【レビュー】モバイルキーボード|Buffalo BSKBB500BK|薄い軽い!ノートPCを持ち歩きたくない方へおすすめ

マーロウ

ガジェット探偵事務所へようこそ。今回はモバイル原稿作成に便利な薄型キーボードを紹介していくぞ。

重さが気にならないキーボードがほしい

兼業ブロガーである筆者はなかなか原稿を書く時間が取れないのが悩みです。ですのでちょっとしたスキマ時間にささっと思いついたことをテキストにしたい

つまりはモバイルでテキスト入力したいわけですが、スマホのフリック入力ではちょっとしたメモ程度であれば我慢できますが、長文になるとイライラしてしまいます。

じゃあモバイルPCを持ち歩けばいいじゃないかとなるわけですが、やはりPCは軽くても1Kgはあるわけで、リュック派の筆者でもチョット重いなぁと思ってしまいます。出張のときなどは割り切って持っていきますが、毎日の出勤時だと気が重くなります。

そこで今回、スマホやタブレットに直接入力できる軽量のモバイルキーボードを購入してみました。Buffaloから発売されているBluetoothキーボードBSKBB500BKです。

バッファロー BSKBB500BK BT3.0 薄型コンパクトキーボード ブラック
バッファロー

スペックと特徴

それでは商品の特徴を詳しく見ていきましょう。

持ち運びに便利な、薄くて軽いモバイルキーボード

今回はキーボードの打鍵感と重さが大事なので、ネット注文ではなく、実物をヨドバシカメラでいろいろと触り比べてこちらに決めました。この商品の一番のポイントは半端なく軽いということですね。重量が152g!スマホよりも軽いです。持ってみるとその軽さにびっくり。他のキーボードはこの倍以上の重さがあります。パンタグラフ構造や薄型のリチウムポリマー電池など、薄くするための努力が実を結んでいます。

また薄さも半端ないです。約6mmで、最も薄いところは4.5mmです。持ち運びが苦にならない大きさですね。

Buffalo BSKBB500BK

Android、Mac、iOS、Windowsで使えるキーデザイン

モバイル専用キーボードなのでAndroidに特化したホットキーがついているのも便利です。画面のロック、検索や音楽の再生・一時停止・音量調節等がホットキーで操作できます。なかでもAndroid向けに「メニュー」と「戻る」キーを搭載しているのが一番のポイントです。本体にいちいち戻らずに作業ができます。

Buffalo BSKBB500BK

ただコンパクトなため、削られている部分もあります。使用頻度の高い64キーに厳選されていて、半角英数ボタンも削減されているのでWindows使いはイライラするかもしれません。ちなみに、使っているIMEによるらしいのですが、GoogleのGBoardだとshift+spaceキーで入力モードが切り替わります。

Bluetoothで簡単に接続

スマホとの接続には無線通信規格として幅広く使われるBluetoothを採用。ワイヤレスで最大10m離れた機器との通信が可能です。PC、PS4、iPad、iPhoneなどBluetoothを内蔵している機器と簡単につなげることができ、一度ペアリングしてしまえば、次回からは自動的につながってくれます。

対応機種・OS

Bluetooth®モジュールを搭載したパソコン(Windows 10 / 8.1 / 7)、Android端末(Android 4.1~)、Macシリーズ(mac OS X 10.9~)、iPad、iPhone(iOS 8~)、PlayStation®3(HIDプロファイル対応のこと)、PlayStation®4

このように必要とされるニーズのほとんどカバーしています。なかなかやりますね。

電池交換不要、リチウムポリマー電池

本商品の軽量化にもっとも貢献していると思われるのが、キーボード本体にスマホにも使われているリチウムポリマー電池を内蔵したことですね。乾電池を入れるとどうしてもその分だけ重くなってしまいます。

繰り返し充電ができ、電池の交換が不要なのもポイントですね。付属のUSBケーブル(microB-Type-A)を使用して、PCやモバイルバッテリーなどから手軽に充電できます。

価格がお手頃

モバイルすると壊れるまたは無くす可能性が高まります。高額なキーボードを壊してしまうとショックが大きすぎますが、こちらは3000円弱とお手頃価格!もし壊してしまっても買い直しができる価格ですね。

フォトレビュー

続いて製品の細かな部分を写真で紹介していきます。

Buffalo BSKBB500BK
今回は珍しく量販店のヨドバシカメラで実機を見ての購入。値札で3130円というのがわかりますね。いまどきこんな値札も珍しいですが・・。
Buffalo BSKBB500BK
内容物一式。マニュアルとUSBケーブルが付属しています。
Buffalo BSKBB500BK
本体にも工夫が感じられます。かばんの中に入れたときにキーが押しっぱなしにならないように四隅が盛り上がっていて、保護用のゴムがつけられています。
Buffalo BSKBB500BK
左側面についている電源スイッチ。OFFにしていればほとんど電力消費しません。
Buffalo BSKBB500BK
右側面にはMicroUSB端子。わかりにくい写真ですみません。
Buffalo BSKBB500BK
充電中はLEDライトが赤く光ります。Bluetoothとペアリング中は青く光ります。
Buffalo BSKBB500BK
背面。滑り止めゴムが四方についています。
スマホ(MIX2S)と並べてみました。コンパクトさがおわかりいただけるでしょうか。

実際に入力してみての感想(まとめ)

窮屈さはありますが、やはり物理キーボードの入力は速くて心地よいです。思考よりも入力が遅いとイライラしてきて思いついたことを忘れてしまいがちですが、これだと多少、押し間違えてイライラすることがあってもそれなりのスピードで入力することができます。効率は圧倒的に違いますね。

また以前、iPhoneに外付けキーボードを使ったことがあるのですが、OSの処理能力が入力スピードについていかず変換時にイライラすることがありました。しかしいまはSoCの進化もあって、愛機Xiaomi MIX2Sではまったく遅延なく快適に入力ができます。

この原稿ももちろん本商品を使って入力しました。

ちなみに窮屈さがいやだという場合は折りたたみ式タイプもありますので、こちらも検討してみてください。ちょっとだけ本商品より高いです。

+PROS 良いところ

  • 驚きの軽さ。カバンに入れても重さを感じない。
  • 薄すぎてカバンに入っているを忘れるくらい
  • Androidのメニュー、戻るボタンがある
  • Bluetooth接続でケーブル持ち運び不要

−CONS 不満なところ

  • やはり小さいのでキーピッチが17mmとやや狭い。指の大きい人は使いにくいかも。
  • 半角英数ボタンが削られているので変換がやや不便

なかなか便利で気に入りました。BUFFALOさんやってくれますね。もっと軽量化して100g切りを目指してください。

なお注意して欲しいのですが、テキスト入力が楽になってもマウスによるGUI操作ができませんので、そういう作業をするのであれば、ノートPCがオススメです。あくまでテキスト入力に特化したガジェットですね。

マーロウ

モバイルのテキスト入力問題で悩んでいる方、ぜひこちらの商品を検討してはいかがだろうか。オススメだ。