【実機レビュー】Xiaomi Mi Notebook Air 12|ウワサの中華モバイルはMacBookに迫る実力!

マーロウ
マーロウ

前から気になっていたXiaomiのモバイルノートPCをついに購入した。ウワサ通り完成度の高いモバイルPCだ。まずはファーストインプレッションということで写真で外観から紹介していくぞ。

うわさのXiaomiモバイルPCを注文

Xiaomi(シャオミ)。中華ガジェットギークならその名を知らない人はいないでしょう。日本での知名度はまったくありませんが、中国では人気のブランドのようでスマホやPCの他にも家電や衣料品まで展開しています。

その特徴はAppleをパク……にインスパイアされたミニマルなデザインと完成度の高いAndroidスマホを活用したインターフェースです。私もいくつかXiaomi製品を購入していますが、日本の家電メーカーはかなりの部分で敗北していると感じるほどのコスパとクオリティです。

そのXiaomiのノートPCがMi Notebookシリーズです。モバイル用途の「Mi Notebook Air」、卓上用のハイスペックノート「Mi Notebook Pro」、ゲーミングPC「Mi Gaming Laptop」が展開されています。「Air」と「Pro」はネットでもなかなかの評判です。見た目はもちろんAppleのMacBookのパク…インスパイアされたつくりですが、価格が1/2から1/3程度。カフェで広げてもドヤ顔できるクオリティと評判を見て、いつか購入しようと決めていました。

今回は外出先でもブログが書けるようモバイル用途のAirシリーズから選びます。Airシリーズは12.5イントと13.3インチの二種類がありますが、外出先の主な用途はテキスト入力なので、持ち運びの負担にならないよう最も軽い12.5インチを選びました(両者の違いは別記事で詳しくまとめたいと思います)。

Air12.5は昨年まではCPUが第6世代CORE-Mだったのですが、途中で第7世代(m3-7Y30)にアップグレードしました。第6世代は一時期500$を切るほど安くなっていたようなのですが、第7世代になってからはなかなか600$を切ることがありません。GearBestやGeekbuying、AliExpressの安売り案内をみては今回も無しか…とあきらめていましたが、あるときGearBestのAir12.5商品ページでストックをHK(香港)に変更してみるとなぜか57,582円に。おもわずポチッとやってしまいました。

Xiaomi Mi Notebook Air 12の基本スペック

レビューに入る前に基本スペックを確認しておきます。セールスポイントは次の通り。

  • SoCには超低電圧のインテル Core m3-7Y30 プロセッサー採用
  • 12.5 インチ の鮮やかなIPSフルHDディスプレイ
  • 4GB DDR3 RAMと128GB SSD
  • 5.0GHz WiFi対応
  • Windows 10 Home Chinese Version(中国特別版)

ライバルはWindowsのモバイルPCではなくAppleのMacBookといってもよいでしょう。ちなみにMacBook Airという商品もありますがサイズ的にはMacBookと同サイズです。

MacBookを目指してつくられたノートブック

Xiaomiは中国のAppleと呼ばれるようにApple製品に対するリスペクトが大変強く、Mi Notebookシリーズも当然MacBookを目標に作られています。本来であればWindowsノートと比較すべきかもしれませんが、このノートPCの購入を検討している方はMacBookとの比較を期待されているのではないかと思い、下記の機種とのスペック比較を行うことにしました。

  • Mi Notebook Air 12→SSD128GB版と256GB版があります。今回は安い128GB版で。
  • Mi Notebook Air 13→CPUがi5版とi7版、そして指紋認証付きバージョンの違いもあります。こちらも一番安いi5指紋認証なし版で。
  • MacBook→SSD256GB版と512GB版があり、CPUもm3, i5, i7のオプションがあります。一番安い256のm3版で比較します。
  • MacBook Air→SSD128GB版と256GB版があります。安い128GB版で比較します。

MacBookをひたすらスペック比較してみました

基本情報

機種発売日定価(2018年5月)カラー
Mi Notebook Air 122017年3月3499元(59,811円)シルバー
ゴールド
Mi Notebook Air 132016年9月4999元 (85,452円)シルバー
ゴールド
MacBook2017年6月8日142,800円(税別)ローズゴールド
スペースグレイ
ゴールド
シルバー
MacBook Air2017年6月7日98,800円(税別)シルバー

注目はやはり値段の違いですよね。MacBookとの比較では2倍もの違いがあります。下記で紹介するようにMacBookの方がもちろん性能が上ですが、2倍の違いがあるかどうかです。

もう一つはカラーリングですね。Xiaomiにはスペースグレイとローズゴールドの選択肢はありません。

ディスプレイ

機種液晶方式サイズ解像度PPIアスペクト比
Mi Notebook Air 12IPS12.5インチ1920 x 1080176 ppi16:9
Mi Notebook Air 13IPS13.3インチ1920 x 1080166 ppi16:9
MacBookIPS12インチ2304 x 1440226ppi16:10
MacBook AirTN13.3インチ1440 x 900113 ppi16:10

ディスプレイについては明らかにMacBook Airが劣っているのがわかります。TN方式はかつて主流でしたが、視野角が狭いのでいまはIPSに取って代わられています。

MacBook Airは解像度も低いですね。ただしMacBookのように解像度が高すぎるのも考えものです。ノートPCはそこまで近づいて見るわけではないので、よほどきれいな映像を見ない限り、ここまでの解像度は現状では必要ないように思います。その分、本体価格を安くしてほしいですよね。その点、Xiaomiはバランスの取れた設定だと思います。

今後のディスプレイはいかに低電力で薄く作れるか、ブルーライトを軽減できるかなどの違いになってくるでしょう。スマホのように有機ELディスプレイが普及してくるかもしれませんね。次世代MacBookにもおそらく搭載されてくるでしょう。

プロセッサ

機種CPU最高周波数グラフィックス
Mi Notebook Air 12Intel Core m3-7Y302.6 GHzIntel ® HD Graphics 615
Mi Notebook Air 13Intel Core i5-6200U2.7 GHzNVIDIA GeForce 940MX
MacBookIntel Core m3-7Y323.0GHzIntel HD Graphics 615
MacBook AirIntel Core i5-5350U2.9GHzIntel HD Graphics 6000

Mi Notebook Air12とMacBookのCPUは低電圧のCore mでほとんど同じ性能です。発熱が少ないためファンレスでつくられています。それに対しAir13はCore i5なのでファンが付いてます。

メモリ

機種容量種類拡張性
Mi Notebook Air 124GBLPDDR3増設不可
Mi Notebook Air 138GBDDR4増設不可
MacBook8GBLPDDR3最大16GB(8 GBx2)
MacBook Air8GBLPDDR3増設不可

Air12のみ容量が4GBで少なめですねぇ。いまどきスマホでも4Gありますよ〜。といってもモバイル用途であればウェブページを何十ページも開かない限りメモリ不足になることはあまりありません・・・。反対にMacBookは増設スロットを備えていて最大16GBまでいけます。小さい筐体にここまでやってくるところがさすがApple。

注目はDDR4を搭載しているAir13ですね。DDR4はDDR3の2倍のデータ転送速度を実現しています。

ストレージ

機種容量インターフェイス拡張性
Mi Notebook Air 12128G SSDSATA拡張SSDスロット(M.2 PCIe)
Mi Notebook Air 13256GB SSDPCIe拡張SSDスロット(M.2 SATA)
MacBook256GB SSDPCIeなし
MacBook Air128GBPCIeなし

いずれもSSDですね。モバイル用途であれば128GBもあれば十分だと思います。Air12のみインターフェースがSATAでやや古めですが、さほど気にならない範囲です。

特筆すべきはXiaomi製品は拡張スロットを備えている点です。ガジェットギークの方はもう一方のSSDにMacOSを入れてデュアルブートしちゃうぞ〜なんて考えてしまいますよねぇ。

筐体

機種寸法重量素材
Mi Notebook Air 1229.20 x 20.20 x 1.29 cm1.075 kgアルミニウム合金
Mi Notebook Air 1330.96 x 21.09 x 1.48 cm1.28kgアルミニウム合金
MacBook28.05×19.65×1.31 cm0.92 kgアルミニウム合金
MacBook Air32.5×22.7×1.7 cm1.35 kgアルミニウム合金

筐体のデザインや重量、大きさなどすべてMacBookの勝利です。ただXiaomiもそこまで劣ってはいません。他のWindowsノートに比べればかなり上の方のビルドクオリティです。

ネットワーク

機種Wi-FiBluetooth有線LANコネクタ
Mi Notebook Air 12IEEE 802.11a/b/g/n/acBluetooth 4.1
Mi Notebook Air 13EEE 802.11a/b/g/n/acBluetooth 4.1
MacBookEEE 802.11a/b/g/n/acBluetooth 4.2
MacBook AirEEE 802.11a/b/g/n/acBluetooth 4.0

ネットワーク性能については特筆することがありません。似たり寄ったりです。Wi-Fiもac規格に対応していて問題ありません。

オーディオ

機種スピーカー出力マイクヘッドホンジャック
Mi Notebook Air 12AKG 監修デュアルスピーカー1W×2シングル3.5mm
Mi Notebook Air 13AKG 監修デュアルスピーカー2W x2シングル3.5mm
MacBookステレオスピーカーデュアル3.5mm
MacBook Airステレオスピーカーデュアル3.5mm

いずれもスピーカーとヘッドフォンジャックを備えています。Xiaomiは内蔵スピーカーにこだわりがありオーストリアの音響メーカーAKGの監修を受けたものを搭載しています。Air13のほうが出力が2Wで大きくなっています。

それに対しAppleの方はあまりこだわりが無いようです。出力数も記載がありません。MacBook Proはスピーカーに対するこだわりを見せていますが、廉価品には必要ないだろうという考えでしょうか。ただマイクはなぜかデュアルになっています。

キーボード

機種レイアウト方式バックライトトラックパッド
Mi Notebook Air 12USシザー型LEDマルチタッチ
Mi Notebook Air 13USシザー型LEDマルチタッチ
MacBookJIS/US第2世代バタフライ型LEDマルチタッチ感圧式
MacBook AirJIS/USシザー型なしマルチタッチ

MacBookがバタフライキーボードであることが注目点です。私も実機のキーボードを触ってみたことがありますが独特の打鍵感ですよね。Xiaomiのキーボードも悪くはありません。ちょっとふわっとしているというか、軽めのタッチですね。

あとMacBook Airにはバックライトついてませんが、Xiaomiの方にはちゃんとついてます。

トラックパッドは一般にMacの方が使いやすいと言われていますが、私はトラックパッドがいらいらするマウス派なのでノーコメント。ちなみにMacBookはトラックパッドに感圧を検知するセンサーが仕込まれていて、独特の操作ができるようになっているそうです。

ポート・アダプター・バッテリー

機種ポート電源アダプタバッテリー容量
Mi Notebook Air 12USB-C x 1
USB 3.0 x1
HDMI port x1
USB-C37Wh
Mi Notebook Air 13USB-C x 1
USB 3.0 × 2
HDMI port x 1
USB-C40Wh
MacBookUSB-C x1USB-C41.4Wh
MacBook AirUSB 3x 2
Thunderbolt 2x 1
SDXCカードスロットx1
MagSafe 254Wh

MacBookだけが割り切りすぎていてUSB-Cポート一つしかありません。私はテキスト入力とウェブブラウジングがメインなのでそれでも全くOKな方です。

Xiaomiはちょっと親切でUSB-Cに加えて、USB-AとHDMIポートがついています。まぁあれば便利ではありますけど。なくてもなんとかなります。

普段はクラウドでデータ保存。デバイスの接続はBluetooth。Ultrabookはこれで良いのだと思います。Bluetoothイヤホンが普及してきましたし、みんなスマホ持ってるから各機種についているイヤホンジャックすら不要ではないかと。もっと軽くしてください!

電源アダプターはMacBookAirのみ旧型の独自仕様Magsafeですが、残りはUSB-Cで汎用性があります。

バッテリー容量はどれもさほど変わらないですね。

スペック比較のまとめ

以上見てきたスペックをざっくりまとめると、次の通りになると思います

MacBook Air < Mi Notebook Air 12 < Mi Notebook Air 13 < MacBook

もちろんデザインだとかブランド力などは抜きの話です。その他にもWindowsだったり、日本語化しなくてはならなかったりしますが、それはもう好みの世界ですね。

マーロウ
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スペックだけ見れば価格で2倍の開きはまったく無いことがおわかりいただけるだろう。

Xiaomi Mi Notebook Air 12を開封してみました

では早速開封していきましょう。今回はGearBestから購入しました。高額商品なのでDHLで1843円の送料を払いました。注文して約5日後に到着。香港倉庫から発送だったのですが、パッキングまで3日間かかっていて、香港を出てから翌日には我が家に届いています。ものすごい物流速度ですね。国内は佐川です。

Air12 01

ビニールで梱包されています。

Air12 02

中はダンボール。Xiaomi特製。

Air12 03

角をぶつけた痕があります。毎度のことですが中国の物流の取扱は恐ろしいです。たぶん投げてると思います。

Air12 04

ですのでこのように二重梱包です。Xiaomiもよくわかってますね。

Air12 05

ご存知Appleライクな外箱デザインです。ここまでリスペクトしてるともう潔い感じです。

Air12 06

中国語だと「小米筆記本電脳」。生産地は重慶市。生産年月2017年12月。

Air12 07

内箱を開けると本体のお目見えです。本体が箱内にぴっちり収まってます。天板になにも装飾がなく、うわさのミニマルデザインにわくわくしますね。

Air12 08

本体の下には充電ACアダプターが格納されていました。

Air12 10

薄っぺらいマニュアルがあります。中国語ですが図解されてますのでだいたいわかりますね。

Air12 12

本体をあけるとシートが一枚挟まれてます。

ファーストインプレッション

続いて本体のデザインをMacBookとの比較で見ていきます。

Air12 24

電源をつけるとこんな感じです。MacBookはキーボードがブラックなのに対して、Xiaomiは筐体と同じシルバーとなっています。

Air12 25

キーボードはUSタイプ。カナと英数切り替えが少しばかり面倒です。私はそんなに気にならないです。これが気になる方はそもそも輸入PCは厳しいですねぇ。ちなみにカナはShift+Caps LockまたはAlt+~で切り替えることができます。

Air12 36

キーボードの間隔は約3mmほど。標準的な広さ。

Air12 37

キーストロークは1mmちょっと。やや浅めで、打鍵感もふわっとしてます。浅いほうが疲れにくいという人もいるので好みの問題しょうか。私はもう少し深いほうが好み。あとすこしキーがぐらつきます。このあたりは独自のぐらつかないバタフライキーボードを採用しているMacBookには及びません。ただMacBookはもっとキーストロークが浅めです(打鍵感はあります)。

Air12 40

閉じた状態。ザッツ・ミニマルデザインですね。潔い感じです。MacBookはリンゴマークがかなり主張してますので私はちょっと恥ずかしいです。いかにもMac使ってますと自慢しているみたいで。

Air12 33

正面から。開閉用のノッチがあります。開閉は上部パネルを片手でつまんで持ち上げることで開けます。よくヒンジが固くて下のパネルも動いてしまい、両手であける羽目になるのですが、このあたりよくできています。

Air12 41

ノッチ部分の成形もうまく加工されています。

Air12 38

左側面のヒンジ側にはHDMIポート。ポートは「見りゃわかるだろ」ということで何もアイコン表示がされていません。MacBookは親切にアイコン表示されています。

Air12 39

同じく左側面の手前側員は3.5mmヘッドフォンジャック。

Air12 26

側面の形状は先端にかけて少しカーブさせているだけで基本フラットです。MacBookは全体的にテーパーがかかっていて美しい形状です。このあたりの造形はAppleには及ばないですねぇ。

Air12 27

コーナー部分の造形。もう少し上手く成形できるといいですねぇ。あと写真ではわかりにくいですがヒンジ部分のみアルミ合金の種類が違い、上にクリアテープで保護されています。かっこ悪いんで私は剥がしてしまいました…。ここも一体成型されているMacBookに負けてる部分ですね。

Air12 43

右側面のポート。USB-AとUSB-C。右端は充電時の通電LED。

Air12 28

背面です。両サイドにあるスリットはスピーカー用です。すべり止めゴムは5点。購入時は中央にAKGやWindowsの表示があるシールがついていましたがかっこ悪いので剥がしました。

Air12 29

シャオミのロゴ。Appleの真似をして「Designed by Xiaomi in Beijing. Made in China」と書いています。

Air12 31

背面のパネルは簡単に開けられないようにトルクスタイプになっています。

Air12 35

厚みはもっとも厚い部分で13mm。約1kgの重さなので片手でひょいっと持ち上げることができます。


ACアダプターもAppleライク。ただ少し大きめです。USB-C端子ですがケーブル取り外しはできません。100V~240V対応でプラグ形式も日本対応。45W型で5V/2A, 12V/2A, 15V/3A, 9V/2A, 20V/2.25A となっており、バッテリーの状況に応じて出力が切り替えられるようになっています。

ACアダプターで充電中。通電ランプが赤く光ります。満充電になると緑に。なおスマホ用などの出力の足りない充電器は受付内容で、45W以上の出力でないと反応しません。

さて以上見てきたとおり、ウワサ通りなかなかのデザインクオリティです。フルメタルというのはやはり高級感があっていいですね。細かなデザインはMacBookに及びませんが、全体的なつくりや質感はかなりのレベルに来ています。

Windowsではもう一方の中華の雄HuaweiがMateBook XでMacBookライクなハイレベルのモバイルノートを作っています。ただし値段もMacBookほどではないにしても10万円超えです。ちなみにMacBookのApple Store価格は¥142,800+税。高い〜。

マーロウ
マーロウ

本機種は5万円台でこのクオリティ。素人目には10万円にみえると思うぞ。超コスパノートと評していつわりないな。

Xiaomi Mi Notebook Air 12を日本語化してみました

Windows10家庭中文版とは?

普通のWindows10だと言語の変更は簡単ですが、中国本土では特殊なバージョンのWindowsが提供されており、中国語しか使えません。Mi Notebook Airももちろん中国国内向けであるため、「Windows10家庭中文版」なるものがプリインストールされています。したがってクリーンインストールして日本語化する作業が必要になります。なんでこんなことになるかというのは次のとおりです。

”中国政府はネット検閲システム「グレートファイアウォール」を設けており、ネット上の発言を厳しく検閲しているほか、外国企業のソフトウェア製品の販売にも数多くの制限をかけています。Googleを含めいくつかの企業は中国当局の要求を受け入れず製品やサービスの提供を断念していますが、Microsoftは中国向けにカスタマイズされた「Windows 10 China edition」の存在を明らかにしました。”(http://gigazine.net/news/20160329-windows-10-china-edition/

中国政府が信用できないとか、個人情報が盗まれるとか、クリーンインストールが難しいと感じる方はそもそも本機種には向いていないです。以下、そんなことは十分承知でござるよという方向けの記事になります。

なおすでに各種ブログサイトで日本語化の手法が掲示されているので、この記事がそんなに重要ではないことは十分承知しているのですが、まぁ事例が多いほうが皆さまの参考になるかなとと思い、やや低めのモチベーションで書いております…。私も下記のサイトを参考にしております。

日本語化への道

以下、タイムライン形式でご紹介してまいります。


STEP.1
中文版を起動
起動ボタンを押すと中文版が起動します。起動中に出てくる「海内存知己,天涯若比邻」とは「海内知己を存すれば、天涯も比隣の若し」と読み、心の知れた友がいれば世界のどこにいても近しく感じるのいう解釈だそうです。唐初期の詩人王勃が友人を見送った際の詩とのこと。なかなかいい文章で気が利いています。

最初のセットアップ画面。「海内存知己,天涯若比邻」の文字。
地域設定。クリーンインストールするのでどこでも良いのですが、日本にしておきます。

STEP.2
プロダクトキーとアクティベートを確認
今回実施した限りではプロダクトキーを入力する必要はありませんでしたが、なんらかのトラブルに備えて確認しておいたほうが良いでしょう。下記のソフトを用いて確認できます。

ソフトを用いてプロダクトキーを表示しました。モザイクかかっている青字部分のキーをメモしておきましょう。

もうひとつ念のために確認すべきことがありまして、Windows10がアクティベートされているかどうかです。初回起動時にネットワークに接続していれば自動的に実施してくれているはずですが、念の為、設定のシステム情報から「Windows巳激活」(巳激活=アクティベート済)になっていることを確認しておきましょう。(…すみません。写真撮ってませんでいた。)


STEP.3
Windows10のディスクイメージを作成
Microsoftも親切でして、Windows10のディスクイメージを作るサイトが用意されています。下記よりどうぞ。これは本機種でも構いませんが、他のPCでも作成可能です。メディアはUSBメモリ(フラッシュドライブ)が便利です。8GB以上で、中身が消えても構わないものを用意しましょう。

言語→日本語、エディション→Windows10、アーキテクチャ→64ビット、使用するメディア→USBフラッシュドライブを選びます。

Windows10のディスクイメージをUSBメモリに作成中。

STEP.4
BIOSからブートデバイスを設定
ディスクイメージ作成が終了したら、再起動。「F2」を押したままにしておいてBIOSを表示します。矢印キーでBootからBoot Device Orderに行き、最優先BootをUSBメモリに設定します。標準だとSAMSUNGのSSDに設定されていますので、矢印キーで切り替えます。このあたりちょっと操作がわかりにくいです。設定が終わればF10でSave and Exitして再起動します。

BIOSにてBoot DeviceをUSBメモリに切り替えます。

STEP.5
日本語版をインストール
USBメモリがブートしてインストールするか聞いてきますので進めます。

インストール画面。ここからは日本語ですのでそんなに難しくないですね。

途中で一つ注意しなくてはならないのがプロダクトキーの入力画面です。入力する必要はありません!「プロダクトキーはありません」を押して進めてください(すでに中文版でアクティベート済のため)。

ここだけちょっと注意。「プロダクトキーはありません」にします。
Windows 10 Homeを選択
ドライブはプライマリのパーティション3に。フォーマットしてからインストールしたほうが安全だそうです。

以上でWindows10日本語版のインストール完了です。トラブルなく手順通りやれば一時間もかからないと思います。


ドライバーを再インストール

クリーンインストールをすると各種ドライバーがすべて消えてしまいます。(ちなみに壁紙データも消えてしまうそうです。)クリーンインストール前にドライバーをバックアップしておくのが定石らしいのですが、Xiaomiのサイトから全部ダウンロードできるので、今回はそちらをにしました。

ちなみにMicrosoftが提供しているドライバーは自動でダウンロードしてくれますので、普通に使うぶんにはあまり必要性はありませんが、タッチパッドや音響関係のドライバーはXiaomiのドライバーをインストールしないと本来の性能が発揮できないということになります。

下記よりどうぞ。

https://www.mi.com/service/bijiben/drivers/12/

Xiaomiのドライバーダウンロードページ。中国語ですが、翻訳をかければ大体わかります。一番上の左のパッケージ「驱动整合包」が統合版なのでとりあえずそれをいれておけば無難かと。ただし1GB以上あるのでダウンロードに注意。

かな入力にするには?

購入する時点で当然承知のこととは思いますが、本機種は日本語キーボードではなくUSキーボードのため「半角/全角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな/ローマ字」ボタンはありません。それではどのようにしてかな入力と半角入力を切り替えればよいのでしょうか。以下、二種類の方法をご紹介します。

※私は下記のサイトを参考にしました。

ショートカットキーで切り替える

「Alt+~」または「Shift+Caps lock」の操作で切り替えることができます。慣れればさほど面倒ではないかもしれませんが、ちょっと押しにくいですね。

その他の方法として「Ctrl+Space」で言語入力を切り替える方法があります。言語設定からEnglish(United State)をインストールすると

AltキーをMac風に英数・かなに切り替えるソフトを使う

これはMacキーボードに慣れている方限定の方法なのですが、「alt-ime-ahk.exe」というアプリをインストールすると、左右のAltキーがそれぞれ英数とかなになってくれます。自宅がMacの私はこの方法が気に入っています。世の中便利なソフトを作ってくれる方がいるものですね。下記リンクよりどうぞ。

ベンチマークテスト

Intel core-mプロセッサー、当初の目的の外出先でのウェブブラウジングとテキストタイピングに関しては十分な性能です。一応、ベンチマークを計測してみましたのでご参考ください。まぁこんなもんじゃないでしょうか。

解像度をFHDにすると「やや重い」になってしまいました。グラフィックボードが内蔵型なので仕方ないかと。
解像度を少し落とすと普通に。
CPU-Zのベンチマーク結果。
CINEBENCHの結果。

Mi Notebook12にSSDを追加したい

Mi Notebook12は標準でSSDが一本刺さっていますが、さらに増設用のSSDスロットが一つ設けられているのでM.2(エムドットツー)規格のSSDを購入して差し込むだけで簡単に新しいストレージが追加できます。

とはいえ、モバイルノートPCにストレージを増設する必要なんてないだろうと思われるかもしれません。普通にWindowsしか使わなければ増設する必要はないですよねぇ。

でも今回はちょっと悪巧みを。この空きドライブに違うOSを入れて遊んでみようと思っていまして、Chrome OSだとかLinuxもいいのですが、Mac使いとしてはHachintosh(PC用に改造されたMacOS)を入れてみたく考えています。こういうカスタマイズがギークの楽しみですよね。インストール編はまた別記事で紹介したいと思います。

今回はまずSSDの増設について紹介していきます。まずSSDの種類について。SSDのインターフェース規格には大きく分けてSATAPCIeの二種類があります。単純に転送速度が異なり、PCIeの方が早くなりますが、その分値段も高くなります。またPCIeは高性能なNVMe対応のSSDの性能をフルに活用できます。

Mi Notebookシリーズ、13インチには最初からPCIeスロットにSSDが刺さっていてSATA用スロットが空いているのですが、12インチはSATAスロットの方に刺さっていますのでPCIeスロットに高速SSDを刺すことができます

今回はAmazonのプライムデーでSamsung製のNVMe250GBが安く販売されていましたのでそちらを購入しました。Macで遊ぶだけなら128GBでも良かったのですが、大は小を兼ねるということで。

現在はEVO960の後継機種であるEVO970が登場し、価格も安いのでそちらのリンクを張っておきます。

こんなスタイリッシュな箱に入ってきました。

梱包もプラボックスでしっかり。

M.2のType 2280というタイプです。22mm×80mmのことですね。

商品の詳しい性能やスペックについては下記メーカーサイトをご覧ください。

https://www.samsung.com/semiconductor/minisite/jp/ssd/consumer/960evo/

なお取り付けに際しては裏フタを固定しているネジを回すのにヘクスローブドライバーのT5が必要になりますのでご注意!(普通のドライバーでは回りません)

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裏フタを外してSSDを装着

それでは早速取り付けていきましょう。

本体を裏返して、裏フタを留めているネジ8個をすべて取り外します。

ネジはヘクスローブドライバーで回します。

ヒンジ近くの中央のネジは、滑り止めゴムで隠されていますので写真のようにゴムをずらすと現れます。

裏フタを取ると簡単に内部にアクセスできます。電池がかなり大きな面積を占めているのがわかりますね。

左側が既存のSATAスロットに刺さっているSSD128GB。同じSamsung製です。

新しいSSDを装着。上部を差し込み、下部はネジで固定します。スロットの上にSATAとPCIEと書いてありますね。

SSDをPC上にマウント

差し込んだだけではドライブとして認識してくれません。下記の手順で認識させましょう。

STEP.1
ディスクの管理を開く
[スタート]ボタンを右クリックしてクイックリンクメニューがから[ディスクの管理]を選択します。

ディスク0が既存のWindows10が入っているSSDですね。ディスク1が今回追加したSSDになります。

STEP.2
ディスクの初期化
ディスク1で右クリックを押すと[ディスクの初期化]ウインドウが表示されます。パーティションスタイルは特に事情が無いのであればGPTを選んでおきます。
STEP.3
ボリュームの作成
さきほどまでディスク1は初期化されていませんとなっていましたが、初期化が終わりオンラインの状態になっていると思います。続いてディスク1上で右クリックでメニュー表示してから[新しいシンプルボリューム]を選ぶとウィザードが開始されます。
STEP.4
ボリュームサイズの指定
特に事情がなければそのまま最大サイズでいきましょう。
STEP.5
ドライブの割り当て
ドライブの文字を決めます。普通はDドライブですね。
STEP.6
パーティションのフォーマット
最後にフォーマット形式を決めます。NTFSでGO!

これでマウント作業は終わりです。自動的にボリュームDのフォルダが開くはずです。

NVMeの速さはいかほど?

それでは早いとされるNVMeのスピードはいかほどなのかチェックしてみます。標準的なCrystal Disk Markの結果は次の通り。

こちらがCドライブのSATAインターフェースのSSDの性能。それに対してPCIeは?

おぉ。素晴らしい数値。約2〜3倍の速度が出ています。実際のところ大容量データを書き込まない限り効果は実感できないかもしれませんが、早いに越したことはありません。

マーロウ
マーロウ

値段の割にはものすごい性能だな。新しいOSをインストールするのが楽しみになってきたぞ。

Xiaomi Mi Notebook Air 12のレビュー
  • デザイン
  • ディスプレイ
  • ハード性能
  • 拡張性
  • 重 量
  • 価 格
4.1

評価

+PROS. 満足な点

  • ビルドクオリティ、スペックに対して安価。圧倒的なコストパフォーマンス
  • シンプルなデザインで中華PCのダサい雰囲気なし。
  • 軽量かつ頑丈なつくり。ファンが無いので静か。

−CONS. ダメな点

  • ややデザインで甘いところがありMacBookには及ばない。
  • モバイル用にしては充電器がやや大きい(小さい方であるが…)。もう少し小型化してほしい。

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