Item: Rakuten Mini
Rating: 4
Author: マーロウ

アン秘書

所長！Rakutenの誘惑に負けてRakuten Miniを購入したようですね…

マーロウ

フハハハ。Felica搭載機種で世界最小とかいわれたら買わないわけにはいかんだろう！早速レビューしていくぞ！

アン秘書

本体自体は、小さくてカワイイですね！

ガジェット探偵事務所へようこそ！所長のマーロウ（@marlowesgadget）です。

筆者、「1年間無料」という言葉に釣られてRakuten UN-LIMITに申し込んだのですが、SIMが動作する機種を所有していません（楽天指定の機種しか動作しません）。

楽天モバイルにて、~~セット購入で最大14,500円還元になる機種を探してみましたが、魅力的な機種がなかったので、あえて割引のない~~Rakuten Miniを購入してみました。→今は1円キャンペーン展開してます。

超小型のため、電話とおサイフケータイ（FeliCa）目的のサブスマホとして使えるのかどうか？早速、レビューしていきたいと思います。

楽天モバイルに申し込んだ話はこちら👇

こんな目的におすすめ

電話しかしない
とにかく軽いスマホにしたい
おサイフケータイ用のサブスマホ
ミュージックプレイヤー代わりに
とにかくRakuten UN-LIMITが試したい

Rakuten Mini購入サポートキャンペーンが展開されています！

~~楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」を契約し、Rakuten Miniをご購入いただいた場合、「楽天ポイント 5,000ポイントをプレゼント」されることになりました。~~

楽天、あまりにも契約者が少ないので、とんでもない暴挙に出ました。なんと本体1円です。6/17までですので、今のうちに！

また、紹介キャンペーンも適用されるので、よろしければ筆者のIDお使いください！2000ポイントゲットできます！下記よりコピーできます👇

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Rakuten Miniのセールスポイントをチェックしてみた！

製造は中国の大手メーカーTinno社だった

楽天はもちろん製造メーカーではないので、OEM供給を受けているわけですが、生産元を調べてみると、中国のShenzhen Tinno Mobile Technology（深圳市天瓏移動技術）製でした。GeekBenchで端末情報を調べると、端末名はTINNO C330となっています。

Tinno社はOEM生産を得意としていて、あまりオモテにはでてきませんが、子会社には日本にも進出しているスマホメーカーのWikoがあります。

筆者も最近まで知らなかったのですが、Wikoはフランスでは結構なシェアを持っている大手で、本社はマルセイユ市にあるそうです。日本でも「gooのスマホ」の「g08」を投入したり、昨年はTommy3 Plusというスマホを販売したりしています。

マーロウ

まぁそんなことで、それなりの企業が生産しているので、安心だ！

Rakuten Miniのおすすめポイント3点

1 世界最小、最軽量79g！

高さ106.2mm×幅53.4mm、重量79gのボディは、ポケットに、すっと収まるコンパクトサイズ。

コンパクトスマホで有名なiPhoneSEが123.8 x 58.6 x 7.6 mm、重量113 g (4.0 oz)なので、それよりも一回り以上小さいといえます。

のちほど紹介する写真レビューと比較表もぜひご覧ください。

2 おサイフケータイ対応。駅でも買い物でもスマートに。

いわゆるおサイフケータイ（FeliCa）対応です！

駅の改札でもお店のレジでも、サッとかざすだけ。モバイルSuicaはもちろん、楽天Edyなどの電子マネーやポイントカードもスマートフォンの中に収まります。

おサイフケータイに対応していないスマホをメインで使用していても、こいつをサブにして便利に使うことができますね。

3 意外にしっかりしたチップを搭載している

こういった格安小型スマホにありがちなのが、低性能なチップを採用していて、モッサリ動作でイライラする…ということはRakuten Miniにはありません。

採用しているSoCはAndroid向けチップで最大手のQualcomm社Snapdragon 439です。400シリーズはエントリークラスのチップですが、のちほど紹介するようにAntutuスコアで10万近いスコアを出しますので、昔のミドルクラス並みの性能があります。

普通に使う分にはまったく問題ないですね。

Rakuten Miniののスペックをチェック！

商品名	Rakuten Mini
カラー	ナイトブラック / クールホワイト / クリムゾンレッド（4月以降発売予定）
サイズ (高さ/幅/厚さ)	約106.2 x 約53.4 x 約8.6 (mm)
質量	約79g
ディスプレイ (サイズ/種類/解像度)	約3.6インチ / TFT 解像度HD / 1,280 × 720
CPU	Qualcomm® Snapdragon™ 439 / オクタコア 2GHz + 1.45GHz
バッテリー容量	約1,250mAh　（LTE）約160時間連続通話（通信）時間（LTE）約5.4時間
SIMサイズ	eSIMのみ
外部接続端子	USB Type-C

OS / メモリ

OS	Android™ 9 Pie
外部メモリ	不可
内部メモリ	3GB (RAM) / 32GB (ROM)

カメラ

メインカメラ(外側)	約1,600万画素
フロントカメラ(内側)	約500万画素

その他

おサイフケータイ / NFC	◎対応 / ◎対応
フルセグ/ワンセグ	非対応 / 非対応
Wi-Fi規格	IEEE802.11 a/b/g/n/ac
テザリング	8台（Wi-Fi）
防水/防塵	対応 (IPX2 / IP5X)
生体認証(指紋/顔)	顔認証のみ
付属品	ACアダプター / USB Type-Cケーブル / 3.5mmイヤホン変換アダプター / ユーザーガイド（保証書）

コンパクトサイズスマホの比較表

機種	Rakuten Mini	Palm Phone	iPhone SE
横幅 (mm)	53.4	50.6	58.6
高さ (mm)	106.2	96.6	123.8
厚さ (mm)	8.6	7.4	7.6
重量 (g)	79	62.5	113
画面サイズ (インチ)	3.6	3.3	4
画面解像度 (ピクセル)	1,280 × 720	1,280 × 720	1,136 x 640
バッテリー容量 (mAh)	1,250	800	1,624
発売日	2020年1月23日	2018年11月2日	2016年3月31日
OS	Android 9	Android 8.1	iOS 9 → iOS 13
SoC	Snapdragon 439	Snapdragon 435	Apple A9
SIM	eSIM	ナノSIM	ナノSIM
防水/防塵	IPX2 / IP5X	IP68	–
FeliCa	対応	–	–

出典　https://ja.wikipedia.org/wiki/Rakuten_Mini

Rakuten Miniをフォトレビュー

それでは実機をチェックしていきましょー。

開封の儀

意外にシックな化粧箱。期待をもたせてくれます。

きれいに収まっていました。

付属品一式。ACアダプター / USB Type-Cケーブル / 3.5mmイヤホン変換アダプター / ユーザーガイド。eSIMオンリーなのでSIMピンが入っていません。新鮮！

3.5mmイヤホン変換アダプターが同封されているのは音楽プレイヤーとして使うことを想定していると思われます。

本体。ほんとうに小さいです。ホワイトだとぱっと見は小型iPhoneですね。

ディスプレイは3.6インチのTFT。発色は問題ありません。キレイです。解像度は1,280 × 720ですが、画面が小さいので、400ppi以上あります。普通のサイズだったらFHDクラスの密度です。

右サイド。音量ボタンと電源ボタンが配置されています。

背面はガラス仕上げ。楽天マークとFeliCaマークが見えます。

ディスプレイサイズが小さい分、厚み8.6mmもあります。7mmくらいだったら素晴らしかったのですが、流石にこの値段では無理ですね。

ちなみにサイドフレームはiPhoneのようなアルミ合金ではなく、プラスチックにメッキ塗装です。そのぶん軽量化されているとも言えます。

トップ側はスッキリしています。フロント側にはインカメがついています。

ボトム側にはUSB端子とスピーカーという定番の配置。

カメラはシングル。フラッシュもついています。

角にはストラップホールがあります。珍しいですね。小型なので、首にかけたり、ストラップをつけたりすることを想定しているのでしょう。なかなかな配慮です。

標準添付のACアダプター。

残念ながら急速充電には対応しておらず、最低限の5V=1Aしか出力できない仕様です。

サイズチェック

普通の6.5インチサイズのスマホとの比較（Xiaomi Mi 9）

500円玉との比較。

手にすっぽりと納まりますが、やはり文字は打ちにくいですね。フリック入力はまだしも、QWERTY入力は、かなり厳しいものがあります。

一方で、親指が画面の隅まで届くので、片手使いは楽になります。

マーロウ

コンパクトならではのメリット・デメリットがあるな。

Rakuten Miniの使い勝手をチェック！

続いて各種性能をチェックしてきましょう。

ユーザーインターフェイス

OSはAndroid 9.0。UIは独自インターフェースで、水玉アイコンが六角形にレイアウトさています。各アイコンは大きめで、小さい画面にフィットしたサイズになっています。

背景はライト（左）とダーク（右）から選ぶことができます。

ホーム画面レイアウトはドロワー式には対応しておらず、上下にスクロールするタイプです。Google系のアプリと楽天系のアプリがプリインストールされています。

設定画面。ふつうのAndroidですね。特別なカスタマイズは見当たりません。

最初のセットアップ画面でeSIMの入力を求められますが、筆者執筆時現在で、まだSIMが発行されていないので未検証・・・。

スクリーンのタッチ検知個数は5点。高級スマホだと10点ありますが、本製品は少なめです。微妙なタッチが求められるゲームには向いてませんが、本機種でそんなゲームする人はいないと思われます。

物理認証は顔認証のみで、指紋はできません。顔認証は遅くもなく、早くもなく。精度はそれなり…マスクをしていると認識してくれません。実用上の問題はありません。

ベンチマーク

Antutuスコアは10万点にやや届かず。Geekbenchは270。エントリークラスの性能です。

Antutuスコアの目安

ハイエンド　SD855,855+,865 高負荷ゲームもサクサク。神スマホ	300,000点以上
ミッドハイ　SD710, 730 何でも快適にこなせます。ゲームもスムーズ。	200,000〜300,000
ミドル　SD660, 670 一般的にな使い方であれば十分な性能	140,000〜200,000
ミッドロー　SD625, 630 ウェブ閲覧や簡単なゲームであれば十分	100,000〜140,000
エントリー　SD450 電話やメール、ウェブ閲覧であれば十分	100,000以下