【Xtrons TB706APL】ホンダエディックスにAndroid車載カーナビを装着!その2ナビ性能編

Marlowe

皆さんはAndroid車載カーナビというものをご存知だろうか。インダッシュのカーナビを中華Android端末にしてしまうという恐ろしい世界である。これはガジェットギークのみに許されるのであって普通の人は決して真似しないように!今回はナビの性能についての報告だ。

Androidカーナビの種類

Androidカーナビ。もちろん日本のメーカーはこんな商品を作りません。自分たちのボロもうけなビジネスモデルを崩してしまうからですね。

いま日本で二大勢力なのはXtronsPumpkinでしょうか(移り変わりが激しいので1年後にどうなってるかわかりませんが)。どちらも日本では全く知名度の無い中華系メーカーですが、両方ともAmazonやYahooショッピングで買えます。 2ちゃんねるなどの書き込みを見てるとXtronsの方がやや優勢な感じですね。またXtronsは日本語ページと日本の代理店(のようなもの)があります。

XTRONSのサイト: http://www.xtrons.jp/

Pumpkinのサイト: http://www.autopumpkin.com/

私はXtronsを買いましたので、以下それの紹介です。

Xtronsは普通のカーナビやアクセサリーも販売しているので、クルマに詳しい方はご存知かも。 Pumpkinとの大きな違いは物理ボタンの有無です。Xtronsは静電式なのでボタンを手で触ってもわかりません。つまり運転中にボタンを探すのが大変です。チラ見をしないと探せないですね。

それに対してPumpkinは電源、音量、戻るなどの押し込み式ボタンがあります。ただ枠から画面が少し下がっているらしくそれが気に入らないと言う人もいます。Xtronsはのっぺりと平面です。

購入は2017年の11月。Xtronsの場合、選択肢は2つ。2DINサイズに収まる7インチのTB706か、画面飛び出しタイプで10.1インチのTB103です。2018年3月時点でTB706APLはTE706PLに、TB103は現在TE103Pにアップデートされていますね。 私の車の場合は2DINに収めないとかっこ悪すぎですので迷う間もなくTB706です。

なお私が買ったのはゼンリン地図データ付きMicroSDカード同梱の商品で、オフラインでもナビが付けるタイプでした。TEでは同梱をやめたのでしょうか?ゼンリンのナビソフトについては別記事で紹介します。

ちなみに同クラスのパンプキンの商品は次のタイプです。

以下、スペックを見ていきましょう。

基本スペック

TB706のスペックを紹介していくのですが、すでに後継機種のTE706が出ているので、合わせて紹介します。下記リンク先の情報情報も参考にしてください。

参考 (TE706PL) XTRONS 8コアAndroid8.0 ROM32GB+RAM4GBマイカーライフ専門店

システム

TB706APL TE706PL
OS Android 6.0 Android 8.0
CPU Coretex-A53 オクタコア Coretex-A53 オクタコア
RAM 2GB 4GB
ROM 32GB 32GB
Bluetooth  4.0 5.0

後継機種TE706の方がスペック的には優れています。OSがAndroid 8.0になり、RAMが4GBに増えました。ただしTB706の2GBでもカーナビとして使う分にはさほど困ることはありません。旧機種でRAM1GBの時代は明らかにメモリ不足が生じていたそうですが、私が使用している限りにおいてメモリ不足を感じる場面はほとんどなく、必要十分だと思います。スミマセン。複数アプリを展開するとやはりもたつきが出ます。4Gあった方がやはりいいですね!ただメモリ不足なのかSoCの性能なのかはいまいち不明。

Android8.0だとマルチウィンドウが使えるのですが、どれほど便利なのかこれは使ってみないとわかりません。マルチウィンドウで操作したりするとひょっとしたら2GBでは足りないのかもしれません・・・。 (追記2018.4.30)ベンチマークを計測しました。こんなものでしょう。

Tb706 antutu

Antutu v7

Tb706 geek

Geekbench

スクリーン

  TB706APL TE706PL
サイズ 7インチ 7インチ
解像度 1024×600 1024×600
アスペクト比 16:9 16:9

新旧スペック差はありません。解像度がHDにも満たない1024×600ピクセルですが、画面が小さく、スマホと違って遠くから見るので全く気になりません。他機種では800px程度のものもあるぐらいです。ちなみに4K Video Format対応ですが、データに対応しているだけで画面解像度が低いので再生してもさほど意味がありません。

視野角はさほど広くありませんが運転席や助手席からみる分には問題ありません。ただ上下は狭く、下から見上げるようにするとだいぶ暗く感じます。また輝度もそこまで高くなく、日中だと暗めの映像は見づらいときがあります。参考に運転席から見た画面の写真を載せておきます。

運転席から見たTB706の画面

Multi-touch Screenといちおう書いてあります。何点で測位しているのかわかりませんが、スマホほど精度はよくありません。(→計測しました。5点です。)

ただピンチやスワイプの動作に問題があるわけではなくカーナビとして実用上の問題はないでしょう(細かな操作が必要なゲームはつらいかもしれません…スマホをもっていればクルマの画面でやる意味はほとんどないでしょう)。

本体サイズ

サイズについては2DINサイズで、ユニット部分が 108×179×100mmフェースパネル部分が19×177×102mmとなっています。ただし取り付け編で紹介するように、2DIN用の取り付け枠よりほんの少し画面が大きいのです。他の方もレビューでも触れられているので、個体差ではないようです。私は仕方なくフィッティングパネルの方を少し削ることで収めました。

ネットワーク性能

ここからは新旧にスペックに違いがない(というか新しい方はわからない)ので比較表は省略します。

GPS

本体背面から付属のアンテナ付きケーブルを長く出すことができ、ダッシュボード上に設置できます。感度も悪くありません。どの程度の衛星を掴んでいるかは下の写真をご覧くだださい。

ダッシュボード上に設置したGPS受信機

GPSの受信状況

本機種には通常のカーナビやスマホと異なり加速度センサーがついていません。どうなるかというと、GPSが受信できない箇所(トンネルなど)に入ると位置を見失います。また起動した直後などではクルマの向きが変な向きになっていることがあります。私は実用上さほど気になりませんが、気になる方はやめておいたほうが良いでしょう。

Wi-Fi

本体背面に付属のアンテナを差し込むことで使えます。スペック表記が見当たらないのですが、2.4Ghのみで5Ghには対応していないでしょう(屋外なので5Ghはほとんど意味ないと思いますが…)。

また内蔵される形になるので、ダッシュボードが邪魔をして感度が悪くなるようです。分解中だとつかんでいた電波が、収めてしまうとつかめなくなってしまいます。 車内での通信は問題ないですが、屋外のWi-Fiと接続するときにやや問題ありです。クルマにもよると思いますが、アクセスポイントから障害物なしでも6〜7m以上離れると厳しいようです。

本体背面に接続されたWi-Fiアンテナ

ラジオ

モジュール内蔵ということで専用の差込口があります。私のクルマの場合は既存のアンテナからのケーブルが端子形状の問題なく差し込めたので、感度に特に問題なく、AM、FMともにきちんとつかめています。ソフト的なことは別ページにて紹介したいと思います。

OBD2

OBD2とは心臓部のコンピューターと通信ができるシステムで正確な速度やエンジン回転数、移動距離の情報が取得可能になります。ケーブルではなくBluetoothでの接続で、通信にはクルマの方に専用のアダプターが必要となります。Xtrons社から次のアダプターが発売されています。

Yahoo!ショッピングのサイトからも注文できるようです。 ただ動作保証は取れていませんので自己責任で!→【追記】XtronsのOBDIIを購入し、エディックスに取り付けて動作確認OKです(2018.4.20)。

Bluetooth OBD2 II Car Auto Diagnostic Scanner Tool | Xtrons

Android上では情報を表示するアプリを入れます。Torqueというアプリがメジャーらしいのですが、私はまだ接続していないのでよくわかりません。アダプター2000円程度で購入できるようなのでそのうちチャレンジしたいと思います。

TPMS

TPMSとはTire Pressure Monitoring Systemのことで、自動車のタイヤ空気圧を常時モニタリングするシステムだそうです。これもタイヤのバルブに装置を取り付けて情報を取り出す仕組みです。Xtrons社から下記の商品が発売されています。 ※Amazonのレビューでは本機種では全く動作しないというコメントもありますので要注意。

Car Auto TPMS Tire Pressure Monitoring System for XTRONS Android Units | Xtrons

拡張性

MicroSDカードスロット

前面左下にスロットがあります。TB706は32GBまでしか認識しませんが、TE706は128GBまで認識するようアップグレードされているのはいいですね。動画を入れると32GBではやや物足りない感じがあります。私はゼンリンのオフラインナビ付きモデルでしたので、地図データが入った16GBのmicroSDカードが付属していました。スロットは一つしかありませんので、追加で音楽用や映像用のmicroSDを入れようと思うと排他利用になります。

microSDカードスロット

付属のXtronsナビ用地図データmicroSD

USB端子

本体背面に取り付けられる緑、黄色、赤の三本のUSB(TypeA)ケーブルが付属しています。3G/4Gの通信用ドングルを付ける場合はこのうちの1本に取り付けることになります。おそらく1Aですが電流も来ていますので充電もできます。

DVDプレーヤーと地デジ

両方ともついてません。DVDが見れないから買い直したのにとツッコミが入りそうですが…。ただ背面にビデオ入力端子(RCA)があるので外付けはできそうです(未確認)。

DVDについてはこれまでのDVD資産が無駄になってしまいますが、別記事で紹介するようにAmazonプライムビデオが使えるので家族からそんなにクレームでていません。

地デジについてはそのうち入れてみたいと思うのですが、チューナーが高いのでそこまで投資すべきかちょっと迷ってます。ちなみにエディックス購入時の2006年はまだ地デジに移行していませんでしたので、アナログチューナーしかついていません。

アクセサリー

説明書

機能を説明した簡易的な冊子がペラっとついているだけで、まったく役に立ちません。→言い過ぎました。取り付けについてはほとんど説明がありません。操作方法についてはそれなりに説明があります。後から読み直すとその理由もわかりました。「取り付けは決して自分で行わず、専門家に頼まないと危険です」と書いてあります。

したがってマニュアルには操作説明しか書かないとうことですね。DIYで取り付けにチャレンジされる方は各種サイトやYou Tubeの動画を参考にしてください(くれぐれも自己責任で。かなり難しいです)。本シリーズの第3回と第4回にて詳しく説明しています。

ユーザーマニュアル。かなり薄っぺらです。

その他付属品

ISO 型ハーネス×1、USBケーブル×1、GPSアンテナ×1、Wi-Fiアンテナ×1、取り付けネジ×8、各種ケーブル ケーブルがかなりの量があります。Yahoo!ショッピングのサイトにTE706の解説写真が掲載されていますので参考にして下さい(TB706と同じです)。なお電源やスピーカーまわりのケーブルはキャップがついているだけで何も加工されていないので、ギボシ端子で接続することになります。これはちょっと初心者にはハードルが高いです。

まとめ

カーナビとしての機能を果たすべく、それなりの機能は備えていますが、国産ナビと比べるとかなり独特です。DVDプレーヤーはついておらず、地デジも別途チューナーを揃えなくてはなりません。ナビも基本はオンライン接続で利用することになります。

そのようなデメリットを差し引いても、Androidが動作するということは様々なアプリを活用できるという楽しさがあります。そういうガジェットを楽しむという点以外にこのカーナビを導入する意味はほとんどありませんので、そこに興味のない方は国産ナビを購入することを強くおすすめします。 第3回は取付に必要なキットや工具などについて報告します。

【Xtrons TB706APL】ホンダエディックスにAndroid車載カーナビを装着!その3取付準備編

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