先日、うっかりBMW F30のリモコンキーをポケットに入れたまま洗濯してしまいました…。💦
乾燥機に入れてみたものの、中までなかなか乾かず、動作も不安定。仕方なく、禁断の「キーシェルの殻割り」にチャレンジすることにしました。
殻割りとシェルについてはこちらの記事を参考にさせてもらいました↓。
お約束ですが、分解修理は自己責任で!
キーシェルの分解
BMWのリモコンキーはシェルが接着されているため、通常の方法では分解できません。
そこで、カッターとノコギリを使って慎重にシェルを切断しました。
※下手すると中の基盤まで切断してしまうので注意。
中を確認すると、少し水滴が残っていましたが、基盤自体に焼けこげた跡などの損傷はみえません。
IPAで清掃して乾燥後、おそるおそるキーをONしてみると、イモビライザーは正常に起動することを確認できました。
ただし、キーオン・オフやトランク解放などのボタン機能は動作せず…。
とはいえ、普段からほとんど使っていない機能なので、今回の水没が原因かどうかは不明です(もしかしたら以前から壊れていたのかも)。
シェル交換でスッキリ
動作自体は問題なかったのですが、テープで留めただけの状態では見た目が格好悪い…。
そこでAliExpressでキーシェルだけを購入しました。
AliExpressには「キーカバー(シェルの上からかぶせるタイプ)」も多数出品されています。探偵は最初、間違えてカバーを購入してしまいました…😅
高級感はないですが、わるくはないクオリティ。500円ちょっとならOKでしょ。
分解してみました。ブランクキーも付属しています。
電池や基盤も問題なく収まりました。
プラスチック製でシェルも電池フタもカチッとハマる設計(写真は嵌める前)
唯一、中央のBMWロゴだけが付属していなかったので、オリジナルから外して移植しました。
ブランクキーなんですが、鍵屋に持っていけばスペアキーからコピーできると思うので、後日報告したいと思います。
まとめ
- 洗濯してしまったリモコンキーは、乾燥後も基盤に損傷がなければ使えることがある
- 分解は自己責任ですが、慎重に行えばシェル交換可能
- AliExpressでシェルだけ購入すると見た目も元通り
電動キーのため、ディーラーに再発行を注文すると、べらぼうに高いらしいので、修理できてよかったです。どなたかの参考になれば嬉しいです。
現場からは以上です〜。