PCユーザーのための専用デスクライトです!
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
今回はBenQから提供していただいたモニター掛け式ライトBenQ ScreenBar Plusをレビューしていきます。
BenQは台湾の電子機器メーカーで、PCモニターやプロジェクターで定評があります。そんなメーカーがPC作業用につくったデスクライトが本製品です。
実際に2週間使用してみての使い勝手をレポートしていきます。
- 長時間PCの前で作業する。目が疲れやすい。眼精疲労を抱えている
- 手元資料の入力作業が多い、または夜間の作業が多い
- モニターへの光の映り込みが気になる。
- デスク周りをスッキリさせたい。デスクライトは格好悪いと思う。
- iMacをお持ちの方(デザインがマッチ)
BenQ ScreenBar Plusのセールスポイント5点をチェック
メーカーが謳うセールスポイント5点をチェックしてみましょう。
1. モニターの直上からテラスから反射無し!
既存のデスクライトの一番の問題は光源の問題で、モニターの背後におけば影になるし、手前から照らすとディスプレイに反射し、グレアを生じてしまうことでした。
本製品はディスプレイ直上から下方を照らすことによりこの問題を解決しています。
2. どのモニターでも取り付けられるシンプルな構造
従来のデスクライトは、万力で固定したり、ベースが必要だったりと余計なスペースが必要でした。
本製品は、回転可能な錘(おもり)を背後につけることにより、どんなモニターにも取り付けられるようになっています。錘は背面にあるので正面からは見えません。電源用のUSBケーブルも背面に隠れるので、デスク周りをスッキリと整理することができます。
3. 環境光センサーで自動的に最適な500ルクスに調整
米国国家規格によればデスク周りの明るさは500ルクス程度を推奨しています。本製品は、コントローラーに埋め込まれた環境光センサーにより自動的に500ルクスの明るさに調整してくれます。
またコントローラーは色温度や輝度をハンドルで自由に調整することもできます。
4. USBで電源供給。じゃまなコンセント不要!
既存のデスクライトは、ACコンセントまでケーブルを伸ばす必要がありましたが、本製品はUSBからの電源供給ですべて動作します。
したがってモニターやPCのUSBポートまでの配線ですべてを済ませることができます。
5. 良質なLED光源で適切なアイケアを保証
長時間の作業でもっとも重要になるのが、光源のクオリティ。本製品はIEEE PAR 1789認証を獲得しており、フリッカー(ちらつき)がほとんど発生しない良質なLEDを採用しています。
またブルーライトについてもIEC / TR 62778の評価を獲得して十分な安全性を担保しています。
BENQ ScreenBar Plusの実機レビュー
開封の儀
それでは早速、実機をレビューしていきましょう。
結構大きめの化粧箱に入ってきました。
GOOD DESIGN賞を受けているようです。
中身は丁寧に梱包されています。高級品ですので輸送中の破損の心配ななさそうです。
ライト、オモリ、コントローラーの三点セットで構成されています。
組み立てマニュアルが無いなと思ったら、箱の背面に記載されていました。エコで良いです。組み立ては簡単です。
ライトにオモリ部分を取り付けた状態です。オモリは結構な重量があります。
電源はUSB経由にて。コネクターは最新のUSB-Cになっているので安心です。
供給元はUSB-A。ディスプレイやPCから容易に電源を確保することができます。
BenQ ScreenBar Plusの使い心地は?
2週間ほど使用してみた感想をまとめてみました。
筆者愛用中の31.5インチディスプレイに取り付けてみました。
デスクまわりがかなり明るくなります。セールスポイントの説明通り、直下を照らすので、画面への光源の映り込みがないのがいいですね。
室内照明を消した状態。本製品のみの明かりでもデスクだけなら十分です。室内照明無しでディスプレイの明かりだけだとコントラストが強すぎて眼が疲れますが、本製品とセットならちょうどよいくらいの明るさに調整できます。
キーボード前の紙資料を入力するときに重宝します。十分な明るさです。
光量を最低にしてみた場合はこれくらい。光量が自在に調整できるのはウレシイポイントです。
光源が眼に入るのではと気になりますが、ディスプレイと90°程度まで回転できますのでほとんど隠れてしまいます。
ただ大型ディスプレイで、高い位置に画面を設定しているとどうしても眼に入ることがあるかもしれません。その場合は、モニター背後のオモリとの間に何かを挟んで調整すれば、さらに角度を調整することもできます。
光源部分を撮影してみました。LEDのライン照明ですね。
クリップとモニターの取り付き。クリップの角度はある程度調整できます。(背景汚くてすみません・・・)
コントローラーは性能的には申し分ないです。ホイールを回転させることで、微妙な調整が可能ですし、環境光センサーがついているので、自動調整ボタンを押すことで、適切な明るさに瞬時に調整してくれます。
ただしデスクトップに余計なモノを配置しないといけないのも事実。デスク周りをミニマムにしたいという方はコントローラー無しモデルも選べます。
右側のボタンで色温度と光量の調整が切り替えできます。ホイールを回転させて調整します。写真は温色系MAXにした状態。2700Kまで変更可能。
反対に寒色系にMAX振った状態。左側のボタンは自動調光です。
写真だとわかりにくいですが、主電源はホイールを押すことでON/OFFできます。
BenQ ScreenBar Plusのカタログスペック
本製品のカタログスペックは次のとおりです。
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光源
Dual color LED
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カラーレンダリングインデックス
95以下
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照度
1000lux(中央高さ45cmで)
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光束
2700K : 300lm
6500K : 320lm
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色温度
2700~6500K
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電源入力
5V , 1A USB port
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消費電力
5W(最大)
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本体素材
アルミ合金、ポリカーボネート、ABS樹脂
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寸法
45cm x 9.0cm x 9.2cm
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重量
0.53kg
BenQ ScreenBar Plusの評価まとめ
実際に使ってみての第一印象は「かっこいいやん!」でした。
ボディの素材がアルミ合金。コントローラーもすべてアルミ合金です。デザインもしっかりしており、ビルドクオリティもしっかりしています。
Amazonで調べると中国のBa◯◯s社が安価なもろパクリ製品を出していますが、このあたりの重厚感、素材感がぜんぜん違うのだろうと思います。
デスクライトというのは、そう簡単には壊れないものなので、長くお付き合いしていかないといけません。見た目も重要ですし、いちばん大事なのは光源の良質さです。
本製品はフリッカーも発生しませんし、ブルーライトも適切な値で、長時間使用のことをちゃんと考えられています。
長く使うことを考えれば、少々高くても、良い製品を買いたい!という方におすすめです。
BenQ ScreenBar Plusの評価
総合評価
アルミ合金製で重厚感・高級感あり。
やや高めだが機能十分でビジネスで使うのにおすすめ。