新しく買った中華イヤホンが素晴らしいぞ!!
以前もKZ AS10で同じようなこと言ってましたけど、それよりもすごいのですか?
そうなんだよー。ワタシはいまモーレツに感動している!!
中華イヤホンのすすめ
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
近年の中国メーカーの追い上げは凄まじいものがあります。スマホは完全に抜かれてしまいましたが、オーディオ分野も追い上げが凄まじいですね。
今回は以前購入したKZ AS10とバランスド・アーマチュア(BA)×5いうモデルを購入してかなり満足したので、その上位機種を試してみたくなりました。そのときの記事はこちらから⬇
【レビュー】中華イヤホンKZ AS10がバランスド・アーマチュアイヤホンデビューにおすすめな理由5点!|格安BAイヤホン
BA×5はそのままに、ダイナミックドライバーを一つ追加搭載したモデルです。
いつもなら中国から輸入するところですが、今回はAmazonのWTSUN Audioで割引をしていて、¥6,299→¥4,639で購入できました。※2019年12月のことです。
- 高音質なイヤホンを試してみたいけど、あまり予算がない…
- バランスド・アーマチュアだけってどんな感じか試したい
- 中華イヤホンの実力を試してみたい
\KZ ZSXの価格調査はからどうぞ/
KZブランドについて
「Knowledge Zenith」の略称で、中国・深センのYuan Zeエレクトロニクス株式会社のブランドです。同社は、業界トップクラスの音響技術者をそろえ、音響設計の外観デザインと複合させた費用対効果の高い商品を提供することができます。
ケーブルを交換ができる仕様が特徴で、ダイナミックドライバー、バランスド・アーマチュアドライバー、その両方を採用したハイブリッド型を採用したヘッドセットを扱っています。
同社によれば、ヘッドセットにおける左右の許容差は2DB(国際的なヘッドセットの標準的な許容誤差は3DB)で安定して供給できるとのこと。
ちなみにCCAもKZの関連ブランドです。
KZ ZSXのセールスポイント5点
メーカーがうたうオススメポイント5点を紹介します。
1 低音パワーが強化。10mmダブルダイナミックドライバー搭載
前世代のデュアルマグネティックユニットをベースに、磁束をさらに最適化することで、磁気ギャップを小さくし、振動板の低域浮遊角を調整。全体的な低周波性能の向上をもたらし、より多くのダイビングを可能にします。
2 再び周波数帯域をアップグレード
カスタマイズされた中高周波バランスド・アーマチュアを追加。DWEKの中高域可動鉄を2セット、30095の高域可動鉄を重ね合わせることで、きめ細やかな解像度を実現し、さまざまな楽器の本来の音を再現します。周波数域が増えることで高域のディテールが豊かになり、ボーカルも充実したものになっています。
3 エルゴノミクスの視点からシェルを再設計
装着時の安定性が改良されました。人間の耳の輪郭に快適にフィットし、長時間使用でも苦痛のない装着感を味わうことができます。
4 物理+電子複合チューニングでバランスのとれた自然な音色を追求
合理的なキャビティ構造の設定により、各ユニットのボーカルチャンネルのバランスを絶妙に整え、縦方向の音場の深さが適切で、細部まで豊かで耐久性に優れています。
5 ケーブルは取り替え(リケーブル)可能
KZイヤホンの特徴として、ケーブル交換(リケーブル)ができます。標準でついてくるケーブルもしっかりとしたタイプですが、音質にこだわる方にとっては、よりグレードの高いケーブルに変更できます。
筆者は使用したことないですが、銀線やオキシジェンフリー銅線を使ったアップグレードケーブル(別売り)を組み合わせることで、付属のケーブルよりも更に音の輪郭が明確になり、広大な音場、より自然で透明感のある音質が楽しめるようになるそうです。
オプションでリモコン付きのケーブルにすることもできます。マイク付きですので、会話もできます。
KZ AS10のスペック
- カナル型
- ドライバー:10mmダブルマグネティックダイナミックx1|DWEK中高域バランスド・アーマチュア×2|30095 高周波バランスド・アーマチュアx1
- インピーダンス:24Ω
- 出力音圧レベル:111dB
- 再生周波数帯域:7Hz-40000Hz
- ケーブル:125cm 着脱式
- プラグ:Φ3.5mm ステレオミニプラグ 金メッキ
- プラグ :2pin (0.75mm)
- 重量 31g
KZ ZSXの外観をチェック
AS10と全く同じブラックな化粧箱です。
きちんと収納されていますが、相変わらず本体に比べて、格好悪い箱のデザインです。中国ぽい感じですね。
収納物一式。イヤープラグはSMLの3種類です。
イヤープラグを取り外したスピーカー部分です。
ちょっとピントがあってないですが、ケーブル接続部分です。
12ドライバーということで「12」がロゴとしてあしらわれています。AS10と異なり、基盤露出タイプではなく近未来型の流線型フォルムです。
銅線ケーブル。3.5mm端子です。
ケーブルを接続してみました。耳の上からケーブルを回すタイプです。
大きさはだいたいこんな感じ。
クイックガイド。日本語はありませんが、図をみれば大体わかりますね。
本体重量は8g。
2つで15gなので、7.5gかもしれません。
ケーブルコミコミで29g。
KZ ZSXの音質と装着感をチェック
装着感
ハウジングはやや大きめですが、さほど気になりません。耳の上からかけるタイプなので、安定性はありますが、耳にケーブルがあたる感じが気になるかどうか・・・私は気になりません。
カナル型なので長時間装着しているとやや圧迫感はありますが、そのあたりはイヤーピースで調整できると思います。
音質
※FiiO M6、リケーブル無し、エージング無しで聞きました。
筆者はこれが多ドライヤホン2つ目なので、まだまだ初心者レベルですが、AS10の弱点であった低音はダイナミックドライバーでかなり改善されていると感じました。
ジャズやビート系の音楽も問題なく楽しめると思います。
AS10と同様に、中音から高音にかけては解像度の高い素晴らしい音が聞けました。ありきたりな表現で恐縮ですが、これまで聞こえなかった音が聞こえてきます。とくに女性ボーカルの落ち着いた曲はとても美しく聞こえます。
ただ中音域の音で多重になってくるとポワンとした感じがするときがあります。とくにピアノの再生にやや籠もった感じを抱くことがありました。このあたりはエージングで変わってくるのでしょうか?
あとは他のレビューでも指摘されている通り、低音のダイナミックドライバーが強すぎて、高音の繊細さとミックスされたときに、ごちゃまぜ感があると言われればそんな気もします。
まとめ|これはお買い得!一度試して見て損はなし。
KZ ZSXの評価
いや。まぁ。こんなイヤホンに興味のある方は、それなりに音楽を楽しみたい方ですよね。すべてバランスド・アーマチュアのイヤホンって試してみたいけど・・・と思ったあなた。ポチッとやってみましょう。
クセは強いですが、楽しんでいただけるのではないかと思います。
もし低音を重視するのであれば、低音のみダイナミックドライバーにしたZS10もおすすめです。
アクセサリーも下記リンクからどうぞ。
長文レビュー最後まで読んでくれてありがとう!
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