RAVPowerから超大容量モバイルバッテリーが登場!
ガジェット探偵事務所へようこそ!所長のマーロウ(@marlowesgadget)です。
今回はスマホアクセサリーを手掛けるRAVPowerから新しく登場した超大容量タイプのモバイルバッテリーRP-PB2320をレビューしていきます。
大容量タイプはこれまで20,000mAhが主戦場でしたが、とうとう30,000mAhが手頃なサイズで登場してきました。
メーカーよりサンプルを提供いただいたので早速レビューしていきたいと思います。
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RAVPower RP-PB2320のセールスポイント3点をチェック
メーカーがアピールしているセールスポイントは次の3点です。
1. 90Wの高出力給電
USB Type-C使用時には90Wの高出力給電が可能。Macbook Pro 15.4モデルをわずか40分で0%から50%まで充電可能と、お手持ちのデバイスをより高速に充電可能
2. 30,000mAhの大容量
PB232は30,000mAhの大容量バッテリーを備え、お手持ちのデバイスを何度も充電することが可能です。持っているだけで充電の不安から解き放たれます。
3. バッテリー本体への急速充電にも対応
デバイス本体への充電だけではなくPB232本体への給電にも急速充電が可能。60W入力で給電する場合、わずか2時間半で満充電にすることが可能です。より早く便利にご利用することが可能です。
RAVPower RP-PB2320を類似製品と比較してみた
30,000mAhクラスとなると比較対象がなかなか見つかりません(名の知れない中華製品はいっぱいありますが…)。やや容量が違いますが、ライバルAnkerのPowerCore III Elite 25600 87Wと比較してみました。
項目 | RAVPower RP-PB2320 |
Anker PowerCore III Elite |
---|---|---|
商品 | ||
寸法 | 150 x 87 x 25 mm | 183.5 × 82.4 × 24mm |
重量 | 540g | 573g |
入力(USB-C) | 5V⎓3A 9V⎓3A 12V⎓3A 15V⎓3A 20V⎓3A 最大60W |
5V⎓3A 9V⎓3A 15V⎓3A 20V⎓5A 最大100W |
出力(USB-C) | 5V⎓3A 9V⎓3A 12V⎓3A 15V⎓3A 20V⎓4.5A 最大90W |
5V⎓3A 9V⎓3A 15V⎓3A 20V⎓4.35A 最大87W |
出力(USB-A) | 5V⎓3A 9V⎓2A 12V⎓1.5A 最大18W |
5-6V⎓3A 6-9V⎓2A 9-12V⎓1.5A |
最大合計出力 | PD 65W + iSmart 18W 合計83W |
78W |
バッテリー容量 | 30000mAh / 108.9Wh | 25600mAh |
対応プロトコル | PD 3.0 | PD 3.0 |
Amazon価格 | ¥9,999 (5%クーポンあり) |
¥10,490 |
まず形状が大きく異なります。厚みはほとんど同じですが、RAVPowerの方が長さが抑えられています。重量も約30g軽量ですね。
続いて出力性能ですが、両方ともPD対応で90Wと87Wの違いですからほとんど同じです。ただポート数がRAVPowerは1口ずつなのに対して、Ankerは2口ずつあります。
バッテリー容量はRAVPower製品の方がだいぶ大きいです。スマホ充電1回分の差があります。
価格はほとんど同じですが、クーポンを考えるとRAVPower製品の方が少しお得といえます。
RAVPower RP-PB2320の実機レビュー
それでは早速、実機をレビューしていきましょう。
いつものライトブルーを貴重にした化粧箱。すべて紙製品で梱包されており、環境への配慮もしっかりしているのは好感が持てます。
本体の他にはUSB-Cケーブル(C to C)
無骨な感じです。デザインより性能重視って感じです。
LEDランプで残量がわかるようになっています。
背面には充電仕様が記載されています。
充電ポート。USB-AとUSB-Cが1口ずつ。アウトドアなどで家族で共有する場合、USB−Cがもう一つくらいあっても良いなと思いました。
USBケーブル。C to Cです。
充電時の様子。
RP-PB2320のサイズチェック
RP-PB2320の大きさと重量をチェックしていきましょう
モバイルバッテリーとしては思いですが、10,000mAhを3つ持つよりは軽いです。
A4サイズのノートPCと比べてみました。
重さは538g。やはりけっこう重いです。片手で持つとズッシリときます。
RP-PB2320の充電能力をチェック
USBテスター(USBテスターAVHzY CT-3)で充電能力をチェックしてみます。
USB-Aポートの対応プロトコルです。こちらはPDには対応していませんのでご注意を。
USB-CポートはPD3.0に対応。QCにも対応しています。
バッテリー容量をチェック。抵抗を付けてフルチャージから使い切るまでのW数を計測します。公称値108.9Whに対して、95Whでていますので大変優秀です。
充電性能。モバイルバッテリーに充電するときです。65W出力対応充電器を使用しました。ちゃんと60Wで充電されています。
続いて給電性能。USB-Cポートを持つiPad Air 4。12W程度で充電していました。
Android スマホOnePlus 9 Pro。こちらも12W程度。
充電・給電性能はスペック通りで問題ありません。
RAVPower RP-PB2320の評価まとめ
実際に使ってみての第一印象は「ヘビーだけどパワフル!」でした。
結構重いので、かばんに入れて持ち運びは現実的ではないです。スーツケースならありかも。
筆者的にはやはり防災目的で一家に一台置いておきたいですね。数年前台風で停電したときにモバイルバッテリーのありがたさを痛感しました。スマホが使えなくなると情報が入ってこなくなるので、めちゃくちゃ不安になります(テレビも着かないので)。30,000mAhもあれば家族が一晩余裕で耐えることができます。
次にアウトドアでも重宝すると思います。キャンプするにも最近はUSB充電タイプの機器が増えてきました。スマホ以外にもランタンや懐中電灯なども充電できるのは心強いです。車に一つ積んでおけば安心です。
一昔前まで30,000mAh超えはけっこうなお値段しましたけど、10,000円を切る価格になってきたので、ぜひこの機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
RAVPower RP-PB2320の評価
総合評価
ヘビーだがパワフル!アウトドアや災害用に一家に一台備えておきたい!
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