ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
恥ずかしながら最近、Macにもアンドロイドエミュレーターがあることを知りました。
Google公式のAndroid Studioでも可能らしいですが、特化したエミュレーターが使いやすいようです。
経験者から教えていただいた情報によると、Macでは
がメジャーとのこと。早速、ダウンロード&インストールして起動してみたのですが、両方ともOpenCoreのHackintosh環境ではアプリ起動時に止まってしまいます。
この問題を解決するのに苦労したので、備忘録として残しておきます。
エミュレーターの仕組みとVirtualBox
この概念にたどり着くまで苦労しました。BlueStacksもNOXもOracleのVirtualBoxという仮想マシン(VM)を利用しています。
BlueStacksやNOXのトラブルシューティングを見てもなかなか解決しなかったのですが、VirtualBoxとOpenCoreで調べたところ、いつもどおり、BootMacOSさんの記事にたどり着きました(笑)。↓
結論からいうと、マザーボードのBIOS設定で「VT-x」を有効にしたところ解決しました。
筆者はASUSのROG STRIX Z390-F GAMINGを使用していますので、BootMacOSさんの解説通り、BIOSから詳細→CPU Configurationの中にあるIntel (VMX) Virtualization TechnologyがDisabledになっていましたので、Enabledにするだけで、半日悩んだ問題があっさりと解決です。
ちなみにBootMacOSさんの記事によればVirtualBoxでWindowsや昔のMacOSもエミュレーションできるそうです。
BlueStacksを動かす
BlueStacksのインストールはかんたんです。インストーラーをダウンロードしてインストールするだけ。一緒にVirtualBoxもインストールしてくれます。
VirtualBoxを動かすには、システム機能拡張へのアクセスを許可しないといけません。これは一度インストーラーを起動すると、
システム環境設定→セキリティとプライバシー→一般
に実行許可が出てくるので、許可したあと再起動します。
インストールは一旦中止して、再起動したのち、ふたたびインストーラーを動かします。
最初からGooglePlayがインストールされていて、BlueStacksを起動すると、Googleアカウントの入力が求められるので、入力すれば自動的にGooglePlayにも反映されます。
あとはAndroidがそのまま動いていますので、マウスで操作していきます。アプリによってはキーボードからのテキスト入力を受け付けているものもあります。
ただアプリによっては動作不安定になり遊べないものもあります。筆者の環境ではウマ娘やPUBGは動きませんでした。
またアプリセンターなるページもあり、これは独自のGooglePlayのようなもので、PCで遊ぶのに適したアプリが紹介されていますが、やや宣伝色が強いので無視しても問題ないです。
本来スマホでやるべきアプリをPCで動作させて得られるメリットは、やはりシミュレーション系アプリですね。三国志など。あとはトランプや麻雀などのゲームです。
ゲームパッドを接続すればアクション系も楽しめるようですが、筆者はまだ試していません。
筆者の環境だと初期設定のコア数4と800Mでは安定しなかったので、図のように6コアの16GBまでメモリ割り当てを上げるとそれなりに安定しました。
なおBluestacksはウェブブラウザで起動するBluestacks Xもあり、OSに関係なく起動することができますが、現在ではプレイできるアプリが限られているようです。
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