【Yi Dashcam】中華ドライブレコーダーを購入してみた【実機レビュー】

Marlowe

近年人気急上昇中のドライブレコーダー。中華製の格安機種を取り付けてみたのでその性能をレビューしていくぞ。

オンボロの愛車にドライブレコーダーを取り付けたい

ドライブレコーダー。人気ですねぇ。取り付けるクルマが増えてきました。しかしながら国産品は値段がバカ高いですね。もちろん事故になったときのことを考えると高性能な機種を取り付けたくなる気持ちはわかります。

とはいえ、我が家の13年もののホンダ・エディックスにはさすがに高い機種はとりつける気がしません。格安でそれなりの性能のもの、5000円以下でないかなぁと探していたところ、Yiという中国メーカーのドラレコが目に止まりました。普段は5,000円を少し超えているのですが、Keepaで確認したところ定期的にAmazonのタイムセールで安くなっています。

さらに調べるとどうも最近の私のお気に入りXiaomiと関係があることもあきらかに。かつて売り出しはじめの頃はXiaomiブランドで販売したそうです。今は独自販売網を築き、日本にも進出してきたということらしいです。いちおう日本語対応のサイトもあります。また一年間のメーカー保証もあります。

現在はXiaomi自体でオリジナルのドラレコも販売しており、その他機種も検討しましたが、コスパ的にこれが最適と判断し、Amazonのタイムセールで¥3,490で購入しました。購入を検討している方はぜひタイムセールを狙ってみてください。

製品の売り文句はこちら

それではメーカーのウェブサイトを参考に製品の売りポイントを確認しておきましょう。

6層ガラスレンズ&赤外線フィルター

さまざまな走行条件に対応する耐高温材料を採用。赤外線光学フィルタ付き6層ガラスレンズで、昼夜を問わず優れたカラーバランスの高解像度画像を保証します。どんな景色もフレーム内に収める、業界最高レベルの165°超広角レンズを搭載。

165°の広角レンズであれば十分ですね。ダッシュボード上は熱射で高温になるので耐熱素材を使っているのも評価ポイントです。

F1.8値の大口径レンズで進化したナイトビジョン

YIスマートダッシュカメラに搭載したF値1.8の大口径レンズは、低照度環境でも優れた性能を発揮する特別設計です。あらゆる光の条件で鮮明な画像を撮影します。

レンズの明るさを示すF値(低いほど明るい)が1.8とはかなり高性能です。いまどきはこんな明るいレンズでも安く手に入るのですね。

Aptina AR0230イメージセンサ

世界をリードする大手自動車電子サプライヤであるONSEMI。その関連会社Aptinaが提供する1/2.7インチ AR0230 イメージセンサを採用しました。
ハイダイナミックレンジ(HDR)、高品質ビデオ、60fpsでの高解像度(1080p)ビデオ撮影に対応。(中略)ピクセルサイズ3.0μm×3.0μmを特長とする、車専用の高品質イメージセンサを搭載。4000mV/lux.secの露光量を提供します。他社製品と比べて2倍の高画質を実現しました。

 

Aptina社は知りませんが、良い部品を使っているようです。また普通は30fpsの録画ですが、本機種は60fpsという高めのフレームレートで撮影可能です。

ADAS(先進運転支援システム)

安全運転をより確実なものにする、運転支援システムを内蔵。高度な画像認識アルゴリズムが、リアルタイムに情報を提供します。車線を外れたり、前の車に近づきすぎたりした際、アラートでドライバーに警告する機能を搭載。

これは驚きの機能ですが、流石にこの値段では期待できなさそうです。後述する通りあまり使えませんでした。いちおう付いているという感じです。

細かなスペックは次の通り。Wi-Fiとスマホアプリに対応しているのが、この価格帯にしては嬉しいところです。

メインプロセッサ YI カスタマイズチップ、A12-60デュアルコア+DSP、デュアル MIPS32 24Kec ASE DSP拡張
イメージセンサ 1/2.7インチCMOSセンサ、3.0m単位ピクセル、有効画素1928×1080、感度:4.0V/lux-sec
解像度 1920×1080P60、1920×1080P30、2304×1296P30(ISP/コーデック補間による)
液晶スクリーン 2.7インチ 960×240 TFT 液晶ディスプレイ
レンズ F値1.8/対角画角165°広角ガラスレンズ
電源 車用USB充電器(入力:10V-30V、出力:5V/1A;)、マイクロUSBコネクタ含め、長さ約3.5m
電子式手ぶれ補正(EIS) なし
G-センサ 3軸G-センサ内蔵
ストレージ 8~64GB FAT32形式 Class10以上のマイクロSDカード
Bluetooth なし
Wi-Fi シングルバンド 2.4Ghz、802.11n
対応OS iOS/Android
カラー グレー/ ピンク
本体サイズ L74×W19.4×H52.4mm
重量 約74g

続いてメーカー公式のプロモーションビデオです。こういうPRをきちんとやってくれてると中華メーカーでも安心感がありますね。

UNBOX 開封の儀

それでは開封していきましょう。

箱は透明フィルムで梱包。それなりの箱ですが、高級感はありません。赤帯のデザインがYiだけにイイですね(失礼)。

箱をあけるとおしゃれな感じでカメラだけ出てきました。ただプラ素材のチープ感がちょっと残念な印象。

内容物一式です。フック(スタンド)、USBケーブル(AtoB)、シガーアダプター、クイックスタートガイドが含まれています。

本体の上面と背面。上面の溝にフックを差し込みます。

下面と背面。ディスプレイには保護フィルムが貼ってありますが、使用時には外します。

右側面。MicroUSB端子とリセットボタン。電源はUSB経由です。

左側面。Micro SDHCカードの挿入口があります。

フック(スタンド)を取り付けた状態。両面テープ(3M)でフロントガラスに接着する仕組みです。

充電用シガーアダプターとUSBでケーブルを取り付けた状態。ケーブルの長さは3.5m程度あり、普通のクルマであれば十分な長さです。

シガーアダプター。USBのAタイプ。5V1Aです。筆者の場合は使用しませんでした。

32GB以上のMicro SDHCカードが必要

一つ忘れてはいけないのがSDカードです。32GB以上のものがおすすめです。32GBで1日から2日分はカードにためておくことができます。もちろん乗る時間によりますが。古いデータは自動的に更新されて消えていきますので、確認する必要があるときは早めにチェックすることをオススメします。

なお駐車していてエンジン起動していると無駄に録画していることがあります。ご注意ください。

専用アプリと接続

本体を接続するとまず専用アプリのダウンロードのためのQRコードが表示されます。それにしてもスマートタコグラフとは・・古い言い方ですね。

QRコードを読み込むと専用サイトに飛びます。

こちらがサイトです。下のボタンを押すとGoogle Playに飛ばされます。

結局こちらのアプリをダウンロードすることに。最初からGoogle Playで名称入力してダウンロードしても同じことです。

最初にWi-Fiでペアリングを行います。スマホ本体が2.4GhのWi-Fiに対応している必要があります。

Smart Dashcamを選択します。他にもさまざまなドラレコを製作しているんですね。

Wi-Fiで接続中。結構時間かかります。

無事接続された状態です。クルマにとりつける前なのでケーブルが写っていますね。リアルタイム、SDカードに録画された映像、設定のタブがあります。画像に写っているYIの赤いマークと日時のスタンプは設定から消すことができます。記録という性格からしてYIマークは消して、日時は残しておくべきでしょう。

SDカードには3分ずつ記録されます。それぞれの映像はスマホにWi-Fi経由でダウンロード可能です。

スマホ側の設定画面です。Logo水マークも迷訳で、Logo Watermarkのことです。衝突感度は低・中・高選べますが、試してません・・・。試したくもないですが。

1ヶ月使用してみての評価

取り付けは簡単?

クルマの電装系に詳しい方は簡単に取り付けられると思います。ミラーの取付口を外し、天井裏から右サイドピラー、ハンドル下を通って、シガーソケットまで通します。反対に、カバーを取ったことがないという方はそれなりに苦労するかもしれません。業者にお願いするのが懸命でしょう。

筆者の場合は中華Androidナビ(Xtrons TB706)を設置しているため、USB端子が二口余っています。それに差し込むだけでACCと連動して起動してくれます。シガーソケットに差し込むとスマホの充電などに困るかもしれませんね。増設方法を検討しておく必要があるでしょう。

本体はフロントガラスにテープで接着です。接着強度はかなりありますので、設置位置をよくよく検討してから貼るべきです。着けてしまうと取れないことはないですが、接着力が弱くなるかもしれません。

筆者の場合はうまくミラーに隠せることができました。ただクルマの正面から見ると、カメラつけたな感がたっぷりですが・・・。最近のクルマは一体化したものがありますよね。それにはデザイン的に到底及びません。

映像のクオリティはどうか?

解像度1920pxありますし、レンズも明るいので日中はきれいに取れます。さすがに端部は歪んでしまいますが、実用上は問題ないでしょう。

こちら気になる夜間の映像です。ちょっと斜めなのはご愛嬌。まぁそれなりに撮れてますが、ナンバーを確認しようと思うと白飛びしているときがありますよね。ダイナミックレンジの問題と思うのですが、このクラスだと仕方ありません。

ADASは使えるか?

結論から先にいうとまったく使えません。やはり画像だけで判断するには無理があるというものです。車線を離れたり、障害物との距離が近いと警告してくれるのですが、誤認識がかなりあって、しょうじき邪魔です。

また「車線から離れました。ご注意ください」というアナウンスが出るのですが、この声が中国人(女性)で、アクセントがまったく異なり笑えてきます。まぁオマケ機能ですね。この機能を期待して購入はしないでください

まとめ:コスパ最強ドラレコと認定

とにかく安いですね。これだけの機能があってこの価格。素晴らしいです。Wi-Fiで映像を確認することもできますし、映像もそれなり。コスパという視点からは最強かと思います。

ただ筆者はあくまでおまけ程度の意識で装着しています(ないよりマシ程度)。高級車に乗っていて、事故が気になる方は国産機種をおすすめしますよ。

【デザイン】フツーです。金属ぽいデザインですが、ABS樹脂です。若干の安っぽさがありますが、この値段ではしかたないでしょう。ただシンプルに作られていて、変にゴテゴテしていないので、そのあたりのデザイン性は評価できます。
【操作性】シンプルです。余計な機能がついていないので設定に困るということはないでしょう。ただADAS機能だけは余計ですが・・・。Wi-Fiによるスマホ連動で映像が確認できるのは便利です。本体にもモニターはついていますが、ミラーの後ろにあるので操作・確認するのは面倒です。
【映像品質】日中は問題ありません。FHD画質できれいに取れます。夜間も頑張っている感じはありますが、ナンバーを正確に確認できるほどの性能はありませんでした。
【機能性】165°展開できますし、映像の確認も簡単。あとは事故ったときにどうなのか・・・できれば遭遇したくないですが・・・
【価格】文句なし。コスパ最強です。

このガジェットの評価
デザイン
(3.5)
操作性
(4.5)
映像品質
(4.0)
機能性
(4.0)
価格
(5.0)
総合評価
(4.5)

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