【レビュー】6000円で購入できるノイズキャンセリングイヤホン|Xiaomi NC Earphone

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

中国の家電メーカーXiaomiのUSB Type-C採用ノイズキャンセリングイヤホンを購入したのでレビューしていくぞ。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png
アン秘書

ノイズキャンセル機能がついているイヤホンって高いのではないですか?

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

そうだな。SONYやBOSEが有名だ。だがXiaomiならば6,000円程度で購入でき、満足できるクオリティだぞ。

魅惑のノイズキャンセリングイヤホンを衝動買い

ある日、中華オンラインショップGearBestを覗いていると、Xiaomi製のイヤホンMi IV Hybrid Dual Drivers Earphonesが目に止まりました。

Xiaomiはこれまで何度もレビューしてきたとおりクオリティの高い商品を安価で提供する中国の電子機器メーカー。値段も20$程度で大したものではありません。

ちょうど所持していたBluetoothイヤホンのバッテリーが2年ほど使って駄目になってきたので、まずは商品をカートに入れました。

すると関連商品に今度はXiaomiのアクティブノイズキャンセリングのイヤホンが現れるではないですか!それも59.48$というなんとも手頃な価格です。

ノイズキャンセリングといえば下記のSONYやBOSEの世界。軽く10000円は超えてきます。

ケチな私には縁のない商品と思っていましたがこんな価格で攻めてくるとは・・・さすがXiaomi。それもUSB Type-C接続タイプ。気づくとこちらをポチッとやっておりました。

Xiaomi Noise Cancellation In-ear Earphones USB Type-C

今回購入したのはUSB-TypeCで接続・給電するタイプです。ノイズキャンセリングさせるためには電力給電が必要ですが、Type-C接続なので充電が必要ない点がポイントですね。3.5mmイヤホンジャック用も別途販売されているのでお間違えなく。

さてさて前置きはこれくらいにして早速レビューしていきましょう。

製品の特徴

まず基本性能については次の通り。

  • 再生周波数帯域:20 – 40,000Hz
  • 感度:113dB
  • インピーダンス:32Ω
  • 最大入力:5mW
  • ケーブル長:1.25m
  • 重量:20g

その他の特徴についてGearBestのサイトに掲載されている画像で紹介します。

50~2000Hzのノイズに対応。25デシベル以上圧縮してくれて、特に低周波のノイズについて効果的とのこと。

イヤホンの途中にある操作ボタン部分がノイズリダクションボックスになっています。ここで軽減した音をイヤホンへ送ります。

独特のダイナミックとバランスのハイブリッドアーマチュアドライバーで様々な音域の音を再現。らしいですが、それほど感じられないような・・・。

ファーストインプレッション

他の製品と一緒に頼んだこともありフリーシッピングで、佐川急便で届きました。5/19に注文して5/25に届いています。

小さめの箱に入っています。毎度のことですが箱は凹んでます。

箱を開けた状態。下の白い箱にはキャリーポーチが入っていました。

収納用のプラケース。しっかりと作られていて高級感あります。

ケーブルはソフトな樹脂素材に巻き取る仕組みになっています。USB端子からリモコン部分までは、熱可塑性エラストマー素材採用の編組ケーブルで、絡みづらくなっていて快適です。

しかしリモコンから先はラバー系の素材でいつもどおり絡まります。網組にすると肌触りが悪いのでしょうか??

付属品のキャリングポーチと説明書。ポーチはスウェードぽい生地でそれなりのクオリティです。私は使わないですが。

イヤーチップは標準でMが付属。他にXS・S・Lが用意されています。ラバーリングも2種類の大きさが用意されています。装用感は普通で問題ありません。

ラバーリングとイヤーチップを外した状態。

デザインはフツーな感じで、特段かっこよさはないですね。RとLの字が刻まれているですが、黒のため見えません。形状から判断しています。

リモコンは、上下で音量調整、真ん中が再生/一時停止キー、二回押しでスキップや戻しの操作もできます。honor9で使用している限り動作上の問題はありません。側面にはノイズキャンセリングのON/OFFスイッチを搭載(写真には写っていませんがLEDが青く光ります)。

驚きのノイズキャンセリング機能

筆者は、そこまで音響機器に詳しくありません。以下、素人解説に付きご勘弁下さい。

本当はエージングした方が良いのでしょうが面倒なので早速聞いてみます。

比較的静かな室内ですが、ノイズキャンセリングを入れた瞬間、雑音が消えスーという音とともに静かな世界が始まります。余りにも静かなので音楽がとてもクリアに聞こえます。あとから思えば音質はそれほどではないのですが、最初はそんな印象を持ちました。

ノイズキャンセリングの本領を発揮するのは電車やバス、うるさいカフェなどです。

まずは電車の中。おー。それなりに雑音が消えてます。静かすぎて音漏れしてないかなと思うぐらいです。一応車内アナウンスも聞こえますが、音楽に集中してると聞き逃してしまうかもしれません。

新幹線でも試してみました。イイですね。静かに過ごせます。まだ試してませんが、国際線の飛行機移動では更に活躍するかもしれません。

カフェでもかなり快適。隣の騒がしいカップルの会話が気になりません。ただおとなしめの曲だと聞こえますが。

一方で、怖いなと思う場面も。駅からの帰り道ノイキャンをオンにしてると、後ろから近づく車や自転車の音が聞こえません。これはかなりヤバイのでやめましょう。

他社の製品でノイキャン付きのスポーツイヤホンがありますが、十分安全な環境でないとホント危ないですね。ランニングはもってのほかです。

あと2回ほどなぜかビープ音が突如なり始めウルサイので外すと治るという症状がありました。またときどきプッという音が聞こえることがあります。こういうときはノイキャンがうまく行ってないのかもしれません。他のノイキャンイヤホンではどうなのでしょうか??

音質:可もなく不可もなく

他の方のレビューでもコメントされている通り、よくも悪くもなく普通の音だと思います。最初は静かに聞こえるので素晴らしい音思いましたが慣れるとそうでもないというかフツーな感じです。確かにボーカルよりで、低音はさほど響かない感じではあります。またもう少し解像度があってもいいかなとも思いますが、でも以前使っていたiPhone付属のイヤホンよりは断然いい音です。電車に乗って音楽を聞くには十分な性能かと。

ちなみに筆者はHuawei honor9で使用していますが、この機種についている音質調整機能Huawei HistenがUSB-Type Cのためかイヤホンとして認識してくれず、効果があるのかわからないのが残念です。

あとハイレゾ対応です。こちらについてはハイレゾ音源をほとんどもっていないので評価できませんm(_ _)m。

まとめ

筆者は購入して二ヶ月ほど使ってみましたが、多少の問題があるものの概ね満足して使っています。耐久性も今のところは問題ありません。Bluetooth系のイヤホンは充電が面倒ですが、それを気にしないで済むのがいいですね。そのかわりラインが絡まるし、ランニングのときは鬱陶しいのは当然ですが・・・。

Xiaomi Noise Cancellation In-ear Earphonesの評価
  • デザイン
  • 機能性
  • 音質
  • 価格
4

Summary

+PROS 良いところ

  • それなりに効くノイズキャンセリング。
  • 価格も手頃でノイキャン入門にはうってつけ。
  • それなりの音質。ハイレゾ対応。
  • USB-Type C給電のため充電不要。

-CONS ダメなところ

  • USB Type-C給電するからには仕方ないが、使用中に充電ができない
  • やや解像度が弱いか。
  • この商品に限ったことではないが、ノイキャンしているときは安全に要注意!
http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/02/ane-1.png
アン秘書

価格の割にはなかなかのクオリティでしたね。

http://gaddet.local/wp-content/uploads/2019/03/marlowe-normal.png
マーロウ

ノイズキャンセリングイヤホンの購入を検討している方は入門機として手頃な価格で入手できるのでおすすめだ。

Xiaomi Noise Cancellation In-ear Earphones USB Type-C