Zeblazeってあんまり聞いたこと無いメーカーですね。
中国深センにあるスマートウォッチ専業メーカーだ。意外に良い製品をつくっているぞ。
Zeblazeから新型Vibe 5 Proが登場!
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
今回は中国メーカーZeblazeから新発売されたスマートウォッチVibe 5 ProをBanggoodさんからサンプル提供いただいたので、レビューしていきます。
- G-SHOCKスタイルのスポーティタイプ
- ボディもディスプレイも大型。つくりはシッカリ。
- 本体の計測機能もアプリの性能も基本は押さえている。
- 価格が4,000円前後とお買い得。知名度はないがコスパ度は高い
Zeblazeってどんな会社?
前から気になってはいたのですが、Zeblazeってメーカーは知名度まったくありませんよね。なので少し調べてみました。ご多分に漏れず中国のシリコンバレーと呼ばれる深センに本社あり、スマートウォッチばかり作っている会社のようです。ホームページはしっかりと作られています。
製品は下記の通り多様なラインナップを揃えています。Vibeシリーズは価格帯から見てエントリークラスですね。Proは無印のやや上という位置づけのようです。
製品名 | 参考価格 | 画像 |
---|---|---|
Thor Pro | $139.86 | |
Thor | $124.28 | |
Vibe Pro | $38.99 | |
Vibe | $34.99 | |
Crystal | $19.79 | |
Neo | $43.50 | |
Hybrid | $45.00 |
Zeblaze Vibe 5 Pro のスペックをチェック
1. Gshockタイプのスポーツウォッチ!
ボディはやや大型です。ディスプレイはIPSで、電力消費を抑えた有機ELではないものの明るさは十分です。サイズは1.3インチもあるので大型です。
2. 計測機能は標準的。心拍や歩数など問題なし
スマートウォッチといえば心拍計測。当然ながら付いています。
運動計測も問題なし。8種類のモードに対応しています。
3. バッテリーと防水性能の標準レベル
バッテリー容量は180mAh。このクラスでは標準的なサイズですね。連続使用で7日持ちます。IPSなので持ちがこの程度なのは仕方ないところです。
防水性能はIP67。耐塵型は「粉塵が内部に侵入しない」、浸漬に対する保護は「水中に浸漬しても有害な影響を受けない」レベルとなります。水泳には使えませんが、日常防水になっていると思ってもらえれば良い感じです。
スペック一覧
-
画面サイズ
1.3インチ, IPS液晶, 240x240px
-
防水性能
IP67
-
GPS
なし
-
スポーツモード
8つのスポーツモードに対応
-
各種機能
心拍数モニタリング、歩数計、睡眠モニタリング、カロリーモニタリング、電話メッセージリマインダー、アラーム、ストップウォッチ、座りすぎリマインダー、カメラリモートコントロール
-
寸法
51.5 x 51.5 x 14.7mm
-
重量
約65g(ストラップなし)
-
ガラス素材
球状ミネラルガラス
-
ベゼル素材
亜鉛合金
-
リストバンド素材
TPU
-
Bluetooth
Bluetooth 4.0
-
バッテリーサイズ
180mAh, 連続7日使用可
Vibe 3に比べて画面サイズが1.22⇒1.3インチへと大きくなりました。またタッチ操作にも対応するようになっています。
Zeblaze Vibe 5 Proを使ってみました
外箱は予想外にかっこ良いです。中国メーカーとは思えません。10,000円くらししてそうな印象ですね。
中の梱包のしっかり。期待感をもたせてくれます。左側のケースに充電ケーブルが収納されています。ベルトのバックルはシールで保護。
マニュアルと充電ケーブルが付属品となります。
マニュアルはいちおう日本語にも対応しています。字が小さくて老眼のオッサンにはつらいところです。
スイッチON!。おっと中華ウォッチぽいフェイスですねぇ。ちょっとがっかり。ベゼルは亜鉛合金で高級感があります。4,000円には見えません。
ただしボディの側面とボタンはプラスチックですね。ただベゼルとの違いはわかりにくいので金属にみえます。このあたりは価格的に仕方ないところでしょう。
背面。中央に脈波センサー。下部には充電用の端子。
反対側の側面。なにもボタンはありません。
Wearhealthというアプリでスマホと連携ができます。iOSとAndroid両方ともアプリが提供されています。
筆者はXiaomiのMi 9でペアリングしました。問題もなくスムーズに完了しました。
Wearhealthの操作画面。日本語対応しています。やや野暮ったいデザインですが、普通に使うことができます。中華メーカーにありがちな間違った日本語ではありません。
設定項目。基本的な項目は抑えています。普段遣いであればまったく問題ないレベルです。
結構大型です。標準のウォッチフェイスはあまり格好良くありません・・・。
ですが、こちらのフェイスのデザインはなかなかいけてます。まさにG-SHOCKという感じになりました。
装着感は悪くありません。バンドも穴の間隔が細かいので、細かく調整ができます。ですが、やはり大型ですので寝るときにはつけてられません。睡眠計測機能もついていますけれども・・・。
専用の充電器で行います。本体と充電器は磁石でくっつきます。小型なのがいいですね。
このようなかたちでひっつきます。
充電中の表示画面。
Zeblaze Vibe 5 Pro のレビューまとめ
以上、簡単に使ってみての感想です。
Pros. 満足な点
- ボディのデザインもビルドクオリティもしっかりとまとまっている。
- ベゼルが金属製でそれなりの高級感がある。
- 本体もアプリ側も操作感にもたつきはない。
- 機能と見た目から考えるとコストパフォーマンス度は高い
Cons. 不満な点
- 重い。厚い。
- バッテリーが7日しか持たない
- 知名度がない。情報が少ない。
- ソフト面のデザインがまだまだ洗練されていない。
- マイナーなためウォッチフェイスなどを第三者が提供してくれない。
Xiaomi Mi Watchの評価
いやぁ。Zeblazeなかなかやるな。この価格でこのクオリティを提供してくるとは。恐れ入った。デカイ時計、スポーツ系、アウトドア系が好きな方にオススメだ。
価格は安いですね。若者向け、あるいはスマートウォッチ入門用といった感じですね。
なお日本国内では恐ろしく高く販売されているので中国から輸入することをオススメします。
\ あわせて読みたい /
【レビュー】UMIDIGI UWatch 2!鬼コスパなスマートウォッチ【レビュー】10000円でカラー大画面!Amazfit Verge Lite版を使ってみた!【レビュー】格安スマートウォッチAmazfit GTR登場!金属フレームに革バンドでオッサンは痺れる〜【ビジネス向け】