ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
中国スマホメーカーOPPOのサブブランドRealmeから新機種Q2シリーズが10/13に発表されました。→Q2 Proを実際に購入してみましたので実機レビューします。
Q2シリーズにはRealmeQ2とQ2ProそしてQ2iの3つのモデルが発表されています。
価格は次の通り。
各モデルの価格
モデル | RAM/ROM | 価格(元) | 価格(円) |
---|---|---|---|
Q2i | 4GB+128GB | 998 | 15626 |
Q2 | 4GB+128GB | 1199 | 18773 |
〃 | 6GB+128GB | 1299 | 20338 |
Q2 Pro | 8GB+128GB | 1599 | 25036 |
〃 | 8GB+256GB | 1799 | 28167 |
各モデルのスペックの違い
モデル | SoC | 画面 | カメラ | 重量 | 充電速度 | バッテリー |
---|---|---|---|---|---|---|
Q2i | Dimensity 720 | 6.5 | 13+2+2 | 190g | 18W | 5,000mAh |
Q2 | Dimensity 800U | 6.5 | 48+8+2 | 191g | 30W | 5,000mAh |
Q2 Pro | Dimensity 800U | 6.4 | 48+8+2+2 | 175g | 65W | 4,300mAh |
Realme Q2 Proのスペック
プラットフォーム
-
SoC
MediaTek Dimensity 800U
-
メモリ
8GB LPDDR4
-
本体ストレージ
128/256GB UFS 2.1
ボディ・ディスプレイ
-
スクリーン
6.4インチ パンチホール 有機EL
-
最大解像度
2400 x 1080 FHD +
-
最大リフレッシュレート
120Hz
-
センサー
距離センサー|環境光センサー|加速度計|ジャイロ|電子コンパス
-
スピーカー
デュアルスピーカー
-
3.5mmオーディオジャック
なし
-
寸法
74.4 mm X 160.9 mm X 8.1 mm
-
重さ
175 g
カメラ性能
-
メインカメラ
48 MP, f/1.8,0.8µm
-
超広角レンズ
8 MP, f/2.3
-
マクロレンズ
2 MP, f/2.4
-
モノクロレンズ
2 MP, f/2.4
-
フロントカメラ
16 MP, f/2.1
ネットワーク
-
SIMカード
Nano-SIM+Nano-SIM
-
ネットワーク帯域
5G:n1/n41/n77/n78/n79
4G LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B34/B38/B39/B40/B41
3G:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
-
無線ネットワーク
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4G/5G
-
Bluetooth
Bluetooth 5.1
-
NFC
?
-
USB
Type-C
-
GPS
GPS, GLONASS, Galileo, Beidou
充電・バッテリー性能
-
バッテリー容量
4300 mAh
-
急速充電
有線65W
無線充電非対応
Realme Q2 Proの実機レビュー
開封の儀
いつものエアーキャップ梱包。
鮮烈なイエローカラーの化粧箱です。
中身もイエロー!Realme=真我だそうです。
本体がお目見え。シールは控えめデザイン。
下段にはアクセサリー。プラケースがちょっと残念…
同梱物一式。ケースもフィルムも付いてきます。
ボディをチェック
本機種の特徴であるレザーバック。革のような手触りです。色がなんとライトグレーでホワイトではありませんでした。汚れを気にしたのでしょうか?ワタシ的にはホワイトが良かった。
カメラユニット周り。きれいに収まっています。
写真では表現できていませんが、DARE TO LEAPの文字が薄く刻印されています。
ディスプレイ。フラットです。ベゼルはさほど狭くありません。有機ELなので発色は良いですが、やや青めかな。Samsungではなく中国製と思われます。
左サイド。音量ボタンのみ。SIMトレイは下部にあります。
右サイド。電源ボタンのみです。指紋認証は有機ELなので、画面内になっています。
トップ。
ボトム。
こちらの写真だとDARE TO LEAPの文字が確認できるかと思います。
アクササリーをチェック
保護ケースを装着してみました。グレーのクリアタイプ。うーん。格好悪い…。
表側から。レザータイプに保護ケースは似合わないですね。つけないで使おうかと…。
充電性能をチェック
充電器。中国版なので日本と同じAタイプで助かります。
ズングリしていてデザイン的にはダサいですねぇ。Oneplusを見習ってほしいです。
Super DARTチャージ恐るべし。45Wで急速充電しています!あっという間です。最大で65W出力できるそうです。
SIMトレイはボトムに。表裏に入れるタイプです。
Realme Q2 Proのパフォーマンスチェック
OS
OPPOのColor OSではなく独自のRealme UIを搭載しています。Q2 Proはグローバル版が発売されていないので大陸版(中国国内用)ROMしかありませんが、日本語は問題なく使用できます。
大陸ROMの問題はGoogle関連アプリがインストールされていないことですが、ネットで野良Google Play APKを探してインストールすればなんの問題もありません。
標準UIでドロワーにも対応しています。全画面表示にも対応。このあたりはOPPOなので安心です。
一つだけ残念なのが、Googleアシスタントではなく独自のHeyTapなるAIが導入されていること。これもGoogleアシスタントを入れたり、UIをいろいろいじれば解決すると思います。面倒ですが・・・。
ベンチマークスコア
SoCはMediaTekのDimensity 800U。ミドルハイクラスの性能を遺憾なく発揮しています。Antutuスコアで30万点は一昔前のフラッグシップ並みの性能です。
ストレージは平凡なスコア。UFS2.1なので早くも遅くもなく。ストレスは感じないでしょう。
ゲーム
有名バトルロワイヤルゲームPUBGをプレイしてみました。OSとしてもゲームモードをサポートしています。
グラフィックはやや弱め。HDまでしか設定できません。
HD設定ではまったくカクつきなどありません。快適にプレイできます。
今回はドン勝ちできました!
Realme Q2 Proのカメラチェック
一応4眼カメラになっています。構成は上の画像通り。メインカメラのイメージセンサーは不明です。
まずは屋外でズーム。
超広角
標準
2倍ズーム
5倍ズーム。光学ズームレンズを搭載していないので、すべてデジタルズームです。5倍にするとさすがに粗さがでてきます。
コントラスト強めな場所での夜景モード。きれいに取れています。
完全真っ暗な状態での夜景モード。それなりに撮れます。
レンガの質感などいい感じです。
メシ撮り。標準モード。AIで色味を補正しているようです。
ポートレートモードでボケさせてみました。こちらのほうが自然な色合い。
メシ画像続き。やや黄色めに補正されているようです。
ブツ撮り。やや色味がおかしいですね。でも悪くは無いです。
マクロ撮影。ここまで寄れます。標準的ですね。
マクロをもう一枚。OnePlus8のケースです。
セルフィー。普通な感じです。
リアのポートレートモード。意外に撮れますね。
不明センサーなのですが、さすがカメラ得意のOPPOの技術力ですね。すべて標準値をクリアしていると感じました。めちゃくちゃキレイな写真は撮れませんが、日常生活でさほど不自由はしないと思います。
Realme Q2 Proレビューのまとめ
Realmeも先行するPocoを追撃するために、ものすごいコスパ機種を出してきました。20,000円台でこの性能素晴らしいです。
今回はじめてRealme機種を触ってみましたが、さすがOPPOのブランドですね。完成度は高いです。とりわけカメラがしっかりとつくりこまれているのはウレシイです。中小メーカーとの一番の違いはカメラ性能に現れるなぁと感じました。
期待のレザーバックはやや人工感が強く、また色味がグレーだったということもありちょっと期待はずれな感じがあるのですが、でも完成度は高いですし、手触りも良好です。ケースを付けずに使用したくなる機種です。
またなんといっても重量が175gと軽いのもウレシイです。そのぶんプラスチックの安っぽさもありますが・・。
惜しむらくはVoLTEとNFCに非対応なことでしょうか。
いずれにしてもこの価格帯でここまでの完成度。素晴らしいです。サブ機種におすすめ。
Realme Q2 Proの評価
総合評価
コスパ機種として完成度高し!