【レビュー】エアーベッドSable SA-HF034が電動ポンプ内蔵なのに8000円⁉キャンプや来客に超絶便利!

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アン秘書

所長!とうとうキャンプ道具にも手を出したのですか??

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マーロウ

フッフッフッ。ワタシの長年の野望に気づいたようだね。アン君。実は15年来のキャンパーなのだよ。そのうち「Camp Gear Detecitive」サイトを作るからな!

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アン秘書

へぇー。それは楽しみですけど、その前に溜まっている原稿、全部仕上げてくださいね!

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マーロウ

やれやれ。世知辛い世の中だな。本業でも、趣味でも原稿締切だらけだぜ。・・・このベッド徹夜用にも使えるな!

キャンプにエアーベッドのすすめ

ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。

表向きはハードボイルド探偵ですが、実際はファミリーキャンパー歴15年の家族愛あふれる?パパなんですねぇ。これまで様々な失敗を体験してきましたので、キャンプグッズのレビューもお任せください。

エアーベッドを使うのは今回が3つ目。最初に使ったのは初心者らしくコールマンの結構しっかりした製品でしたが、最初からわずかに空気漏れしてて、一晩持たずガッカリしました。

2つ目がSableの下記のエアーベッド。結果的には空気漏れもなく快適に眠れましたが、手持ちのコンプレッサー(車の電源で作動)と空気入れ口のサイズが合わず、空気を入れるのに30分かかり苦労しました。

さて、今回は縁あってSunvalleyさんからSableのエアーベッドを提供していただきました。いつもの自腹購入ではありませんが、いつもどおりのレビューでいきますのでご心配なく。

さて、Sable社ですが、アメリカの寝具を中心としたメーカーで、アウトドアグッズも製作しています。

今回紹介するのは、Sable SA-HF034 |シングルサイズ エアーベッド です。

最初にざっくりと評価をいうと、8000円という価格で見ると、目的が合致すればとクオリティに対して価格が安く、リーズナブルな製品と言えます。

まずこの商品、どのような目的を持った方におすすめなのか解説していきます。

キャンプ用ベッドとして:硬い地面とさようなら

テントの中で寝るときって困りますよね。マットシートを敷いても、寝袋を敷いても硬いですよね。エアーベッドがあると快適になるのはキャンパーならご存知だと思います。

こんな快適なベッド持ち込んだら野性味に欠けるって意見もわからなくないですが、睡眠は大事です。ファミリーキャンプの帰りのドライブで事故起こしたら一生台無しですね。

ただし重量が5.8kgありますので、登山やバックパッカーにはもちろん不向きです。

Amazonのレビューをみていると、花見のベンチに使う猛者もいらっしゃるようで。高さがあるのでエアー「ソファー」として使うことも可能です。

来客用の臨時ベッドとして

これがオーソドックスな使い方で賞。来客が宿泊するとなったときにソファーに寝かせるのは恐縮です。とはいっても布団を用意していたら、狭い日本の住宅ではスペースが無くなってしまいます。

その点、エアーベッドならコンパクトに収納できますし、お客様もそれなりに満足してもらえるのではないでしょうか。

もしもの備えに|使いたくないけどあったら便利な使い方

徹夜で仕事する時に

働き方改革の時代ですが、ありますよね。どうしても泊まらないといけない仕事。でも寝袋よりもこっちのほうがたぶん疲れが取れますよ。

災害時の一時避難用に

あってほしくないけど、もし避難して体育館の床で寝ることになったら?寝れないですよね。ただ問題は電源。人力では無理です。車にシガーソケットからの変換プラグ(インバーター)を用意しておきましょう(後述)。

Sableエアーベッドの魅力5点

スペック一覧

最初にスペックを確認しておきましょう。

  • ベッドサイズ :(約)長さ203cm×幅99cm×高さ46cm(シングルサイズ。日本規格のシングルはアメリカ規格のTwin に相当するため、商品箱にTwin Sizeと記載)
  • 収納サイズ:33cm×34cm×22cm
  • 耐荷重: 最大300kgまで
  • 本体重量 :約5.8kg
  • ポンプの消費電力:100W
  • 材質:PVCポリ塩化ビニル(ベッド)、ABS樹脂(ポンプ)

1 電動ポンプを内蔵

なんと言ってもこの商品の一番の注目ポイントは、電動ポンプ内蔵ということです。エアーベッドの一番の問題はどうやって膨らますかですね。

エアーコンプレッサーを持っている家庭は少ないですし、電動ポンプを別売りで買うと、どこかにしまい忘れてしまいます・・。

本製品は内蔵しているので、電源があれば、オートで極めて簡単に膨らますことができ、なんと空気抜きまで電動でやってくれるのです。

大型のベッドなので、この作業が自動で行えるのはとっても便利です。のちほどのレビューでも詳しく紹介します。

ちなみに別売りの電動ポンプは2000円程度しますので、本体と電動ポンプの合わせた価格でこの商品と他の商品を比較すると良いと思います。

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マーロウ

電動ポンプとセットにするとはなかなか考えたな。

2 コンパクトに収納可能。狭い家で活躍します。

こういった普段使わないアイテムは保管場所が気になりますよね。本製品は折りたたむことができるので、コンパクト(33 x 34x 22cm)に収納できます。

部屋の隅やクローゼットに収納できるほど小さくなるので、場所も取らずお部屋のスペースを効率良く活用できます。旅行やキャンプなどのアウトドア活動に持ち運びも楽々!

3 ソフトな肌触りと丈夫な素材

表面には、フロック加工(フリースのような柔らかな素材)がしてあり、触り心地に配慮されています。生地は0.6mmの厚さのPVC素材(いわゆる塩ビ)です。0.6mmというとそんなに厚く思えないかもしれませんが、かなり厚いです。

接続部がなるべく少なくなるようなシームレス仕上げにしてあり、空気が漏れにくい構造だそうです。

内部構造には高強度繊維の採用しているとのことで、強度・安定感・耐久性・快適さに優れ、形崩れにくく、長期間使用が可能とのこと。

4 心地良い睡眠環境を実現

メーカーいわく、「ベッド内部構造に高強度素材を採用、I形構造で体型や姿勢の凸凹に合わせてフィットし、睡眠時の体をしっかりと支え、体圧分散により体への負担を軽減」とのこと。

I型構造というのはベッドの横方向に桟のような壁体を入れることをいうようです。従来品より特に端の部分がしっかりするそうです。

5 一年間安心保証!

12ヶ月+ 18か月(商品登録後)の安心保証とアフターサービスがついています。これはうれしいですね。

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アン秘書

外国のメーカーですが、日本の代理店が対応してくれるので安心ですね。

Sableエアーベッドを使ってみました

開封してみました

今回はキャンプ用を想定して、自宅の庭で開封してみました。

化粧箱は普通のダンボール箱。アメリカンな感じです。TWIN SIZEとありますが、日本のシングルサイズのことです。

スケール感をわかってもらおうと、横幅を測ってみました。約33センチです。最初見たときは、ちょっとデカイなと思いますが、ベッドが入っているので当然ですね。

箱に書いてある注意書き。穴が空いてしまうと台無しですので、ペット火気には気をつけましょう。

箱を開けてみました。箱は残しておいたほうが良いと思います。

一回り大きな収納袋に入っています。一回りというか、二回りくらい大きいです。ピッタリと作らないところがアメリカン??

留め具でしっかりと閉じられるようになっています。

こちらが本体。開封すると塩ビの匂いがします。いわゆる浮き輪などのビニールの匂いです。ワタシはそんなに気になりません・・。しばらくほっておくとわからなくなります。

セット内容は、エアーベッド本体、収納バック、補修シール2枚、取扱説明書。取説は日本語でも記載されています。

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アン秘書

補修シールがついているのは嬉しい配慮ですね。生地はかなり厚手ですが、キャンプだと穴があく可能性は十分にあります。

設置してみました

空気を入れる前に広げておきます。直に土の上に展開すると穴があく原因になりますので注意。

電動ポンプ部分です。スイッチをひねるだけの簡単構造。女性でも問題なく使えますね。

電源コードはこのように内部に格納されており。収納への配慮がうかがえます。

電源コードの長さは50cm程度ですので、延長コードがほしいですね。

ベランダから延長コードで電源を引っ張ってきます。日本の電源に対応しているので電圧を気にする必要はありません。

カーキャンプの時はシガーソケットから変換アダプター(インバーター)をかまして電源をとってくる必要があります。下記のような製品を車に積んでおくと良いですね。

全部広げてみました。角がややシートからはみ出してしまいましたが、皆さんはまねされないよう・・・。

スイッチをひねるとブォーンと空気が入り始めます。騒音は掃除機と同等ですね。日中は問題ないですが、夜間は気をつけたほうがよいでしょう。

結構なスピードで空気が入っていきます。2分もすればほとんど膨らみます。あとはお好みで微調整。5分もあればセットアップ完了!

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マーロウ

なんという手軽さ!これは楽ちんだ!!!

なお電源ポンプは加熱しすぎた場合、ブレーカーがついているので、自動で停止するそうです。ただし本体の方は入れすぎると破裂するかもしれませんので、様子を見て。

はい。このように膨らみました。結構な高さがあります。ベンチにする人の気持ちもわかりますね。

さっそく子供の遊び道具になってしまいました。上で飛び跳ねてもまったく問題ありません。

注意書き。空気栓はちゃんと押し込みましょう。引きずってはダメです。

高さを計測してみました。45cm程度ありますが、この時はやや空気を入れる量が少なかったように感じましたので、もう少し高さがでるかもしれません。

ワイドは約100cmですね。

身長178cmのワタシが寝転がっても余裕の広さです。オッサンのむさ苦しい姿をお見せして恐縮です・・。

屋外で使用するときの問題は汚れが付いてしまうことですね。子供がちょっと飛び跳ねるとこのように汚れてしまいます。ホワイトが清潔感あってイイのですが、屋外での利用を考えると紺色でも良かったのかなと思います。

室内での利用の時はシーツを掛けたほうがよいかもしれません。

電動ポンプで排気するので5分くらいで真空の様にペテャンコになり折りたたむと40センチ角くらいに小さくなって簡単に収納出来ます。

排気まで電動でやってくれるのはかなり便利ですね。手動だとなかなか空気が抜けず、撤収の際に面倒なことになりますがこれならバッチリ。あっという間に終わってしまいます。

いちおう手動の場合用に空気栓がありますけれども、通常は使う必要はありません。

たたみ終わりました。あとは収納袋にいれるだけです。女性にはちょっと重いですが、持ち運べないことはありません。

Sable エアーベッドのレビュー

本当は実際のキャンプで使用してみてレビューしたいところですが、そんなに都合よく予定もあいませんので、とりあえず庭でいちど試しに使ってみたのと、室内で2日ほど使用してみた程度の感想をお届けします。

◎デザイン

フツーな感じです。変なデコレーションもなくブルーとホワイトで落ち着いたデザインですよね。ただSableのロゴがちょっと大きいですね。SnowPeak製品みたいな格好良さは無いです。

あとは収納袋が薄くて安っぽいのが残念。しっかりした袋だと高感度がさらに増すところですが、この価格なら仕方ないですね。

◎機能性

やはりなんといっても電動ポンプです。スイッチ入れるだけで3分で完成です。電源を確保するのがキャンプのときの問題点ですが、自宅で来客用に使うのであれば、かなり便利です。

また空気をいれるだけではなく、排気までやってくれますので、ぺったんこになり、畳むのもかなり楽ちんです。

欲を言えば、空気を充てんした後の、狭い室内での移動のため、手掛かりがあると良かったですね。

◎収納性

この生地の厚みと電動ポンプを内蔵していることを考えると、この大きさは仕方ないでしょう。折りたたみマットレスやふとんのことを考えるとコンパクトさの優位はゆるぎません。

あとはバンドをつけてたたみやすくするだとか、収納袋をもう少しフィットするようにするとか、細かな注文はありますね。

◎寝心地

まずエアーベッドなので、コイルやスプリングが入ったマットレスには及びません。どうしてもポヨンポヨンしますし、動くとギシギシと音がします。

また構造的に端部は空気圧が弱いので、寝返りをうつとオチてしまうこともあります。まぁでもこれはどのエアーベッドも同じです。仕方ありません。

エアーベッドなりに寝心地はどうなのかというと、イイですね。しっかりと空気をいれることができますし、1泊や2泊程度なら我慢できます。厚みがあるので、しっかりとホールドしてくれてる感じがあります。

とくにキャンプならば寝袋より格段に快適です。

◎コストパフォーマンス

このクオリティで8,000円は十分割安な価格です。タイムセールだと6,799円になることもあるので、更にお得です。電動ポンプが2,000〜3,000円するので、それを割りひいて、5,000円台でこのクオリティがあるか、ぜひ調べてみてください。

まとめ|電動ポンプは超絶便利!一度試して見よ。

SableSA-HF034エアーベッドの評価
  • デザイン
  • 機能性
  • 収納性
  • 寝心地
  • コスパ
4

いや。初めて電動ポンプ付きを試してみたたのですが、とても満足できる製品でした。設置がとてもスピーディなので、いろいろと手間取るファミリーキャンパーにはとてもオススメです。

またいざというときの来客用にも備えておけますし、この夏、エアーベッドを探している方にはぜひおすすめです。

より高級品をお探しならこちら。

薄型をお探しならこちら。ポンプはありません。

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マーロウ

長文レビュー最後まで読んでくれてありがとう!おすすめできる商品なのでぜひ検討してみてくれ。

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アン秘書

Keepaなどのアドオンを利用して、タイムセールを狙うのがオススメね。