まかせておけ。そいつはワシの得意分野だ。国内版と輸入版あわせて紹介していくぞ。
もくじ
世界第4位のスマホメーカーXiaomi(シャオミ)
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
中華スマホにハマって3年間になる筆者の知識を振り絞ってXiaomiスマホのオススメリストを作ってみました。
- コスパが良いスマホを探している
- iPhoneにそろそろ飽きてきた
- 安いスマホがほしいが、信用できるメーカーがわからない
- 人と違うスマホを所有してみたい
Xiaomiは昨年末から日本進出を果たし、これまで3機種をリリースしています。リストのうち背景がブルーのものは日本で公式発売されている機種です(輸入も可能)。背景グレーは輸入しなくてはならない機種です。
海外から輸入した場合のデメリットとして、初期不良などのトラブルがあった際にはショップと英語で直接やり取りをしないといけないことです。多少のトラブルは自分で乗り越えられるSIMフリー中級者以上の方にオススメです。
またグローバル版でなくチャイナ版(CN版)を購入した場合、日本語化が必要だったり、Google系アプリをインストールする必要があったりするので注意が必要です。
さらに輸入スマホの多くは技適認証を受けていません。技適認証がない場合、キャリアでSIMカードを発行してもらえなかったり、持ち込み後90日を経過する国内で使用できないというデメリットがあります(4月よりやや緩和されました)。このあたり十分注意の上、購入を検討してみてください。
中国のスマホはHuawei、OPPO、VIVO、そしてXiaomiの大手4社でほとんどのシェアを締めています。Xiaomiの日本での知名度はいまいちですが、中国の他にインドで人気が高く世界のスマホ売上No.4に位置づけています。詳しくは下記記事をご参考ください。
【保存版】ガジェヲタが詳しく解説する中華スマホ入門講座【初心者向け】
Xiaomiを始めとして、中国の大手スマホメーカーはどこも複数ブランドを展開しています。Xiaomiの場合は次の通り。
- Mi…主要ブランド。中級〜高級。
- Redmi…若者向け。コスパ重視。やや派手めのデザイン。
- Poco…インド向け。コスパ重視。重厚。
- Blackshark…ゲーム向け。正しくは出資会社。
以下にブランドと製品ラインを整理しました。いずれも2020年上半期のラインです。
なお大陸版とグローバル版でラインが違います。ここでは日本で入手しやすいグローバル版を紹介します。
フラッグシップ(実験的)
ハイエンド(プレミアム)
写真強化モデル(ミドルハイ)
Android ONEモデル(ミドルクラス)
※ファブレットのMAXシリーズが過去にありましたが、開発中止になっています。
※Mi 9Tという機種が昨年出ましたが、Redmi K20をグローバル版で名称変更したもので今後同じシリーズでてくるか不明です。
ハイエンド〜ミドルハイ
ミドル〜ミドルハイ
エントリークラス
Android Goモデル(エントリー)
ハイエンド
ミドルハイ
ゲーミング
\チェックすべき6項目/
スマホの性能は次の6項目を比べるとだいたいわかります。以下のリストのご参考に。
ディスプレイ
サイズ|解像度|種類(液晶or有機EL)
処理能力
SoC種類|メモリ容量|ストレージ容量
カメラ
レンズ数と解像度|イメージセンサー
バッテリー
容量(mAh)|急速充電能力
ボディサイズ
重さ|厚さ
Antutuスコア
数値が高いほど高性能
ハイエンドクラス
Xiaomi Mi 10
¥75,000-80,000

6.67″
1080 x 2340
有機EL
108+13+2+2MP
Samsung S5KHMX
208 g
9.00mm厚
Snapdragon 865
8/12G+128/256G
LPDDR5/UFS 3.0
4780mAh
30W有線/30W無線
Antutu v8
579.114
前作Mi 9から約1年を経て、かなりスペックアップして帰ってきました。メモリが最新のLPDDR5、ストレージ規格もUFS3.0に。Mi 9のときに酷評されたバッテリーも4780mAhの大容量になっています。しかしその分、重さも増えてとうとう200g超えになってしまいました。
カメラはSonyセンサーからSamsungに乗り換え。108MPという超高解像度路線です。
その他WiFi6対応やデュアルスピーカー、立体冷却システム搭載など最新の技術を盛り込んでいます。ただその代償として、価格がMi 9よりもだいぶ高くなってしまいました。

高価になってしまったのは残念だが、それでもiPhoneよりは格安だ。最高レベルの中華スマホを味わい方におすすめ。
\実機レビューもご覧ください/
【レビュー】Xiaomi Mi 10満を持して登場!これがシャオミの本気!本当のハイエンドを見よ
\Xiaomi Mi 10をストアで探す/
Poco F2 Pro
¥55,000−60,000

6.67″
1080 x 2340
有機EL
64+13+2+5MP
Sony IMX686
219 g
8.9mm厚
Snapdragon 865
6/8G (LPDDR4X)
128/256G (UFS 3.1)
4700mAh
30W有線
Antutu v8
569,000
前作のPoco F1は最高クラスのチップを搭載しながら激安価格で業界を風靡した名作です。その二代目がこちら。今回も最高クラスのチップとカメラユニットを搭載しています。
ただQualcomm製のチップの元値が高いので、それなりの価格になっていますが、それでも兄貴分のMi 10に比べれば一回り安くなっています。コスパは相変わらず最強です。
Mi 10と比べると無線充電や高性能スピーカーなどは削り落とされていますし、そのわりには重量が219gとクラス最大級となっているのは、価格からして仕方ないところ。
カメラはSony製の高性能センサーを搭載しているのでSamsung製のMi 10よりもこちらが好みという人もちらほら。

とにかく最高性能のパワーとカメラがあれば良しと言う方におすすめだな。
\Poco F2 Proをストアで探す/
BlackShark 3
¥60,000-70,000

6.67″
1080 x 2400
有機EL
64+13+5MP
Samsung S5KGW1
222 g
10.4mm厚
Snapdragon 865
8/12G+128/256G
LPDDR4/UFS 3.0
4720mAh
65W急速
Antutu v8
587000
BlackSharkはXiaomi系列のゲーミングスマホメーカー。BlackShark 2は日本でも販売され、低価格なゲーミングスマホとして話題になりました。しかし3代目は今の所、日本発売の声は聞かれず、バンドもB19に対応していません…
SoCは最高クラスのSnapdragon 865採用。ゲーミング用なので、ディスプレイは90Hz駆動で270Hzのタッチサンプリングレートに対応しています。また斬新な磁力式充電システムも搭載。
Proは画面がWQHD+と解像度が増すほか、バッテリー容量も5,000mAhとパワフルになっています。また物理ショルダーボタンを搭載しています。

相変わらず価格設定が素晴らしい。ゲームがメインならMi 10やRedmi K30 Proではなくこちらを購入する選択もありだな。
\Black Shark 3をストアで探す/
Global版と中国大陸版がありますのでお間違えなく。
ミドルハイクラス
Xiaomi Redmi K30

IPS液晶 |
6/8G+64/128/256G |
Sony IMX686 |
|
|
279521 |
RedmiのKシリーズは打倒Huaweiを目的に設置されたシリーズ。KはKnock outです。しかしなかなか巨人HuaweiはKOできません。そこでXiaomi得意の超低価格路線で来ました。
SoCはミドルハイクラスに留め、ディスプレイも有機ELをやめてIPS液晶。ポップアップもやめて、パンチホールへ。そのぶんカメラはSony IMX686とミドルハイの最新センサー。性能的には十分すぎます。
それでもって価格が4G版が30,000円台、5G版が40,000円台から。これは鬼コスパ機種ですね!

ただし、グローバル版が発売されていないので、すべて中国大陸版だけ。購入には十分注意が必要だ。

\Redmi K30をストアで探す/
CN版のみなのでご注意ください。
Mi 10 Lite

6.57″
1080 x 2400
有機EL
48+8+2+2MP
Omnivision OV48B
192g
7.9mm厚
Snapdragon 765
6/8 G (LPDDR 4X)
64/128/256G (UFS 2.1)
4160 mAh
30W有線
Antutu v8
330,000
ハイエンドモデルのMi 10よりも全体的にひとまわり性能を落とした機種です。とはいえチップは一昔前のハイエンドクラスの性能を誇るSnapdragon 765ですし、サクサク動くでしょう。
カメラが4眼ではあるものの、センサーがOmniVisionなのでやや見劣りするかもしれません。ここはSONYセンサーを積んでほしかったですね。
評価できるのは、巨漢機種ばかり揃うXiaomiのラインナップにおいて、192gというやや軽量クラスに押さえてきていることですね。
※大陸で発売されている青春版は50倍ペリスコープズームを備えています。グローバル版は残念ながら搭載されていません。

日本ではauが取り扱うらしいぞ。値段は未定だが、もし高ければ輸入という手もある。
\Mi 10 Liteをストアで探す/
Mi Note 10

6.47″
1080 x 2340
有機EL
108+20+12+8+2MP
Samsung Bright S5KHMX
208g
9.7mm厚
Snapdragon 730G
6/8 G (LPDDR 4X)
64/128G (UFS 2.1)
5260 mAh
30W有線
Antutu v8
264,500
Mi Note 10は中国ではCC9として発売された機種。カメラ機能強化モデルで、なんと5つのレンズを搭載。メインのイメージセンサーはサムスン製で1億画素で記録できます。ある意味、コンパクトデジカメキラーですね。
SoCを始めとしたプラットフォームはすべてミドルハイレベルで高い性能を誇ります。ただ値段もそれなりにするので、写真にそこまでこだわらない場合は、次に紹介するLiteでも十分満足できると思います。
Proはカメラ機能が強化されていますが、値段に釣り合わないので、よほど写真にこだわっている方を除き、無印のほうがおすすめです。
\Mi Note 10をストアで探す/
Redmi Note 8 Pro

LTPS液晶 |
6/8G+64/128G |
Samsung Bright S5KGW1 |
18W急速充電 |
|
281495 |
Redmiといえばコスパ!8代目となったRedmi NoteシリーズのProバージョン。
MediaTekの上位SoCであるHelio G90を搭載しています。Helioシリーズは非力なイメージがありましたが、G90は違います。サクサク動きます。
カメラもSamsungの6400万画素撮影可能なセンサー。きれいに撮れます。
ディスプレイが有機ELでないところがやや残念ですが、この性能で20,000円台ですから贅沢は言えません。
いちどRedmiのコスパ度を味わってみたい方にオススメ!
\Redmi Note 8 Proをストアで探す/
ミドルクラス
Mi Note 10 Lite

6.47″
1080 x 2340
有機EL
64+8+2+5MP
Sony IMX686
204 g
9.7mm厚
Snapdragon 730G
6/8 G (LPDDR 4X)
64/128G (UFS 2.1)
5260 mAh
30W有線
Antutu v8
264,500
写真機能を強化したMi Note 10の弟分。とはいってもイメージセンサーにSONYのIMX686を搭載した4眼カメラユニット搭載で、依然としてハイレベルな写真を撮ることができます。
画面はハイエンドモデルにも使われる有機ELを搭載。きれいな写真をきれいな画面で楽しむことができます。SoCもミドルハイクラスなので、ほとんどのゲームはそつなく遊べます。
欠点はやはりサイズ。大容量バッテリーを搭載しているので重さは200g超え。厚みも1cm近くあります。そこが気にならない方には絶賛オススメです!

Mi Note 10 Liteは輸入品もグローバル対応なので、日本の代理店サポートが必要ない人は輸入品のほうが安く買えると思うぞ。
詳しい記事はこちら⬇
\Mi Note 10 Liteをストアで探す/
Redmi Note 9S

6.67″
1080 x 2400
LCD IPS
48+8+2+5MP
Samsung S5KGM2
209 g
8.8mm厚
Snapdragon 720G
4/6G+64/128G
LPDDR4/UFS 2.1
5020mAh
18W有線
Antutu v8
255,000
Redmi Noteシリーズは早くも9代目。相変わらずの超絶コストパフォーマンスです。
性能的には8代目のProに近く、8無印と比べると一回りグレードアップという感じです。価格はそのままでお買い得ですね。
前作に比べて、ディスプレイが大きくなり、バッテリー容量が増えましたが、その分重量も増えており、とうとう200g超えになってしまいました。
カメラは4眼になって、一昔前のフラッグシップ並のスペックになっています。とにかく安いですし、性能も問題ないので中華スマホ入門にうってつけです。

いやいや。とうとうRedmi Noteが日本発売になったな。感激だ〜。
⬇実機レビューもご覧ください⬇
【レビュー】Xiaomi Redmi Note 9S|鬼コスパ!これで25,000円ってマヂかよ【性能・スペック】
\Redmi Note 9Sをストアで探す/
輸入版はSoftbank回線のみ対応ですのでご注意ください。またクーポンのご確認も忘れずに。
エントリークラス
Redmi 9
¥15,000-20,000

6.53″
1080 x 2340
IPS液晶
13+8+2+5MP
不明センサー
198 g
9.1mm厚
MediaTek Helio G80
3G (LPDDR4)
32G (eMMC)
5020mAh
18W有線
Antutu v8
203,000
これはヤヴァイ機種ですね。スペックを見てもらうとわかりますが、一昔前のミドルクラスの性能です。もちろんボディはプラで安ぽっさはありますが、なんといっても輸入価格で10,000円台前半になっていますので、とんでもないコスパといえます。
激重なゲームはしない、写真は普通に撮れれば良いというライトユーザーならこれで十分な性能を持っています。

中華スマホ入門にも適しているぞ。価格もお手頃だし、ぜひ日本でも発売してほしい機種だ
\Redmi 9をストアで探す/
お蔵入りモデル
型落ちしたモデルです。在庫があれば安くゲットできるかも。
まとめ:あなたもディープなXiaomiワールドへ
以上「Xiaomiのオススメスマホ」を10機種紹介してきました。参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事では製品の概要をあっさりと紹介していますので、より詳しくスペックを知りたい方はKimovilという総合スマホサイト(英語)を覗いてみてください。
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