マーロウ
別売りのリアカメラを購入する
第4回で触れたように純正リアカメラとTB706が接続できず、リアカメラが機能しません。そこで別売りのリアカメラを購入して取り付けることにしました。
Amazonをのぞくと様々なリアカメラが安価に販売されています。ただ通販の難しいところで、果たして愛車にきちんと取り付くのかわかりません。メジャーなクルマなら情報があるのかも知れませんが、マイナーな私の愛車はまったく見つかりません。
そこでちょっと高いのですが、いちおう愛車への対応をうたった商品に決めました。バックライト一体型の商品で、既存のナンバー灯用のバックカメラを外して、リアカメラ付きのバックライトに差し替えるという商品です。
ただ結果的に言うと一般向けのリアカメラ(既存カメラと交換)でも取り付いたと思います…。こればかりは経験が必要ですね。
リアカメラの電源はどうする?
リアカメラ取り付けには電源をどこから取るかと、ナビまでの配線をどうするかという素人を困らせる2つの大きな問題があります。
事前にテールゲートをばらして調べておけば良かったのですが、電源はナンバー灯からは取れず、テールランプから分岐することになったので、既存のリアカメラ交換型でも良かったわけです。
なお既存ナビの電源ケーブルがなぜ使えなかったのかよく覚えてません…。すみませんm(_ _)m。
配線は無線タイプも選択できたのですが、ノイズなどの接続トラブルが不安だったので有線にしました。長いRCAケーブルが付属していて、これを内装をはがしながら埋め込んでいきます。
どのクルマもそうだと思うのですが、リアカメラはテールゲート(バックドア)についているので、テールゲートのパネルを外します。
ここまでは想像つきますが、その後が大変です。まずテールランプから電源を取ります。分岐タップを使って新たにケーブルを増設するのですが、製品付属のケーブルが全て埋め込んで隠すとなると50センチほど足りません。
仕方なくホームセンターで電源ケーブルを買ってギボシ端子で延長しました。
電源が取れたので動作確認です。RCAの黄色いケーブルをナビにつないでリバースにすると無事移りましたが、映像が反転してます。これはナビ側の設定で直せました。
ケーブルの埋め込み
なんとか動作確認ができましたが、次は邪魔なケーブルを内装内に隠していかねばなりません。
理解するまで時間かかりましたが次のルートです。⇒売却に付き画像消去
バックドア→バックドア側面の配線パイプ→バックドアと本体のケーブル用接合穴→内装天井裏→リアフェンダー隙間
ここでやっとテールランプの分岐電源に接続して電源ケーブルとオサラバです。⇒売却に付き画像消去
大変なのがテールゲート側面のパイプを通すところ。狭くてフニャフニャしたケーブルはパイプ内を進みません。いろいろ試行錯誤して針金を通す先から突っ込んで、それに結びつけて引っ張る方法でなんとか通すことができました。知っていればなんてことないですが、知らないと苦労します(T_T)。
続いて残るRCAケーブルをナビまで通していきます。ルートは次の通り。ちなみに左右どちら側でも通せますが今回は運転席の下を通す右ルートにしました。
リアフェンダーの隙間→リアドアの枠下隙間→フロントドアの枠下隙間→ハンドル裏→ナビ本体の背面へ
いやいや。クルマっていうのは配線が隠せるようにいろんなところに隙間が設けてあるんですね。なんとか収まりました。なお内装を剥がすときには内装剥がしなるプラスチック製のヘラを用意しておくと無駄な傷をつけずに剥がすことができます。
実際の映像の方は、リバースに切り替えて1秒もかからないうちに映像が移り、まったく問題ありません。ノイズもでていませんし、映像の解像度やキレイさは以前の純正カメラとさほど変わりません。ただ角度が以前とやや違うので慣れるのに少し時間がかかりました。まぁこれまでと変わりませんが、使えるようになったので満足です。
マーロウ