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【Review】Amazfit GTR 3|強烈な電池持ち!大人のクラッシック型スマートウォッチ!

大人のスマートウォッチGTRシリーズ3代目が登場!

今回はスマートウォッチAmazfit GTR3をレビューしていきます。Amazfitシリーズは久しぶりのレビューになりますが、これまでもいくつか取り上げてきました。Amazfitは間違いなくスマートウォッチの最高峰ブランドの一つであり、多くの製品ラインナップを揃えています。

GTシリーズはファッションセクターに属する機種で、これまでのいわゆる「時計」を意識して、デザイン重視で作られていますが、性能も最高クラス、価格もやや高めということで、大人のビジネスマンがターゲットだと思います。

ちなみにGTシリーズには他にスクエアタイプのGTS、機能を強化したGTR Proがあります。

※現在日本での販売は終了しています。後継機種は⬇︎から

GTR3とGTR3 Proとのスペック比較

サイズや重量はほとんど変わりありません。Proのほうが若干大きく、解像度も高いですが、目に見える差ではありません。大きな違いは①バンドの材質、②音楽再生対応、③バッテリー持ちの3点です。

バンドの材質について、大人のかっこよさを求めるなら革タイプのProがおすすめですね。無印のシリコンバンドはやや安っぽい印象です。またランニングなどのスポーツで音楽を聞きながら楽しみたい場合もProがおすすめです。

逆にバッテリー持ちを気にされる場合はGTR3無印の方がおすすめです。価格差は5,000円なので価格よりも目的で選んだほうがよいと思いました。

項 目 GTR 3 GTR 3 Pro
寸法 45.8x45.8x10.8mm 46×46×10.7mm
重量 32g 32g
ボディ材質 アルミニウム合金 アルミニウム合金
バンド材質 シリコン 革/フッ素ゴム
耐水性 5ATM 5ATM
ディスプレイ 有機EL 有機EL
画面のサイズ 1.39" 1.45"
画面の明るさ 1000 nit 1000 nit
解像度 454×454 px 480×480
ワイヤレス接続 Bluetooth 5.1 BLE Bluetooth 5.0 BLE、WLAN 2.4GHz
ストレージ+音楽再生 ×
バッテリー 450 mAh 450 mAh
駆動時間 最大21日 最大12日(標準)
充電時間 約2時間 約2時間
スポーツ機能 150種以上 150種以上
センサー BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー (6PD + 2LED)、加速度センサー、ジャイロスコープ センサー、地磁気センサー、環境光センサー、気圧高度計 BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー (6PD + 2LED)、加速度センサー、ジャイロスコープ センサー、地磁気センサー、環境光センサー、気圧高度計、温度計
ポジショニング GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS
価格 ¥34,800 ¥39,800

Amazfit GTR 3のフォトレビュー

フォトレビュー

それでは実機をフォトレビューしていきましょう。

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パッケージはいつも通りしっかりしています。個人的にはもっと高級感があっても良いと思いました。

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紙箱を上手く利用して収納されています。

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付属品1式。クイックガイドと充電用ケーブルのみ。ミニマム構成で好感が持てます。

本体はまずスマホとペアリングしないとこれっぽっちも動きません‪。QRコードでアプリのリンクが表示されます。

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ペアリングが済んで使える状態になりました。ディスプレイは高解像度。326ppiなのでスマホ並みの精密さです。デフォルトではアニメーションタイプのウォッチフェイスが入っていました。

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側面。ベゼルはアルミ合金製。やや紫がかったブラックです。中央部の厚さは12.7ミリ。

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クラウンは右側面の上下に2つあります。上側のクラウンは回転させるのでギザギザがついています。丸みを持っていてつまみやすくなっていますが、反面デザイン的には野暮ったい感じです。

その間にある小孔はマイク用でしょう。ディスプレイの視野角は広く、斜めでも見ることができます。

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背面。上下にある小さい金属接触面は充電用。中央がセンサーです。このあたりはスッキリまとまっていますね。

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バンドはシリコン製。スポーティとも言えますが、やや高級感に欠けます。やはりGTR 3 Proで選べる革がお似合いですね。バンドは22ミリタイプで、クイックリリースで素早く交換できるので、自分で高級感のあるバンドに交換してもよいかと思います。

Amazfit GTR3の使い勝手をチェック

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ベゼルを含めた直径は約48ミリですので、男性でもチョット大きめに感じると思います。その分、情報量も多めですが・・。女性には大きすぎるかもです。

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ホームボタンを押すとメニューが表示されます。またディスプレイ自体にタッチしての操作も可能です。高性能なチップを積んでいるのか、動きは大変スムーズです。

クラウンを使った操作はこちらの映像を御覧ください。サクサク動きます。

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バンド込の重量は50gです。このサイズにしては軽量ですね。慣れれば重さは感じません。

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屋外での輝度(視認性)も問題無し!

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画面を常時表示させることもできます。このようにモノクロ省略表示になります。ただしバッテリーの減りが速くなるので注意。

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歩数計測で目標歩数に達すると通知してくれます。

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あまりアピールされていませんが、潮位や気圧も表示してくれます。釣りをする方に重宝しそうです。

スマホアプリとの連動について

AmazfitシリーズはもともとAmazfitアプリを投入していましたが、近年はZeppというアプリに名称変更されました。iOSとAndroidともに対応しています。

Amazfitをオススメする理由の一つはこのスマホアプリの性能の高さと使い勝手の良さですね。他にも安価な中華スマートウォッチは市場に溢れていますが、本体はそれなりでもアプリがいまいちという製品が多いので注意してください。

Androidならば他にも細かな設定ができるNotifyアプリ(非公式)を使うことも可能です。

ペアリング

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Zeppアプリを使用するにはAmazfitのアカウントが必要です。

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腕時計を選択するだけでペアリングが開始されます。BluetoothはONにしておきましょう。

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Zeppのホーム画面(iPhone版)。スタイリッシュなインターフェースです。

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ウォッチの設定画面

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Appleウォッチと同様にアプリで機能追加できるようになっています。

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輝度も細かく設定できます。

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常時表示も可能です。

ウォッチフェイス

各種ウォッチフェイスがストア(ダイヤルショップ)から無料でダウンロードできます。

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フェイスの種類も豊富です。もしお気に入りのフェイスが見つからない場合は非公式アプリですが、AmazFacesやAmazToolなどのアプリでフェイスを探してインストールすることもできます。

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実際にiPhone環境でインストールしてみて問題ありませんでした。

健康モニタリング

GTR3の健康モニタリング機能は充実しています。SpO2やVO2maxも対応。

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心拍。細かく計測してグラフ化してくれます。安静時心拍数まで表示してくれるのは嬉しいですね。

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コロナで話題のSpO2計測。指先で計測する医療機器と比べると、腕で計測するため誤差はありますが、それなりの精度で計測できているようです。

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ストレスも計測、グラフ化してくれます。ちょっと高めですね‪w

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大型の時計なので睡眠中に装着するのを躊躇われる方もいらっしゃるかもしれませんが、装着していると、かなり細かな睡眠分析をしてくれます。

バッテリー持ちが長いので、睡眠時に充電しなくても良いのがいいところですね。

運動計測

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GPSポジショニング機能内蔵なのでウォッチ単体で運動計測できるのが、この価格帯のスマートウォッチの魅力ですね。ランニング、ジョギングされる方は重宝すると思います。

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ケイデンスやストライドまで表示してくれます!

健康モニタリング機能はハード、ソフトともに極めて優秀だと感じました。欲を言えば心電図測定や体温計測などの機能もついていれば嬉しいですが、それは現状では贅沢機能ですね・・・。

アプリの通知機能

各種アプリからの通知を受け取ることができます。電話やSMSはもちろん、LINEやヤフオクなども利用できます。

※筆者のiPhone環境ではZeppインストール直後はアプリ一覧にいくつかのアプリが表示されないトラブルがありましたが、しばらく使用していると表示されるようになりました。

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音声コントロール

GTR3はAmazon Alexaに対応しています。ウォッチをマイク代わりに音声コントロールを行うことができます。ただしスマホにBluetooth接続されていないと動作しません。

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なお筆者はスマホのAlexaアプリからペアリングしようとしてうまく行かなったのですが、これはやり方が間違っていてZeppのAlexaからペアリングしないといけませんでした。ご注意を。

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充電機能とバッテリー持ち

充電

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付属の充電ケーブルはマグネット形式で、スチャっとくっつきます。これはこれで便利なのですが、専用ケーブルなので無くしてしまうとアウト。ワイヤレス充電に対応してくれると嬉しいですね。

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充電中の画面。クールなデザインですね。

バッテリー持ち

バッテリーの持ち具合をTwitterに投稿していましたので、その経過をご覧ください。

まとめると、デフォルト設定だと1日あたり5%、各種モニタリングをすべてONにすると1日あたり7%、常時表示をONにすると9%ほど減ります。デフォルト設定だと確かに21日程度は持ちますね。看板に偽りなし。

これだけの大きな画面と性能を有していて、3週間持つのは本当に素晴らしいです。

まとめ|相変わらずの完成度。バッテリー持ちを重視するならこいつ。

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以上一通りレビューしてみた結果をまとめてみます。

GTRも3代目ということで、デザインやビルドクオリティなどハードの完成度は高いですね。ソフト面でも細かな機能や表示が追加されていて、いちだんと完成度が高まっていると感じました。相変わらず「かなりオススメ」できる機種です。

Pros.満足な点

Cons. 不満な点

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マーロウ
マーロウ 複雑に入り組んだガジェット沼を探求するハードボイルド探偵。最近はジャンク修理に夢中。長年のMacユーザー|Hackintosher|中華ガジェ愛好家→円安休み|Bimmer

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