
家族のiPad Air 5の液晶が真っ暗になった、タッチが効かない、表示が乱れる…そんな状態になってしまいました。 どこかにぶつけたとのこと。明らかに液晶パネルの故障です。Apple公式の修理は高額なので、今回も自分で液晶パネルを交換してみました。
パーツの選定・購入
iPad用液晶パネルはiPhoneと異なってAliExpressで購入しても高価なんですよね。でも他に良い購入先も見つからず・・・。今回は下記から購入しました。17,519円とまぁまぁのお値段です。購入する時は製品型番のチェックお間違えなく(A2588でした)。注文後、納品まで約2週間です。
作業フロー
詳しい説明はiFixitにありますので、こちらを参考に交換していきます。
1. フロントガラスを外す
iPadの縁をヒートガンで温めて接着を緩めます(ドライヤーでも可)。続いて吸盤やピックを使って、ガラスを浮かし、隙間にピックを突っ込みます。 このときケーブルに負荷をかけないよう注意です。
以前、iPad Air 4の液晶パネルを交換した時は、剥がすのに苦労しましたが、今回はあっさりと剥がれましたw。
2. 液晶ケーブルを外す
中にあるケーブル(液晶、タッチセンサー)を外します。 ネジやプレートは写真撮影などで記録しておくと◎。
3. 接着シールを剥がす
本体側に黒いシールが残っている場合は、丁寧に剥がします。剥がさないとパネルを取り付けた時に浮いてしまう原因になります。そのままピンセットで引っ張りながらとるか、あるいはIPAアルコールなどを塗布してやわらかくしてからでも良いです。
4. 新しい液晶パネルを取り付ける
AliExpressで購入した交換用パネル
接着用シールがあらかじめ貼り付けられていました。これは楽ちん。
取り付けの際には配線が噛まないよう注意。まずは接続確認のため、仮止め。
動作確認・修理完了
電源を入れて 液晶が正常に映るか、タッチ操作が反応するかをチェック。
最後に、接着テープのシートを剥がし、フロントガラスをしっかりと圧着して仕上げます。
今回はなんの問題もなくあっさりと映りました。故障前の画質をチェックできなかったので、交換品の色味や輝度などの違いは不明です・・。
難易度はさほど高くありませんが、失敗すると大きな痛手なので、覚悟をもってチャレンジしてみてください!
以上、修理レポートでした。参考にしていただけると嬉しいです。
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