Xiaomi Japanが6/2に日本市場で格安ミドルクラスのスマホ、Mi Note 10 LiteとRedmi Note 9Sを発売することを発表したぞ!フルバンド対応と技適対応だ。おまけにとんでもない価格で攻めてきたぞ。
5月にはいろいろと問題を起こしたXiaomiですが、これで汚名返上となって欲しいですね。
■Rakuten Un-Limitで回線契約すると5000円+1000円ポイント還元に!
ヤァ!ヤァ!ヤァ!Redmi Noteがやってきた!
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
Xiaomi Japanは6.47 インチ有機ELエッジディスプレイ「Mi Note 10 Lite」 パワフルなプロセッサーを搭載した「Redmi Note 9S」 Xiaomi端末を6月9日(火)より販売開始することを発表しました。
今回何よりびっくりしたのは価格ですね!とうとうXiaomiが本気を出してきました!
4GバンドもSoftbankに加えて、ドコモとauにもフル対応となり、技適認証もバッチリとなりました。おまけに販売店も増加。MVNOと共同キャンペーンも展開されます。
Xiaomiと言えばRedmi Noteシリーズです。圧倒的なコスパでコスパキングの名を欲しいままにしてきました。半年に一度のペースで新機種を出してくるので、すでに第9世代になっています。
価格がなんと¥24,800〜ですよ!!他社は戦々恐々としているはず!
Redmi Note 9Sのすごいところ
1. 6.67インチの大型ディスプレイを採用!
寸法 209g |
防水/保護 Corning Gorilla Glass 5 |
解像度 1080 x 2400 FHD+ |
最大輝度/レート 60Hz |
指紋認証 |
イヤホンジャック |
6.67インチは現在流通しているスマホではかなり大型の部類に入ります。よく言えば大画面!悪く言えばデカイ、重いとなります。重量209gはかなりずっしりときますので、重さが気になる人は要注意です。
ディスプレイは液晶なので、指紋認証ボタンはディスプレイ内に埋め込ません。今回はいつもの背面から側面(右サイド)に移動しました。この指紋認証ボタンが電源ボタンを兼ねています。
ハイエンドモデルだと3.5mmオーディオジャックを搭載していないことが多いのですが、本機種はちゃんと搭載しています。何気に赤外線通信も備えてます。
2. ミドルクラスにしては高性能なチップを採用!
OS MIUI 11 |
SoC Snapdragon 720G |
メモリ LPDDR 4X |
ストレージ UFS 2.1 |
SDカード |
Antutuスコア |
システムチップSoCはSnapdragonのミドルハイクラスの720Gを搭載してきました。Antutuスコアで27万点程度あり、一昔前のハイエンドレベルの性能があります。
メモリもストレージも余裕のサイズ。ほとんどのゲームでストレスなく遊ぶことができるでしょう。
3. このクラスなのに4眼レンズですよ!
リアメインカメラ Samsung S5KGM2 ƒ/ 1.79 1.6µm |
広角 Omnivision OV8856 ƒ/ 2.2 |
マクロ Samsung S5KE9 |
深度 GalaxyCore GC02M1 |
フロントカメラ Omnivision OV16A1Q |
手ブレ補正 |
このクラスでキチンとした4眼カメラを備えているのは珍しいと思います。
光学手ブレ補正が付いていないのが気になりますが、メインカメラはSamsungのGM2なので、そこそこの画像を得ることができるはずです。解像度はMAXで8000 x 6000 PXもあります。
4. 日本の4Gバンドにもフル対応。技適も取得!
5G Band なし |
4G Band LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 |
Wi-Fi 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth V. 5.0 |
GPS GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, A-GPS |
NFC X非対応 |
DSDS ○DSDV |
USB Type-C |
海外で販売されているRedmi Note 9SはDocomoとauのプラチナバンドに対応していなかったのですが、日本で発売するにあたり、キチンと対応してきました。Softbankを含めて、全てのバンドに対応していますので、日本でも問題なく使用できます。
5. 大容量バッテリー搭載5020mAh!
容量 |
急速充電対応 |
ワイヤレス充電 |
継続時間 |
一昔前のスマホの2倍近くの容量になる5020mAhとう超大型バッテリーを搭載しています。急速充電は18Wですから、充電に時間がかかり過ぎるということもありません。
ただその代償として、重さが200g超えとなっているわけです。
Redmi Note 9Sとライバル機種との比較
HuaweiとOPPOの同クラス機種とスペックを比較してみました。Redmi Note 9Sはサイズもでかいが、スペックもライバルを凌駕しています。軽いのが好みならP40 Lite Eも選択肢になりますね。
ただHuaweiはGoogleサービスが使えませんので、単純に比較はできませんが・・・。
項目 | Redmi Note 9S | Huawei P40 Lite E | OPPO A5 2020 |
---|---|---|---|
重さ | 209 g | 176 g | 195 g |
厚さ | 8.8 mm | 8.1 mm | 9.1 mm |
画面サイズ | 6.67″ | 6.39″ | 6.5″ |
解像度 | 1080 x 2400 px | 720 x 1560 px | 720 x 1600 px |
画面種別 | IPS液晶 | IPS液晶 | IPS液晶 |
SoC | Snapdragon 720G | KIRIN 710F | Snapdragon 665 |
Antutuスコア | 274.596 | 182400 | 168000 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
メモリ規格 | LPDDR4X | LPDDR4X | LPDDR4X |
ストレージ | 64 GB | 64 GB | 64 GB |
SDスロット | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
イメージセンサー | Samsung S5KGM2 | ? | ? |
標準レンズ解像度 | 48 M | 48 M | 12.2 M |
広角レンズ解像度 | 8 M | 8 M | 8 M |
マクロレンズ解像度 | 5 M | ✖️ | 2 M |
深度用レンズ解像度 | 2 M | 2 M | 2 M |
バッテリー | 5020 mAh | 4000 mAh | 5000 mAh |
急速充電 | 18W有線 | 10W有線 | ? |
Amazon価格 | ¥24,800 | ¥24,800 | ¥29,480 |
Redmi Note 9S 国内正規版⬇︎
Redmi Note 9S海外グローバル版(Softbankのみプラチナバンド対応)⬇️
Redmi Note 9Sをフォトレビュー
今回は日本版発表直後にAmazonで購入してみました。
いつものRedmiらしい、ちょっと安っぽい化粧箱。その分、ボディにお金つこうてまっせ!
中身もあっさりですわ。・・あかんあかん一般人にもどろ。
本体がお目見え!いつものXiaomiシール。
下段には電源アダプターとUSBケーブルのみ!隙間があいているのは長めのEUプラグにも使えるようにですね。
付属品一式
電源アダプター。今回から18W急速充電に対応しています。プラグもちゃんと日本向け仕様になっています。充電器自体は22.5Wまで対応。
今回はホワイトを選びました。透明感のあるきれいめの色合いです。
ただ前回のNote 8 Proのホワイトがあまりにも綺麗すぎたので、それと比べてしまうとおとなしくはありますね。
4眼のカメラユニットは2×2のセンタリング形式になりました!
ディスプレイは大型の6.67インチIPS液晶。大迫力!もうファブレットに近い大きさです。Corning Gorilla Glass 5が採用されています。
右サイド。今回から指紋認証ボタンが電源ボタンと兼用になりました。便利です。
左サイド。SIMトレイ。フレームはプラスチックですが、ほとんど金属に見える仕上がり!素晴らしいビルドクオリティです。
ボトム側。エントリーモデルなので3.5mmオーディオジャックを備えています。
トップ側。赤外線通信ポートがあります。
カメラユニットの出っ張りが気になるという意見がありました。たしかに出っ張っていますが、のちほど紹介するようにケースを被せればまったく気になりません。
SIMトレイ。プレスチック製で、あまり力を入れると壊れそうです・・。Nano SIM×2+MicroSDなのでDSDS可能かつストレージ増設も問題なし!
ソフトタイプの保護ケースが付属しています。何も細工していないあっさりとしたケースです。
とはいえ、専用ケースなのでピッタリと収まります。
今回から、USBポートを保護するフタが付きました。これは好みの分かれるところです。
カメラユニットの出っ張りは保護ケースで隠れてしまいます。
素の状態で212gはやはり重いですねぇ。本体とバッテリーサイズが大きいので仕方ありません。
ケースは比較的軽めですが、それでもあわせて233gもあります。
Xiaomi Mi 10との比較、横幅はほとんど同じ。
縦幅はRedmi Note 9Sのほうが一回り大きいんです!
Redmi Note 9Sの使い勝手をチェック
上位機種に採用されている有機ELではありませんが、フルHDのIPS液晶ですから、とうぜんキレイです。
ちなみに本機種から?ちゃんと保護フィルムを貼ってくれています。ありがとうXiaomiさん!
フロントカメラのノッチはセンターのパンチホール。あまりかっこよく無いので、隠すことをお勧めします。設定から変更できます。
OSはAndroid10ベースのカスタムROMであるMIUI11が搭載されています。
MIUIの操作感は、オーソドックスなAndroidではありますが、マルチタスク画面が縦型2列とういうのが独特ですね。
あとなぜかドロワーに対応していないので、気に入らない方は他のランチャーアプリを導入することをお勧めします。Xiaomiが提供しているPocoランチャーが違和感なくフィットすると思います。
Antutuベンチマーク。25万点というハイスコア。この価格帯でこれだけの数値がでれば十分ですね(詳しくは下記記事ご参考)。ストレージはミドルクラスだとこんなもんでしょう。
【2022年1月最新】Antutu Benchmark ベンチマークをメーカー別にグラフ化!SoC別、インストール方法も
ゲームターボ機能があるので、集中してゲームに取り組むことができます。
PUBG
プレイに問題なく、発熱もほとんどありませんが、グラフィック性能的にクオリティがHDまでしか選択できません。
崩壊3rd
プレイはなんの問題もありません。他の機種でも同じですが、プレイ中はやや発熱します。
Redmi Note 9Sのカメラ性能をチェック
マクロレンズ搭載しているので、当然ながらかなり寄れますね。
Rakuten Un-Limitで回線契約すると5000円+1000円ポイント還元に!
1年間利用料無料で話題のRakuten UN-LIMITを契約すると5000ポイント還元されます。また期間限定で楽天サイトで1000円OFFクーポンも出ています。この機会にぜひ。
クーポン獲得・利用期間:6月2日〜6月30日
goo Simsellerで回線契約すると激安価格に!
goo Simseller(→ONCモバイル)では、毎度、回線契約(音声通話SIM契約)をすると端末価格が激安になるキャンペーンを展開していますが、今回はそれにXiaomiが初登場。最安の場合は4900円〜(税別)になります。MNPを検討している方はぜひ。
特価期間 2020年6月9日(火)11:00 ~2020年7月1日(水) 11:00
(1) 通常価格 15,200円(税抜)
- 対象オプション同時加入時 14,200円(税抜)
- 他社からの乗り換え時(MNP) 10,200円(税抜)
- 上記併用時 9,200円(税抜)
(2) 記念特価 10,900円(税抜)
- 対象オプション(*5)同時加入時 9,900円(税抜)
- 他社からの乗り換え時(MNP)(*6) 5,900円 (税抜)
- 上記併用時 4,900円(税抜)
価格破壊✖︎価格破壊だな。昼間の速度を気にしない方はOCNモバイルを検討しても良いと思うぞ。
OCNモバイルONEの詳細は下記ページへどうぞ。⬇︎
まとめ|相変わらずの鬼コスパ!
Redmi Noteはこれで3台目ですが、相変わらずの鬼コスパです。他社製品とスペックを比べてもらうとわかりますが、これだけの性能で25000円はちょっとありえないですね。
だからといって見た目が安っぽいとか、壊れやすいとかそういうことはありません。
正直にいうと、Xiaomi Japanはこの機種で儲けようとはこれっぽっちも思って無いですね。なぜかというと中国で販売されている価格とほとんど差がないからです。
日本仕様にするためにコストがかかっているはずなのに、それを価格に転嫁せずそのまま出してきました。日本での地位確保と激安というイメージを浸透させる作戦です。中国でもそうやって成長してきましたからね。
Redmiには他にRedmi 9とRedmi 9Aというさらに廉価版がある。これらの日本発売も期待されるところだな。
今後のXiaomiの展開に目が離せないですね。
- 25000円でここまでの性能だと文句は言えません・・・安すぎ
- バッテリー持ちは最強!!
- カメラもそれなりにキレイに撮れる
- Rakuten UN-LIMITをはじめ、国内キャリアにフル対応
- 重いデカイ
- カメラに手ぶれ補正なし
- やや高級感に欠ける
Redmi Note 9Sの評価
\ あわせて読みたい /
非公開: 【レビュー】Xiaomi Mi 10満を持して登場!これがシャオミの本気!本当のハイエンドを見よ【2021年9月最新版】ドコモB19対応で安心!輸入できる格安中華スマホおすすめ18選【SIMフリー海外通販】